おやじ達の青春夏

団塊世代のおやじ達が過ごした楽しかった青春時代の想い出の数々。

#31★★1967年・さぁ~夏だ、海だ、館山、北条海岸・・・

2013-12-15 | おやじ達の青春夏・エピソード
期末試験も終わり、
来週には梅雨も上がるらしい、
いよいよ一年で一番燃える夏休み。
高校生活最後の夏休み。
今年はいままでとは訳が違う車(トヨタ・カローラ)を買って貰ったのだ。
車はブラウンカラー、ボンネットのサイトミラーを外しドァーの三角窓下に付け替えドァミラーにした。フミオのムスタング、
ヨコセのアルファロメオ、
ナナモリのフェアレディ、
彼らと比べるとランクが低いが軟派は車だけじゃないと勝手に思い込んでいる。
海に家を借りるようになって今年で3度目の夏。
俺には車の無い2年間に鍛えた話術とユーモアがあるとこれも勝手に思い込んでいる。
今年は家を探しに来たのが遅かったので
良い所が借りられずしかた無く決めた家なので周りに家も多い住宅地だった。
庭も駐車場もなく垣根に囲まれた一軒家で
玄関を入ると左側に台所、その奥に風呂とトイレ、
右側に廊下、そして6畳と8畳の襖に敷きられた部屋と言った所だ。
3度目となると段取りも慣れたもので既に布団や食器等の荷物や
着替え等は期末試験が終った後に運び込んである。
グループも年々参加人数も増え友達も仲の良い者同士が集まりグループを作り枝分かれしていった。
その結果、借家も1件ではなく去年は3軒、今年は4軒と規模も大きくなった。
そして他のグループと差別化する為に去年から集まりに名前が付いた「Pabo Club」。
オタケの知人、アケミさんが「あなた達パーボーじゃないの?」と良く言っていた。
何時も馬鹿みたいに遊んでいるので
“パーボー”(韓国語で馬鹿と言う意味らしい)見たいと言っていたのだ。
他の女の子達から「あなた達って何の集まりなの?」とよく聞かれていたので、
前々から皆で何か名前を付けようと思っていた。
「パーボー」丁度いいのでそれをそのままクラブ名にした「パーボー クラブ」。
海の家の玄関前には木のまな板で作った “Pabo Club”の 表札もぶら下げてある。
高校最後の館山。
今年は夏休み中ず~といるぞ、
この時の為にパーティを開いたり、
毎月の小遣いから少しずつお金も貯めたしと張り切っていた時におやじに釘を刺された。
毎年、夏休みになると家に居無いのを知っているので
「ヤスノリ!車で海に行くのは駄目だからな~」と・・・。
「エ~~~駄目なの・・・」
「まいったな~楽しみにしていたのに・・・」

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