「ドニー」 と 「ドミー」

－－ Dony's The Incredible Journey  －－

　昔々、それほど古くない昔に「ドニー」と云う不動産屋さんがいました。「ドニー」は栗きんとんが大嫌いだったので、儲かる不動産屋さんを止めて、月収１＄で自からＢ国（Ｂはドイツ語読み）の大統領になる事にしました。

　「ドニー」は４年間で、月収１＄の割には多くの成果を上げたので、多くの国民から「次の４年もお願いします」と頼まれて引き受けたのですが、そこに大先輩の「ドミー爺さん」が現れました。

　「ドミー爺さん」はその名の通り、ドミーニON社のジャンピングマシーンを使って、史上最高の得票数で「ドニー」を負かし大統領になりました。

　ところが、敗れた筈の「ドニー」の人気が以前より高くなり、史上最高の得票数で「正当」に大統領になった「ドミー」の人気が今一つ芳しくありません。

　それもその筈で、4年前に「ドニー」が大統領になって直ぐに前政権の政策を翻す為の「大統領令」に５本ほど署名した時には、「ドニーは独裁者だ」と非難していた「ドミー爺さん」が、今度は就任後１ヶ月で５０本以上の「大統領令」に署名して、前政権の政策をひっくり返したからです。

　「大統領令」の数の多さから、「ドミー爺さん」は自分が何にサインしているのかが分からなくなり、「近くに居たおばさん」に聞くと「黙ってサインしなさい」と言われたとさ。

　そうこうしている間に、「ドミー爺さん」の人気が更に低下し、その責任を「近くに居たおばさん」に負わせてクビにし、何故か人気絶頂の「ドニー」と入れ替えました。

　暫くすると「ドミー爺さん」は、座ってサインをするだけの仕事とは言っても、過重労働が祟って寝込んでしまいました。それからは「ドミー爺さん」に代わって、「ドニー」が大統領の仕事を引き継いでＭＡＧＡを完成したそうな。

　目出度し、めでたし。

－－　ドニーの不思議な旅　　終わり　－－


　2022年の中間選挙で上下両院共に共和党が勝利した場合、民主党の内乱が起こり副大統領が責任を取らされて辞任に追い込まれると思います。何せ「ドミー」は史上最高の得票数で大統領に就任したのだから、「ドミー」に責任が有る筈はありません。

　Ｂ国の法律は分からないのですが、現在の民主党副大統領が辞任した後に、共和党を離党した「ドニー」を副大統領に指名し、直ちに「ドミー」が健康上の理由で辞任したなら、「ドニー大統領」が誕生します。更に、2024年に再選されれば確実に「ＭＡＧＡ」が達成されると思います。

　これは、「ＤＳ」に支配された民主・共和系人民と、「ドニー」を支持するＢ国民の戦いです。その勝敗は「デジタル・トランプフォーメーション（ＤＴ）」の成功の如何にかかっています。

　不思議な旅で「ＤＴ」が成功すれば、秘密の旅で創られた「ＦＲＢ（ＤＳ）」による＄発行権を「Ｂ国政府（国民）」に取り戻す事が可能になり、「ＪＦＫの夢」が叶います。