続々・異風塵の雑記帳☆

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このブログでは飼い猫の話、つぶやき、趣味の短歌を掲載します。

ネコを捨てる罪☆

2017-11-12 10:12:14 | 日記
辺鄙な山あいに引越して来て3か月が過ぎました。
最近わが家に3匹の白い野良ネコ達がやって来るようになりました。
3匹の内、人懐っこい毛並みの一番汚いのが最初に現れ、最終的に3匹となりました。
じっと観察するとオスが2匹とメスが1匹で親子か兄妹かは不明です。
近所の方達の話では3匹が姿を見せるようになって1年ほどになるとのことです。
多少の差はありますが人懐っこいことから元は飼いネコであったのでしょう。
おそらく飼い主が飼いネコが産んだ子ネコ達の処置に困りこの地に捨てたのでしょう。
捨てられたネコ達に何の罪もないのですが人間のエゴの犠牲となった点、気の毒です。

傍に寄って来た3匹をざっと観察したところ、避妊・去勢の処置がなされてません。
メスネコの避妊には3から4万円、オスの去勢には半分程度の費用を要します。
せめて捨てる前に避妊・去勢の手術をしてから捨ててあげたら、
野良になったネコ達も数が増えることも無く何とか余生を送れるのですけどね。
最も3匹の手術となれば10万円近い費用を要しますから、
飼い主としては捨てるネコ達にそんな出費をするのは論外だったのでしょう。

このまま毎日餌を与え続けると多頭化することが十分に予想されます。
ネコは近親でも交尾し子供を産みますのでネズミ算式に増える可能性大です。
さりとてこれから寒い冬に向けて野良ネコ達は餌に窮乏するのは目に見えてます。
夏場は野ネズミを捕ったり昆虫類を食べて飢えを凌げますが、
冬場は餌も欠乏し飢えとの過酷な闘いとなるでしょう。
飢えた野良ネコ達から餌をねだられたらそれを無視するのは心が痛みます。
わが家にいる2匹のネコ達は飽満で餌を残しがちですから、
食べ残し等を野良ネコ達に与え続けるのは難しいことではないのですが、
その先のこと(=地域に野良ネコが増えること)を考えると躊躇してしまいます。

都会ならボランティア団体の方々が野良ネコの避妊や去勢をした後、
元の生活圏に戻して「地域ネコ」として見守っておられますが、
辺鄙なこの地ではそのようなことは望み薄です。頭の痛いところです。
元の飼い主に言いたい!!「避妊・去勢もせずに飼いネコを捨てるな!!」
「それは究極の無責任な行為だ!!」と。






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