がん検診についての過剰診断の認識

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　台風18号は勢力を維持したまま九州地方に上陸しそうです。この18号は特徴として、台風から離れていても、風や雨が強くなるということ、すでに東海地方、三重県などは大雨のところもあるそうです。避難は早目がいいと思います。お気をつけ下さい。では、本題へ。

 

 

 

 

　がん検診についての臨床試験結果が無くても、がん検診を受けるべきかの「判断」は必要です。

 

 

 

 

　というより、検診の真価が伝えられないままで、人々はこれまでもその判断を行っていました。

 

 

 

 

　がん検診受診で寿命が伸びるかどうかの命題の回答はまだ得られていないことについては前回述べました。

 

 

 

 

　米国での医師対象の調査によると「検診で多くのがんがみつかれば、検診への受診で寿命が伸びることを意味する」と約半数の医師が回答していました。

 

 

 

 

　この結果は、医師は過剰診断による有害事象についての認識に乏しい、ということを示しています。

 

 

悠然と泳いでますね

 

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