おやじ達の青春夏

団塊世代のおやじ達が過ごした楽しかった青春時代の想い出の数々。

#17★★顔に畳の目地がクッキリと・・・

2013-08-31 | おやじ達の青春夏・エピソード
ある日の朝
「ブタマツ~・・・お前、また女の子・・・出来ないの?」
「何で知ってるの?」
「だって顔に畳の痕が残っているよ!」
「ほんとに~」
「お前、ここん所、何時もじゃない」
「そう言うなよ」
「チーターにテクニックを伝授して貰えば?」
「一緒に行って声を掛けてもチーターは上手く行くけど俺の方は駄目になっちゃうんだよね」
「俺だって、別に好きで畳で寝ている訳じゃないし・・・俺も布団の上で寝たいよ~」
友達が増えて来ると足りなくなるのが敷き布団代わりに使う三つ折りの薄いマット、
普通は立て長に敷いて使う物だが数が少ないので横に敷いて上半身を当てて多い時には一枚を3人で使う。
何時の間にか出来たルールで、このマットには使える優先順位があって、
一番の優先権は女の子で一人で一枚使う事が出来る。
次に権利があるのがその女の子連れてきた男にある。
したがって女の子に縁の無い奴はマット無しで、畳の上に寝る事になるのだ。
「冷たくて気持ち良いよ」
なんて言い訳する奴もいる。
コメント    この記事についてブログを書く
« #16★★さすがチーター | トップ | #18★★短い夏の終わり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

おやじ達の青春夏・エピソード」カテゴリの最新記事