オメガねこ

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「選挙投票」 と 「アンケート調査」

2020年10月23日 | 政治
 アンケートの場合は「人気投票」や「美人投票」の傾向があり、これを利用したのがテレビCMでよく見る「顧客満足度は業界トップ」です。これは、例えば、A商品を使用している人に対して「A,B,Cの商品の内、最も満足できる商品をお選びください。」と質問すると、多くの場合は「A」が過半数を超える結果になります。

 更に、「最も得票数の多かった商品に投票した回答者の内から100名様に【A商品】をプレゼントします。」とキャンペーンを張ると、「A」の得票数は跳ね上がります。これを「美人投票」と言い「投資手法」の一つの解とされていて、「みんなが買う株式は上がる確率が高いので、自分も買う行動に出る」と云う事です。

 最近の「支持率調査」で感心したのが、アメリカの大統領候補に対するアンケート調査です。

① あなたは何方の候補に投票しますか?
② あなたの隣人はどちらの候補に投票すると思いますか?

の様な内容だったと思いますが、①と②は正反対の結果が出たようです。①の場合は「美人投票」に似ていて、「(周囲の)他の人が美人と思うだろう」と思う人に自分も投票する傾向があるとされていますが、②の場合は逆に「(周囲の)他の人には、自分の考えは理解できないだろう」と独善的な考えになる傾向が出ると思われます。しかし、今回の大統領選の分析によると「本心を回答すると自分に危害が及ぶ」からではないかとされています。

 集会で「トランプ支持」を主張した人が殺された事件もあり、自分の気持ちを(仮想の)隣人に代弁させた心理状態だったかも知れません。逆に、「トランプ支持」を主張する人が、民主党員の知事に危害を加えた例もありますが、これは謀略の可能性もあります。

 今回の大統領選では「郵便投票」が話題になっていますが、その中でも問題なのが「封筒に本人確認の署名」を要件とする投票です。誰が見るか判らない封筒に自分のサインを書いたら、危険を感じて「より安全な候補者名」を書く「美人投票」になりかねないからです。

 「手続き民主主義」では「選挙結果」が全てなので、その弱点を外国を含めた対抗勢力が利用しない訳がありません。「極右勢力」や「極左勢力」はその資金源が同じかもしれないし、単なる「偽旗作戦」かも知れません。まともな思考能力を持っていれば、敵対勢力を不法に攻撃すれば民意は離れていくので、組織として応援する側に不利になる活動はしない筈ですが、何故か応援する候補者の名前を公表して敵対勢力を攻撃したようです。

 この、一見すると矛盾する破壊活動は、アメリカその物を崩壊させる事が目的なら矛盾にはなりません。アメリカが崩壊して得する組織は世界中は疎かアメリカ国内にもいます。自分の住む町自体を城壁で囲って、安全地帯から口では「平和を主張」し、裏では武器を提供して混乱を誘導する組織も有るやに聞いています。

 「選挙結果」で混乱すると、アメリカ事変が起こるかも知れません。それは、「民主主義」を正しいとする勢力と、これに反対する勢力の戦いです。世界には、力で統治する方が正しいと信じている勢力が、右にも左にもいます。トランプは中道なので、両方から挑戦を受けています。




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