「アルコール消毒」 と 「ワクチン」

　喉や鼻腔の粘膜はウイルスに対する第一防御壁で「自然免疫」と言われますが、粘膜をアルコール飲料で洗い流したり「ＰＣＲ検査」の時に綿棒で剥ぎ取ったりして、粘膜が再生される前にウイルスが付着した場合には細胞が無防備になり「感染」の確率が高くなるような気もします。

　通常は、体の外皮は「垢や脂肪」で覆われているので、これも「自然免疫」と言えると思います。手を石鹸で洗ったり「アルコール消毒」をすると、「自然免疫」を剥がす事になり、その後の「感染確率」が高くなるかも知れません。コロナウイルスの大きさは　0.1μmとされていますが、エンベロープの中身がウイルス本体のＲＮＡで、その大きさをネットで調べても分からないのですが、かなり小さいと思われます。

　ウイルス本体（ＲＮＡ）が、人の外皮から「経皮感染」するかどうかは分りませんが、少なくとも「喉や鼻腔」を綿棒でウイルスごと擦ると感染の確率は高くなると思います。

　アルコール消毒をすると皮膚の「防御壁」が消滅して、猫に引搔かれた傷が有る場合には、「ウイルスの侵入」を許す事になり、感染の恐れも出て来ます。しかし、人間には他にも多くの「自然免疫」を持っていて、中でも重要なのが「ＮＫ（ナチュラルキラー）細胞」です。「ＮＫ細胞」は異物を排除してくれるので、健康体なら感染しても違和感を覚えるくらいで「重症化」はしないとされています。

　健康体が最大の「特効薬」と言えますが、強制的に外皮に傷をつけ「ワクチン」を挿入した場合は「Ｔ細胞」に刺激を与え、本隊である敵ウイルスと戦う準備をするそうです。この時に「ヘルパーＴ細胞」の記憶機構を刺激するだけなら「副反応」の心配は無いのですが、「キラーＴ細胞」まで過剰に刺激すると運が悪い人は死ぬ場合も有るようです。

　ところが、「ワクチン接種後」に死亡した場合でも、接種と明確な因果関係が無ければ「ワクチンの副反応」とは認定されないようです。

　一方、「ＰＣＲ検査陽性後」に死亡した場合は、感染と明確な因果関係が無くても「ＣＯＶＩＤ－１９」による病死者と認定するようにＷＨＯから通達が来ているそうです。この両者に違いがあるのは、「ワクチン」の場合は製造メーカーや国家が関与している為に賠償責任の問題が生じ、「ウイルス」の場合は（今のところは）誰の責任も問うことが出来ないからだと思われます。

　それは兎も角、外皮の傷口から経皮感染した場合は、ウイルスが細胞に侵入する前に「ＮＫ細胞」によって捕獲され、マクロファージ（貪食細胞）などにより傷を修復している作業中は免疫細胞が活性化され、「Ｔ細胞」がウイルスの特徴を覚え、残りのウイルスを片付けてくれるような気もします。

　つまり、猫の引っ掻き傷のある人が「武漢ウイルス」による「経皮感染」を受けた場合は、「ワクチン接種」と同じ効果が有る事になります。「マクロファージ」には、抗原を摂取することでサイトカインを放出し、特定のＴ細胞を活性化させる働きが有るそうです。

　表皮修復時のマクロファージによって、サイトカインストームが発生したと云う話は聞いた事が無いので、「武漢ウイルス」の感染対策には、「ワクチン接種」よりも「子猫を飼う」ほうが良いと思います。