処置法研究室

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腐敗防止の新しい考え

2005-02-23 00:59:59 | Weblog
 蛋白質は腐敗します。
そのため、「全ての生物は腐敗すると言っても良いほどです」。
しかし、腐敗を起こす細菌類は多種多様です。
ヒトの遺体を腐敗させる物は「通性嫌気性」が殆どであり、特に体内からの
腐敗に限定すれば「通性嫌気性細菌」と考えても問題はありません。

 そのため、微生物学的に考えれば「遺体の腐敗防止」が違う考えで見えて来ます。
獣医学部卒や臨床検査学部卒であれば微生物学の実験や実習で行った事を考えれば分かります。
大事なのは「環境」です。
冷却も環境コントロールですが、他の方法も沢山あります。
これに気が付けば「細菌をコントロール出来ます」。

 倍数分裂のコントロールが「ポイント」です。
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