頭金0で家が買えます

というキャンペーンを遂に政府がやりだすそうな。

いかにも役人や自分の事しか考えていない政治家が考えそうな政策だ。

頭金0円で家を買うということは、それだけ多くのお金を借りなければならないので

返済期間が長くなり、当然金利の支払いも多くなります。
更に、頭金が全く無い人の多くは、生活がギリギリなんじゃないの？
もしリストラや賃金カットや残業代0円や病気・怪我などで収入が大きく減ったら
住宅ローン返せるの？
多くの場合、家は買った瞬間から価値がどんどん下がりますので、
もし、収入が大きく減って住宅ローンが払えなくなって家を売り払っても
大きな借金が残るだけです。

ですから、毎月ギリギリの生活をしている人が家を買うということは
人生において非常に大きなリスクを背負う事になるのです。

家を買うときに頭金が必要だというのは、家計にある程度貯金ができるだけの余裕がありますよ。
という事を証明するという意味もあるはずなのです。
ですから、家の価格の２割以上は貯金しましょうというような考え方が産まれるんですね。
目標を決めて貯蓄をすると自然と家計が締まってくるので
1石２鳥だと思います。

なのに、国がそういった事を無視して住宅メーカーと銀行の利益のためだけに
いわゆるサブプライムローンを推奨しているなんてとてもおかしな話なんです。
現在の金融危機の原因がサブプライムローンであると言う事に気が付いてないんでしょうか？
この政策の恐いところは、問題が表面化するのが10年後とかで
その時該当者となっている人は人生が大きく狂ってしまっていること。
さらに、今法律を決めてる国会議員の多くが居なくなってしまって責任を誰も取れないと言う事なんです。

ＥＴＣの助成とか、ソーラー発電の補助をもっと拡大した方がよほど国民の為になりそうなんですけどね。

今日の支出：オークション発送費　800円

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