格差是正

新聞やテレビで「格差是正をしなければならない」という名の元に

弱者支援という名目でお金を使わなきゃ・・・みたいな論調が目立つ。

政治屋も弱者支援とか生活再建とかまやかしの言葉で国民を騙そうとしてるけど

本来、格差是正はお金を配る事で行うのではなく、お金を吸い上げる（税金を取る）事で行うべきものだと思っている。

今の日本の大借金財政でお金を配る事で格差是正をして良い事は殆ど無い。

お金を配ると増す増す働かない人が増えて、税金・社会保険料を払わない人が増えるだけだから

お金を配る以上に国の支出が増える構図になっているから。

それよりは、まず相続税の最高税率を80％～90％にして巨万の富を築いた人からお金を取る

次に、所得税の累進性を上げて、高額所得者からお金を取る

最後に、最低課税所得額を引き下げて低所得者からもお金を取るような仕組みに税制を変えるべきだと思う。

何故最低課税所得額を下げるかというと、税金の本来の趣旨は

「みんなでお金を出し合って社会全体で必要なお金を賄いましょう」ということだと思うから。

例え所得は低くてもゴミは出すだろうし、警察や病院が無かったら困るだろうから、そういった

誰でも必要な事に対する一定の負担は生きている以上必要なんだという意識を持つ事が大切。

単に低所得者だからという理由で社会全体で必要なお金を負担しなくてもいいというのは個人的に抵抗がある。

例え月100円でも支払うべきだと思う。

消費税はお金持ちにとても有利な税制。例えば100万円の5％は5万円だけど

年収100万円の人の5万円はとても大きい金額だけど、年収1億円の人の5万円はハナクソみたいな額。

だから消費税は金持ち優遇税制。そんな税金が高率な欧米はいつまで経っても貧富の差が是正されないのは当然。

一方で消費税を上げて、もう一方で国民にお金をばら撒くなんて非常に無駄な政策だと思う。

結局、選挙で勝つ為だけに作った国の将来の事なんて何も考えてない奴らが考えた選挙対策でしかない。

そもそも、国会議員は国から貰ってる多額の給与以外に政党助成金や政務調査費など一人一人が莫大なお金を貰ってる

格差の象徴。

格差是正を叫ぶなら、まず国会議員の給与を国民の平均所得にして、公務員の給与も国民の平均所得にしてから叫んで貰いたい。

今日の支出：0円
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