園便り

園長 根元 由佳

春 よ 来 い                園長 小林葉子

2012-01-31 12:04:06 | 日記

 

 園庭の「わいわい池」には、このところ毎朝薄い氷が張っています。池で暮らしている生き物達は、池の下の方で春を待って静かにしているのでしょうか。

 それでも子ども達は、「子どもは風の子」の言葉通り、元気にお正月遊び(羽つきや凧揚げ)・ドッジボール等を楽しんでいます。幼児の合同体育では、玉入れや綱引きをして、まるで運動会のようでした。

 園庭は、いつ見ても子どもたちの笑い声とエネルギーが溢れています。

 乳児さんの方もその成長の早さには驚かされます。寝ているだけだった0才の乳児が1歩2歩と歩き出したり、1・2才の乳児は日に日に語彙量が増え、お話が楽しくなってきています。うさぎ組さんは、4月からは幼児組の仲間入りです。いつお部屋に行っても、乳児たちの可愛いしぐさの虜になります。

 今各お部屋では、2月18日の発表会に向けて、子どもたちは表現活動に取り組んでいます。この発表会は、子ども達の日々の活動の総合発表の場でもあります。お父様やお母様の前で、大きな声でお話をする・役になりきりお話の仕方を工夫したり動作をつける等、子どもたちにとっては大変なことです。イメージしたことを自分の動きと結びつけることが難しいのです。当日子ども達は力いっぱい頑張ってくれると思います。たくさんの拍手と温かな声かけをお願いします。「偉かったね。よくできていたよ。○○ちゃんやれば難しいことでもできちゃうんだね。お母様びっくりしたよ」等々。こういった励ましが、子ども達に自信を与え、次へのステップにつなげていきます。

 もうすぐ園にも鬼がやって来て、子ども達に豆をぶつけられ追い払われます。そして、立春を迎えます。立春の声を聞くと何か心華やぐ気持ちになりますが、寒さは続きます。子ども達の体調に気をつけ、春を待ちたいと思います。

               

 


新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。     園長 小林 葉子

2012-01-12 14:13:17 | 日記

  

 新しい年の始まりです。昇っていく初日に向かって、私は思わず手を合わせました。昨年は東日本大震災と、想像を絶する悲惨な出来事がありました。今年はこのような惨事のない明るい年になりますように祈りました。

 また、こども園に在職してずっと思ってきたことがあります。国の方向性がなかなか定まらず、書類などさまざまな点において、キンダー(幼稚園)・ナーサリー(保育園)と、同じ園の中で分かれているということです。どちらも子どもや保護者にとってのメリットはとても大きいと思うだけに、呼び方だけではなく、形の上からも一本化できることを願いました。

 私は昨年4月に本園に着任し、9ヶ月が過ぎました。この間、大きな事故もなく新しい年を迎えることができましたことは、保護者の皆様からのご支援・ご協力のお陰と、深く感謝しております。ありがとうございます。

 昨年末の終業式の時、私は風邪のため声が嗄れていました。それでも必死に語りかける私の様子に、子どもたちはいつにも増して、私の話を聞こうとしてくれました。私はその子どもたちの様子に、申し訳なさと感動を覚えたのと同時に、子どもたちが日々育っていることに嬉しくなりました。その折、来年頑張りたいと思うことをお家の人と話してみるように、子どもたちに話しました。正月の団欒の中でどんなことが話し合われたでしょうか。今年は辰年です。「昇り龍」といって、「上昇の年」と言われています。子どもたちにとって、飛躍の年になるように支援していきたいと思います。

 4月になりますと、子どもたちはそれぞれ一つずつ進級します。らいおん組の子どもたちは、小学校に入ります。あと3ヶ月、最後の仕上げをしっかりして、こども園の卒園児として立派に、小学校に送りたいと考えています。

 職員室では、教職員が子どもたちからの年賀状を見ながら、「可愛い!」を連発していました。子どもたちのよりよい成長のために、教職員一同力を合わせて今年も最善を尽くしていきたいと思います。ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。