進化医学

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は晴れ時々曇り。予想最高気温は22度です。沖縄の桜前線は、本土のソメイヨシノと違い、北から南下してきます。そして、その前線が南城市まできています。同じ寒緋桜なのに、色が微妙に違いますよね、どうしてなんでしょうか、と悩むより見とれるくらい綺麗ですね。まさに、春という感じです。しかし、まだまだ寒い日が続きます、マスク手洗い睡眠をとります。換気の悪そうな所へは行きません。では、本題へ。

 

　これは動物界の進化的勝利を意味している。

 

　何らかのがん抑制機構を進化の過程で獲得したのだ。

 

　地球史上でもっとも巨大な個体を得た恐竜やクジラ、そして象などは、このような機構を備えているという必然性がある。

 

　このような理論を考えて、それを観察研究などで証明しようというのが「進化医学」。

 

　ある遺伝的病気の存在は、進化論的に「利益」を与えていたことを進化医学が示している。

 

　たとえば、アフリカには鎌状赤血球症の患者が多くいる。

 

　この病気を持つ患者の血液中の赤血球は鎌状に変形しており、毛細血管に詰まったりすることで、全身の筋肉や関節の痛みを感じることがある。

 

　しかし、この鎌状赤血球はマラリアに感染しにくいという「利益」がある。

 

　マラリアは命にかかわる病気であり、これにかかりにくいということは進化的に有益であるため、アフリカにはこの遺伝病が保存されてきたのだ。

 

 

　

　沖縄本島北部、名護市の海岸です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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