ちいさな幸せ

何気なく過ぎていく日々の中で感じていたい「ちいさな幸せ」。日々の記録を綴ることで確かめていきたいな。

夢見たものは

2009-07-11 14:14:58 | Weblog
夢見たものは
            立原道造

夢見たものは ひとつの幸福
ねがつたものは ひとつの愛
山並みのあちらにも しづかな村がある
明るい日曜日の 青い空がある

日傘をさした 田舎の娘らが
着かざつて 唄をうたつてゐる
おおきなまるい輪をかいて
田舎の娘らが 踊りををどってゐる

告げて うたつているのは
青い翼の一羽の 小鳥
低い枝でうたつてゐる

夢見たものは ひとつの愛
ねがつたものは ひとつの幸福
それらはすべてここに あると

・・・・・・・・・・・・・・・


今日は2号の高校の合唱祭。
音楽選択生500人がアカペラでこの歌を歌いました。
それはそれはみごとでした。
歌を聴きながら情景がみえてきました。
涙が出るほどいい歌でありました。

立原道造の詩は教科書でも習いましたよね。
なんでしょう、そのころとは違う感銘を受けるのでありました。
この歌のおかげで今日がとてもいい日になりました。
ありがとう。


あめふり

2009-07-09 08:03:12 | Weblog
仕事での移動中、
下校途中の小学生をみることがよくあります。
このところの不安定な天気で毎日傘を持たされてるのでしょう、
昨日も、黄色い帽子をかぶったかわいい一年生が
傘をぶらぶらしながら大きな声で歌っていました。
「あめあめふれふれかあさんがぁ~じゃのめでおむかえうれしいなぁ~」

おお、この歌はいまでも小学校でうたっているのか
‘じゃのめ‘ってなにか知ってるかな?

やっさんお得意のタイムスリップ。
やっさんは小学生にもどっっていた。
そのころ天気予報などそう当たるものでもなく
いまほど天気を気にしてなかったから
下校時に雨が降ってくることもそして傘を持ってきてないこともしばしば。

近所の何軒かがチームになっていて、
ひとりのお母さんが何本も傘を抱えて下校時に迎えに来てくれていた。
じぶんの母であれ近所のおばちゃんであれ、
傘をもってきてくれることに子供ながらとても感謝していたのを覚えている。
その光景はそのころ普通のことだったんだけど
いまでもほんわかあったかい思い出として残っています。

こういう思い出があるのって素敵。
うちの子供たちは大人になって
どんなあったかい思い出をもっているのだろうな。
母として
なにかしてあげてるのかな、
いつか息子たちがおっさんになってから聞いてみたいものです。

あ、おとといは文化祭の衣装
半徹夜で縫いあげましたよ。
持って行った息子曰く、
「母さんの縫った衣装、かなりクオリティが高かったで~
 申し訳ないけど追加でネクタイも頼めへんかなあ?」
ほいほいと(いそいそと)また夜遅くまで縫いものに励む馬鹿な母でした。

思い出は
母の・・思い出がやっぱり多いよね。
私もそんな母になれるのかな。

 

天使と悪魔

2009-07-07 13:42:25 | Weblog
またまたしばらく更新できなかった
毎日のように「介護ネタ」はあるのですが、
「ほんとに仕事しかしてないんだなあ、やっさんは。」と
読者の皆様に思われるのが嫌で投稿できないの。
いや、でも実はほんとに仕事しかしてないんですよ

ときどき時間調整のために「昼からあがり」の日があり、
先日も降ってわいた午後からの休みに、たまっている掃除もせず
映画に行ってしまいました。
そう、見たかった「天使と悪魔」です。

原作本はさいごの15%くらいを残して(だって結末分かったらしょうもないやん)読みました。
どんなふうに映像になるんだろう。
人が殺される場面が多いので、しかも殺され方がちょっとショッキングなので
ドキドキしながら見た。

う~ん
最初のほう、ものすごい飛ばして映画は進む。
ストーリーもまるで違うところもたくさん。
主人公の相手役の勝気で聡明な女性のキャスティングが
私の想像とまるでまるで違っていて超ガッカリ

バチカンの聖堂や名所などはとても美しく、
一度訪れてみたいものだと感激はしました。

結末を知らなかったやっさんは、
映画の大どんでん返しの結末にただただびっくりして
科学と宗教の融合について、すこし考えさせられたりもしました。
最初はちょっと???だったけど
迫力のある映画の最後にはとっても満足して帰れたのは良かった。

そして、残りの原作を読むと。。。
いやあ、また全然映画と違うのですね~。

原作と映画と両方楽しめた作品でした。
次はハリーポッターだわ!