テレビとうさん

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「世論誘導」 と 「報道機関」

2024年02月10日 | ニュース
 FNNの「プライムオンライン」によると、麻生副総裁が地元の福岡県での講演で、

この”カミムラ陽子”は大したもんだぜ。俺たちから見てても、このおばさんやるねぇと思いながら。少なくとも、そんなに美しい方とは言わんけれども、間違いなく堂々と話をして英語ももちろん、きちんと話をし、あんなことできた外務大臣、今までいません。

と「上川外相の外交手腕を高く評価した」と書いています。一方「北海道新聞」を含む多くの新聞ガミは「麻生副総裁の、上川外相の容姿や年齢をあげつらった発言」として記事にしています。

あげつらう(論う);物事の理非、可否を論じ立てる。また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う。

 発言の内で「容姿や年齢」に該当する箇所は「おばさん」「そんなに美しい方とは言わない」しかないのですが、新聞などではこれを「麻生氏は、些細な非を取り立てて大げさに言っている」と書いたことになります。つまり、この「些細な非」は報道機関の判断と言うことになります。

 「そんなに美しい方とは言わんけれど」は、麻生氏が「少しは美しいと思っている」と文脈から理解できます。つまり、これらは「理非・可否」を論じているのではなく、報道機関の判断通りに、「このおばさん」も含めて余計で些細な「ことば」を漫画チックに挿入したに過ぎず、講演の主題でない事だけは確かです。

 報道機関が「些細なことを大げさに言う」のは商売なのでショーガナイのですが、「取るに足らないこと」をソノ道の専門家が殊更大きく取り上げるのは、「おばさん」や「美人」は女性の評価基準としては重大だと感じているからかもしれませんww

 一方「ソノ道の専門家」が自身の公演で、「おじさん/おばさん」や「他人の美醜」を論うどころか、他人の人格を否定している動画すら散見されます。

 麻生太郎氏は、講演で「カミムラ(上川)陽子(外相)」の「外交手腕」を持ち上げたのですが、その外交内容は「外務省」の方針に沿っているようで、日本国民にとっては心配事の一つです。

 日韓関係では「対話を続けていくことができれば、過去の過ちを克服することは十分可能」と考えているようですが、特定アジアとの「対話の継続」が無意味であることは歴史を振り返ると明らかで、「過去の過ち」が何を示すかも不明です。

 また、「外交」とは言っても、日本が一方的に海外支援するだけで、若しもその予算を「財務省」が受け入れたら(と言うより、罪務省の方針かも)、世論誘導によって「そんなに美しくない女性首相」が誕生するかもしれませんww




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