Cosi Fan Tutte

どきどき更新

演技力

2005年05月23日 | Weblog
授業は「自白」。刑事訴訟法の中で割と好きなトピックのひとつ。

授業の後、今週土曜日の模擬交渉の授業の準備で同じチームの人3名でT先生を訪ねる。事件の概要について書面だけでは分からない不明な点について質問をまとめて伺う。単に先生に質問するだけかと思いきや、先生いきなり事件の不動産会社の社長役(依頼人)になりきり、私たちも弁護士役を演じながら質問をしていくことに。
「で、相手方の女性とは以前から親しいお付き合いということですが、例えば2人きりで食事などには行かれたことはあるんでしょうか?」「いや1,2回ですね。向こうはなんか言ってるんですか?」とか、T先生もけっこうノリがいい。「ジェンダーと法」の授業の時にも思ったんだけど、弁護士って皆さんお芝居が本当にお上手でビックリする。リアルな修羅場を数多く見ているせいか、人の感情の機微を表現する演技が光る。弁護士から俳優になったら活躍できそうな人って結構多いのではないだろうか。