園便り

園長 根元 由佳

成長しています        園長   小林 葉子

2011-12-03 14:09:28 | 日記

 園庭の桜の木に残っている葉の数が、一日いちにち少なくなってきています。それでも子どもたちは毎日元気に走りまわり、縄跳びが跳べるようになったと見せに来てくれます。

 師走です。この言葉を聞くと「今年も終わりなんだ」という思いを強くします。

  作品展の作品がホールに展示されました。ホールの中は、「やってみたい」「できた」「たのしい」をテーマに、宇宙・レストラン・エルマー・柿・どんぐり・花・家など、子どもたちの夢がいっぱいに広がりました。これまで、子どもたちは一人ひとりの夢や思いを大きくふくらませて、表現活動をしてきました。出来栄えよりも子どもたちのどんな思いが、どのように表現されているかが大事なことです。ご覧いただき、子どもたちに認め・励ましの言葉かけをしていただければ有り難いと思います。

 

 朝、お部屋に入らないでぐずっている子どもがいました。クラスの友達の中の何人かが「一緒にやろう」と、声をかけてきてくれました。他を思いやる心が育っていることに、嬉しくなりました。子どもは、友だちの中での居場所が見つかり、安堵感を得ていくのです。

 

 ことりのお部屋にいきました。4月の入所の頃に比べ、どの子も成長しています。足もしっかりして歩くのが上手になり、私に関わりを求めてきます。しばらくの間、子どもたちを抱っこしたり子どもたちとお話をしている中で、いつもながら甲斐甲斐しく子どもたち一人ひとりと関わっている保育士たちの懸命な姿に、当たり前のことですが頭が下がる思いになります。

 

 本物に触れる

 園で茶道のほんの入り口の指導をらいおん組の子どもたちに、ホールに畳を敷いて行いました。子どもたちは、袱紗をつけ「脱いだ上靴をきちんと揃えて置くこと」「礼で始まり礼で終わる、礼儀」扇子を前に置いて正座をして、一人ひとりとご挨拶をしました。普段あまり座り慣れていない正座で足がしびれながらも、いただくお菓子につられて頑張りました。11月29日(火)には、お隣の弥生区民活動センターのお茶室で、お点前を見せて戴きお客さんをさせていただきました。初めていただく抹茶の味に子どもたちは、「苦いけどおいしい」「飲んでいくうちに甘くなった。」さまざまな、感想を持った様です。

本物に触れることにより、子どもたちの感性を育み、世界を広げていくことができたらと考えております。

 

 

 

 

☆11月25日 BSフジのポンキッキで当園が「園長先生のメッセージ」で紹介されました。

 http://be-pon.fujitvkidsclub.jp/contents/startscreen_mama.html 

  是非ご覧ください。