先日、厚生労働省からよく分からない将来の年金支給見通しが
発表されたと報道された。
いつも思うんだが、日本人は試算オタクなんだと思う。
今回の予測もかなり適当な前提条件で試算しているにも関わらず大々的に報道されているし
地震や災害時の様々な試算はかなり多く発表されていると思う。
しかし、試算はあくまで試算であって、実際はその事がおこるまでどうなるか分からない
というのが本当のところだろう。
経済予測を見ていると良く分かる。
殆ど当たらないし、1度当てた人でも連続して当てるのは難しい。
たった1・2年後のことなのに。当たらない。
そんな事に政府は膨大な予算を掛けて適当な条件で次々と試算をしている。
そんなお金があったら、貯めておいて本当に災害などが起こった時の復旧に
使った方がずっと効率がいいと思うのだが・・・。
話が逸れたが年金の問題です。
日本の年金制度の根本的な問題は、
年金制度そのものが巨大なねずみ講組織になっている事だ。
基本的に加入者が増え続ける前提で制度が組まれている。
今、年金を貰っている人は自分で払った分を返して貰っているのではなく
現在我々が支払っている年金の掛け金から払われている。
将来我々が貰う年金も同じ仕組みなんだけど、
急激に進んでいる少子化で我々が定年を迎えた時年金が貰えるだけの
掛け金が集まるのかとても不安だ。
解決策はただ一つ、1度現在の年金制度を止めてしまって
自分の年金は自分で支払ったお金から貰える仕組みに切り替えることであるが
現在年金受給者への手当ては国が負担しなければならないので
財政的に殆ど不可能。
ということは、座して死を待つしかない。ということになる。
年金不払いが問題になっているが、結局はそういう奴が得をするんじゃないか？と
疑心暗鬼になっている。
私は、サラリーマンなので不払いなどはできないから逃げられないのだが・・・。
しかし、年金と同じような集金システムを誰かが始めたとき
マルチ商法として摘発されたりしないのだろうか？
今日の支出：0円
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