goo blog サービス終了のお知らせ 

エレキギター弾きの徒然日記

ウェスに、デュアン・オールマンに、スティーブ・レイ・ボーンに、ロベンフォードに、そしてGov't Muleしびれる日々

ERIC CLAPTON'S RAINBOW CONCERT

2007年11月20日 20時18分20秒 | Weblog

1970年以来ヤク中になって引きこもっていたエリック
クラプトンを、The whoのピートタウンジェントが中心
となってカムバックさせたライブでの演奏を収めた
アルバム。


メンバーはピート・タウンジェント、ロン・ウッド、スティーヴ・
ウインウッドを中心としたなかなか渋い布陣。
曲の構成は、CREAM、ソロ、DEREK&DOMINOS、BLINDFACE
などからの名曲を集めた1973年のライブベスト版である。
このアルバムは、14曲中、8曲は明らかにリリースされて
いないトラックと謳っている。
Layla、BluesPower、Bottle of Red wine、Bellbottom
Blues、Tell The Truth、Key To The Highway、Let It
Rain、Crossroadsとなっている。

デジタルリマスタリングでも何でもないが、音源が結構
よくて、70年代の音源でよくある低音量レベルということ
もないので、よく音が前に出ていて聴きやすい。

演奏は、ピート・タウンジェントが、がんばってコピーして
いる。Thewhoのようなバンドのメインマンでも、クラプトン
の曲をまるで少年のようにコピーして楽しんでいるようで、
僕はなんか笑ってしまった。

エリッククラプトンは現役として非常に長い間一線で活躍
しているミュージシャンなので、アルバムが多く、始まりに
何を聴いたかで、様々な印象があると思う。けれど、ギタリス
トとしてのクラプトンは、いとしのレイラ、DEREK&DOMINOS
ライブ、E.C.was here、そしてこのライブが真骨頂だろうと
思う。ヤクでよれよれだけど、演奏の芯はしっかりしている。
選曲も良いので、1970年初頭を知りたい方は押さえておこう。
1970年代の雰囲気に溢れるライブだ。


最新の画像もっと見る