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「塩分摂取量」 と 「体温」

2021年11月18日 | 医学・健康
 以前、「体温」「塩分摂取量」と「武漢ウイルス感染症」との関連性について書きましたが、今回は「塩分と体温」との関係についてです。

 体温の維持は、筋肉や内臓などの細胞内での「熱生産」によるものとされ、ミトコンドリアは「筋肉の震え」を伴わない熱生産に関わっていて、ベース電源の役割を果たします。一方、風邪を患ったり寒さに耐えられなくなった緊急時には、筋肉が震える事で熱を生成し体温を調整するようです。

 
寒冷地に住んでいる人は一般に摂取する塩分量が多めと言われています。それは、寒い時の体温維持には「塩分」が必要である事を示しています。塩分を摂り過ぎると血圧が上がり、血流が増える結果として体温が上がるのではないかと思われがちですが、多くの実験では否定されています。

 常識で考えても、寒さで血圧が上昇するのは、(毛細)血管が収縮するからであり、血流の不足分を血圧でカバーするだけなので、通常の血流量よりも増えるとは思えません。つまり、「血圧が高くなって体温が上がる」と思うのは気のせいと云う事です。寧ろ、寒くなると深部体温を維持するために、血流が減少し体表面の温度は下がります。

 実際には細胞の働きで体温が維持されています。細胞は「塩分(Na⁺/K⁺ポンプ)」の作用でエネルギーを熱に変え、体が温まるようです。汗をかくと気化熱を奪われ「体温」が下がり、同時に「塩分」が排出される為、体温が上がり難くなる事になります。殊更「塩分」を控える生活を続けると低体温症になるかもしれません。

 「低体温症」は外部環境が原因で発症することが多いようですが、体内要因として「塩分不足」以外にも、アルコールの大量摂取や、涼しい場所でのうたた寝や熟睡(ノンレム睡眠)なども考えられます。これらは、自ら「武漢ウイルス」に感染し易くしていると言えます。

 ヒトは体温が36.5℃を下回ると風邪に罹り易くなるとされています。37.5℃以上で免疫が活性化し、41℃以上ではガン細胞が死滅し、42℃以上になると本人が死滅し易くなりますww・・この微妙な温度差を利用したのがガンの温熱療法(39~42℃)です。

 武漢ウイルスに感染したくなければ「一日11g程度の塩分摂取」が良いようです。現在のWHO基準値は「一日5g」なので、国際基準が好きな人は感染しやすいと言え、若しかすると「総ては作戦通り」なのかもしれません。

 塩分の摂り過ぎで血圧が高くなり過ぎる人は「日本人では20%ほど」いるそうです。逆に言うと、80%の日本人は「塩分」を多少摂り過ぎても「血圧には影響しない」事になります。それどころか、「塩分」の摂取量を増やして高血圧症が解消したと言う人もいるそうです。

 塩辛いモノを食べて運動をし、体温を上げる事で感染症に罹り難い体質を維持するのが良いのですが、老人施設や病院では「減塩健康食」を食べさせて、運動も少なめにしています。当然、コロナのクラスターも頻繁に発生しています。これも「作戦通り」なのかもしれません。




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