トナカイ

クイズミリオネアを見ていた３号が聞いてきた。
問題は「北極圏に生息しない動物は次のうちどれか？」
ペンギン・トナカイ・クマ・もひとつは何だったか忘れちゃったけど。

「えっ？トナカイってほんとにいる動物なの？」

やっさんと２号は唖然・・・。
「いるに決まってるやろ・・」

「えーっ！そしたらほんとに空べるの？トナカイって？」

「・・・・・・」

「ほんとにトナカイの鼻って赤いの？」

「・・・赤い鼻のトナカイだけが空を飛べるのよ・・・」

「なんや、そうやったんや。だからサンタさんがプレゼント配れるんやんなあ。」

ほんまにまだ信じてた。
今年のクリスマスもまだプレゼントツリーの下に置いとかなあかんのかいっ！

あるお仕事

その方の人生については私は何も知らず
ただ1日4回　栄養と水分の補給　そして清潔を保つために通っているだけ。

その栄養と水分もこの暑さのなかほとんど進まず
夏の初めには聞かれたよいお声ももうほとんど聞くことができなくなった。

かたちのきれいな爪と長い指をみて
ときどき微笑まれる上品な笑顔をみて
関西のアクセントではない「「もう結構です」という声をきいて
勝手に９６年の人生を想像している。

深い息をして横たわっている姿は
正直　骨が透けてみえ　
このまま息が止まってしまってもおかしくないような
まさに人生の終末と思える　でもそれが悲しくはなく
「よくがんばられましたね」と声をおかけしたくなる
厳かなお姿で。

人生の終わりにはいろんなかたちがある。
むごい殺され方をした名古屋の女性のことが頭から離れなくて
（どうしてそんな亡くなり方をしなければならなかったのか？）

だから　目の前に横たわるこの年老いた女性は
本当に「幸せな」方なのだと思えたりするのです。

事業所の管轄の変更で
そんなおばあちゃまとも明日でお別れ。
明日は夜の７時半まで　やっさんがゆっくりみさせてもらいます。

夏祭り

８月最後の日曜日、我がマンションでは恒例の「夏祭り」が催された。
やっさんの住むこのマンションはとても古く（ホーンテッドマンション、とやっさんは呼んでいる）
この夏祭りもとても長い伝統があるのだろうと思う。

１５年前、入居したころのお祭は盛大でした。
焼き鳥や焼きそばなんかも焼いちゃって
お祭の日はもちろん夕ご飯はいりません。
ビール飲んでわいわいやって、最後はビンゴゲームで盛り上ったなあ・・。

Ｏー１５７騒動で食べ物を出すのをやめにしてからは
規模が縮小されてちょっとつまんなくなったけれど
相変わらずビンゴゲームの時間帯になるとわんさか人が集まってきて
盛り上りました～
やっさん今年は自治会の役員をしていて、「射的ゲーム」のお手伝いでした。
（といっても、ふだん役員会に出ているのはパパりんなので主にパパりんが）

同じマンションに住んでいてもなかなか会えない人たちがたくさんいます。
年に一度のお祭でそんな人たちに会えておしゃべりするのも楽しいものです。
ただホーンテッドマンションなので、引っ越していく人も多く、
知っている人がだんだん少なくなっていくのがさびしい。

家を購入することをあきらめたやっさん家なので
ここにずっと住むつもりです。
すこしでも楽しく快適に住めるようにみなさんと仲良くしていきたいものです。

なにもしない日

恐怖の６連勤を終え、ようやく休みにたどり着いた今日。
あれもしたいこれもしたい・・と張り切って朝から動き、
９時半にはバイオリンレッスンに行き、
スーパーでお買物をして帰ってきたとたん

ぷっつりネジが止まった。

買った品物を冷蔵庫に入れなきゃいけないのに
うまく入れられず時間がかかる。
どうにかこうにか片付けたら今度は動けなくなり（ほんとに！）
おふとんに直行してバタンキューと寝ました。
（まだお昼の１２時）
眠ることはできずにずっと起きてはいたけれど
身体を横にして休めただけでも少しは楽になり
ようやく夕方身体を起すことができた。

ずいぶん身体に無理をかけているんだなあ。
涼しくなったら少しは楽になるかなあ。
今日の予定でできたことは「介護福祉士」試験の願書を書いた、ことだけ。
これだけできただけでもよしとしよう。

身体をいたわるのが先決。

エロじい

暑い暑い毎日。
倒れそうになりながらお仕事。

昨日は「エロ爺」をお風呂に入れなきゃいけない日だった。
いままで入浴介助のお仕事は数々こなしてきたけれど
こういうタイプは初めてで、苦手。
まず、血圧を測ってから入浴なんだけど、
血圧計を置いてあるところにエロ本がどっさり積んである。

なんでも自分でできるくせに
「なにもできない～」と甘えて洋服を全部ヘルパーに脱がせてもらおうとする。
（じぶんでしろよっまったく）

ヨロヨロ歩くふりしてこっちの身体に触ってくる。
ほんとに腹のたつエロ爺だ。

病院の通院に付き添ってタクシーに乗ったら
「モーテル行こか」って冗談言ってくる。
ほんまにどうしようもないやっちゃ。

エロ爺にはいつもやっさん「毅然とした態度」で接している。
それ以上ゆうたらもうあんたのとこ来たらへんよっ！
くらいの気持ちで。

いくら寂しいからって　７０過ぎてヘルパー相手にエロいこと言わなきゃ
いられない人ってかわいそうだと思うけど、やっぱきらい！

ミュージック オブ ハート

無性に「もう一度みたい！」と思ったので借りてきて見ました。

メリルストリープ演じるバイオリン教師が
芸術に縁のなかったイーストハーレムの小学生たちに
バイオリンを教えていくという感動のトゥルーストーリーです。

練習の最初は「キラキラ星」。
ああ、やっさんもこの間までさんざん練習してたよぉ・・
オープニングに流れるのはバッハの「メヌエット第１番」
これは今まさに練習している曲だよ～。
アンサンブルにするとこんなにも素敵なんだ
やる気出てきた。
ラストはカーネギーホールでの演奏会。
子供たちが演奏するのはバッハの「バイオリン協奏曲ニ短調」
感動で鳥肌が立ちます。この場面だけは何度も何度も見ました。
そして決意するのです。
わたしもこれが弾けるようにがんばろうと。

巨大メダカ

暑い暑いと言いたくはないけど
これだけ熱いと（もうこの漢字が当てはまる）こぼしたくもなる。
熱いことがイヤというよりももう恐怖に近い気持ち。
アスファルトの上でバイクに乗ってると気分が悪くなってきて
利用者さんの家についた頃にはフラフラになっているやっさん。
アスファルトの上って４５度くらいあるんとちゃう？

さて、そんな中うちのかわいいメダカちゃんが１匹死んだ。
暑さのためか・・？この機会に水を換えてみようと水槽を掃除した。
（水槽は骨董品やさんで買った大きなすり鉢）
ホテイアオイを取り除き、金魚すくいのようにメダカちゃんをすくって
ちいさいバケツに移し・・

冬眠から７匹が生き残っており、１匹が死んだからのこり６匹。
ちゃんと６匹いました。ところが！
そのうちの２匹がとてつもなく大きく育っている
もうメダカとは呼べない、ちいさな鮎のようだ。
餌をやるときに水面に上がってくるのはチビたちばかりだったので気がつかなかった。大物たちはいつも水槽の底の方で悠々と泳いでいたのだろう。

ひょっとして死んだメダカはこいつらにいたぶられたのではなかろうか？

それ以来心配でいつも水槽を覗いているやっさんなのであった。

お料理は命がけ

今日もクタクタで家に帰り、さあ晩御飯の支度！と台所に立つ。
あれ？なんだか勝手がちがうぞ？
ガスコンロが油でベタベタ。台所の床もなんだか汚い。
フライパンをつかった形跡がある。
ゴミ箱にはチルドの餃子の空き箱が。

犯人は２号だ。

サッカーの練習から帰ってくるなり母は怒る。
「あんたお昼餃子焼いて食べたの？台所ベタベタなんやけど」
「お母さん、料理って命がけの仕事やな。餃子焼いて水をいれたら
　バチバチバチッってものすごくはじいてさ、顔もやけどするかと思ったわ。」
そうです、料理は命がけの仕事です。やっとわかってくれたのね。

怒るつもりだったのだけれど逆に褒めてしまった。
「失敗してだんだん上手になるんよ。自分で作ろうとする気持ちがあるのはいいことやね、懲りずにまた挑戦しいや」と。
「うん！頑張るわ！」
爽やかなお返事。

その後ろでまた１号が「明日の朝、野菜炒め大量に作っておいて！」と叫んでいる。こいつも自分で作れるようにならなければいけないのであった。

茶色の食べ物

毎日、塾へ行くのでお昼は外食の１号君。
どこかで食べているのかと思ってたらどうもコンビ二弁当らしい。
そんなことならお弁当作るよ、って言っても
手弁当を広げる雰囲気ではないらしく「いい」と言われた。

でも最近夕方になるとメールが入る。
「今日は野菜炒めたっぷり作っておいて！」とか
「茶色の食べ物だけは作らないで！」

つまり、揚げ物系ばかり食べていて野菜が不足しているのだろう。

とにかく野菜ばかり夕食にお食べになってます。
余り好きではないようだけれどお豆腐も食ってらっしゃいます。
まあこの子の食生活、将来一人暮らしをしても大丈夫系かな？
ってところですか。

川上村

うだるような暑さの中、毎日お仕事しているやっさんにとって、
３連休はとってもうれしいお休み。
心も身体もリフレッシュです。
きたるべき「お盆」に向けて、ベストな体調にしておかなくては。
（お盆には登録ヘルパーさんたちがたくさんお休みをとられるので補充にまわらなければならないの。１日６件はまわるかな。かくいうやっさんも１ヶ月前までは登録さんだったのに）

ということで、この日は行ったことないけど奈良県の川上村で川遊びをすることに決めて出発しました。

吉野川をどんどんどんどん上流まで行きました。
途中、海水浴場かと思われるほどの人ごみだった吉野川の川原。
だんだん人は少なくなって、たどりついたところはこの先もう道はないよ、という
ところの手前。

ものすごくきれいな川が流れていました。
見上げれば緑濃き山々。
ミンミンゼミやツクツクボウシ、ヒグラシも鳴いている。
気温も２９度と爽やか。

足がきれるかとおもうくらい冷たい水で川遊びを楽しんだ３号君。
母も入ってみましたが体が冷えてきてギブアップ。
いいとこみっけ！
こんどは簡単なバーベキューセットを持ち込んで
焼き鳥しながらのんびりしたいな。