
「友情」「愛と死」など、こぶたは武者小路実篤の作品が結構好きです。
どれも、主人公のひたむきさや、ストーリーの悲しさ、切なさが、
じわーっとくるようなところがよい。
「棘まで美し」とは、作品中に登場するバラの花について
登場人物が語り合うところから選ばれた言葉のようです。
巻末の書評にもありましたが、「バラは棘まで美しい」という言葉、
どことなく悪魔的な美しい女性を思わせるところがありますよね。
こぶたも、まさに書評のとおり、なんとなく男女の恋愛を描いた作品なのかと
想像していましたが、実はメインのテーマは違う気がします。
友情とさわやかな恋愛、絵画へのひたむきな想い、
このどれもが見所で、むしろ恋愛は二の次のテーマなのかな。
とにかく、主人公から見たふたりの青年の、絵画に対する情熱やら
プライドやら、ひたむきさ、誠実さ、、、、などが心を動かされます。
とても後味の良い作品、と言えます。
なんだか、現在より少し前の時代の作家の作品を読むと
言葉遣いや主人公の行動などがとてもいい雰囲気だと思うことがあります。
例えば、語尾が~よくってよ。とか、そうおっしゃい、とか、だったり。
通信手段が電報や手紙しかなかったり。
習慣や風俗?の違いもあるけど、倫理観の違いなどが伝わってきて
読んでいると、すこーし、現実を忘れて気持ちがゆる~っとなるような
そんな何かがあるような感じがします。
温泉宿なんかに持ち込んで、1泊2日で読みきる、なんてのがオススメな一冊。
どれも、主人公のひたむきさや、ストーリーの悲しさ、切なさが、
じわーっとくるようなところがよい。
「棘まで美し」とは、作品中に登場するバラの花について
登場人物が語り合うところから選ばれた言葉のようです。
巻末の書評にもありましたが、「バラは棘まで美しい」という言葉、
どことなく悪魔的な美しい女性を思わせるところがありますよね。
こぶたも、まさに書評のとおり、なんとなく男女の恋愛を描いた作品なのかと
想像していましたが、実はメインのテーマは違う気がします。
友情とさわやかな恋愛、絵画へのひたむきな想い、
このどれもが見所で、むしろ恋愛は二の次のテーマなのかな。
とにかく、主人公から見たふたりの青年の、絵画に対する情熱やら
プライドやら、ひたむきさ、誠実さ、、、、などが心を動かされます。
とても後味の良い作品、と言えます。
なんだか、現在より少し前の時代の作家の作品を読むと
言葉遣いや主人公の行動などがとてもいい雰囲気だと思うことがあります。
例えば、語尾が~よくってよ。とか、そうおっしゃい、とか、だったり。
通信手段が電報や手紙しかなかったり。
習慣や風俗?の違いもあるけど、倫理観の違いなどが伝わってきて
読んでいると、すこーし、現実を忘れて気持ちがゆる~っとなるような
そんな何かがあるような感じがします。
温泉宿なんかに持ち込んで、1泊2日で読みきる、なんてのがオススメな一冊。