園庭の「わいわい池」には、このところ毎朝薄い氷が張っています。池で暮らしている生き物達は、池の下の方で春を待って静かにしているのでしょうか。
それでも子ども達は、「子どもは風の子」の言葉通り、元気にお正月遊び(羽つきや凧揚げ)・ドッジボール等を楽しんでいます。幼児の合同体育では、玉入れや綱引きをして、まるで運動会のようでした。
園庭は、いつ見ても子どもたちの笑い声とエネルギーが溢れています。
乳児さんの方もその成長の早さには驚かされます。寝ているだけだった0才の乳児が1歩2歩と歩き出したり、1・2才の乳児は日に日に語彙量が増え、お話が楽しくなってきています。うさぎ組さんは、4月からは幼児組の仲間入りです。いつお部屋に行っても、乳児たちの可愛いしぐさの虜になります。
今各お部屋では、2月18日の発表会に向けて、子どもたちは表現活動に取り組んでいます。この発表会は、子ども達の日々の活動の総合発表の場でもあります。お父様やお母様の前で、大きな声でお話をする・役になりきりお話の仕方を工夫したり動作をつける等、子どもたちにとっては大変なことです。イメージしたことを自分の動きと結びつけることが難しいのです。当日子ども達は力いっぱい頑張ってくれると思います。たくさんの拍手と温かな声かけをお願いします。「偉かったね。よくできていたよ。○○ちゃんやれば難しいことでもできちゃうんだね。お母様びっくりしたよ」等々。こういった励ましが、子ども達に自信を与え、次へのステップにつなげていきます。
もうすぐ園にも鬼がやって来て、子ども達に豆をぶつけられ追い払われます。そして、立春を迎えます。立春の声を聞くと何か心華やぐ気持ちになりますが、寒さは続きます。子ども達の体調に気をつけ、春を待ちたいと思います。