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奥野泰弘 ブログ

ご覧いただきありがとうございます!日々ルール化できたことをつづります。

●社長の年収

2009年08月07日 21時05分06秒 | 工務店経営コンサルティング
今日は出社しての残務処理の日。

このところ絶好調なクライアントの役員報酬をどう決めたら良いものか?



この課題が頭をもたげていたので、

何人かのメンバーとコミュニケーションしたり、

また、ネットにて社長の年収を検索して調べてみました。



これまで、私が出会った中小企業の社長の中で、

最も年収が高い方で、1億円近くでした。



日本の上場企業の年収も調べて見ましたが、

歴史もあり、有名な製造業のサラリーマン社長でも

5千万円~1億円です。



ベンチャー企業や娯楽産業の社長は

3億だとか、15億だとかケタはずれ。



中小工務店のモデル企業では、

3千万から7千万という実態でした。



『企業の存在価値は、教育性の追及である。』と、

船井名誉顧問はよく言います。



ディスカウンター的、

切った張った的、

目先的に毎年、毎月、金を稼ぐという延長戦上には

教育性が高く、地域に必要とされる地元密着企業は無いと思います。



教育性を高め、地域で伝説に残る工務店になり、

社員が『○○工務店に勤めている。』というと、

『うぉ!良いところに勤めているね。』と、

返答が帰ってくる会社になる。。。



教育性を高めるためには社長に余裕のある心が必要です。

そのために精進することも大切ですが、

ある一定以上の収入と資産も必要ではないでしょうか?



そして、年収、資産が多い方のことも理解することで、

幅の広いマーケティング力を獲得することができます。




『会社の余剰金を1億円ためるか、社長の資産を1億円ためるか?

どちらが精神的に余裕ができ、会社の教育性を高めることができるか?』


後者だ、という結論にいたりました。



どちらにしても納税はしなければなりません。



で、いくらが適正なのかというと絶対的な答えはありませんが、

概ね3千万円といったところではないでしょうか?



これなら、年収600万円のリーダークラスの5倍程度ですし、

納税後1,800万円のうち800万円で生活をして、

1,000万円積み立てする。



10年で1億円の資産が獲得できます。



可処分所得が800万円ぐらいの金額だと、

一般生活者の意識からもブレないでしょうし、

ある程度、上質な暮らしもできるのではないでしょうか?



なおかつ、会社の経常利益率を10%以上確保し、

内部留保を年間経費の2年分確保できる。



財務体質の強い、小さな会社を短期間で目指すのが良いのではないかと考えます。



『年商10億円で、経営者の年収3,000万円を優先し、

営業利益を1億円出すビジネスモデルを構築する。



投資をするか?税金を払うか?



将来を見据えながら、



粗利の2年分の内部留保を持つ会社にする!』



これまで論理的ではなかったが、

1年前に目標設定した

中小零細工務店の一つのモデルと合致しました。



年収3,000万円を目指しましょう!



ダイエット日記(2008年8月開始)

スタート   95.0kg

現在     83.5kg

      -11.5kg

目標     78.0kg

      あと4.5kg
●船井総研 奥野 泰弘のプロフィール
http://www.funaisoken.co.jp/site/profile/profile_75.html

●船井総研 住宅・不動産コンサルタントWEB情報もご覧下さい。
http://www.fhrc.jp/

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