脂溶性ビタミンに注意

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り時々雨。予想最高気温は20度と、沖縄にしては涼しいです。やはり、新聞報道によりますと、十月中旬から十一月下旬にかけての沖縄地方のお天気は、日照不足と長雨だったそうです。確かに、この期間に快晴の掲載はほとんど無かったと感じていました。室内干しが当たり前のようになっていましたからね。では、本題へ。

 

　ビタミンには、水によく溶ける水溶性ビタミンと、水に溶けにくくて油には溶ける脂溶性ビタミンがある。

 

　水溶性ビタミンの場合、大量に摂ったとしても、ほとんどが尿中に排泄されるので、あまり副作用は問題にならない。

 

　しかし、脂溶性ビタミンを大量に摂ると、ヒトの体脂肪に溶けて長期間も残存する。

 

　そのため、脂溶性ビタミンの取り過ぎによる副作用が時折認められる。

 

　たとえば、ビタミンDの取り過ぎによる高カルシウム血症、ビタミンAの取り過ぎによる頭蓋内圧の亢進による慢性頭痛などがある。

 

 

　

　沖縄本島中部、うるま市の海岸です。

 

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