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元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

密貿易の女王の話 【奥野修司著 ナツコ】

2016年10月30日 | お勧め本
終戦直後の沖縄に密貿易を指揮した小柄な女性がいた。ナツコ

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ナツコ 沖縄密貿易の女王 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


■密貿易の女王

・・・・・・・・
終戦直後の沖縄。

米軍の統治下におかれた沖縄は、圧倒的に物資が不足していた。
米軍のからの食糧では足りない。
日本本土との交易は、禁じられている。

与那国島をベースにするナツコ。
荒波の中、台湾に小船を出し物資を交換する。
密貿易だ。
それを与那国で売る。
与那国で仕入れたものを沖縄本島に運ぶ。
占領軍や警察に見つからないように、上陸の機会を図りながらの行動だ。

そのなかでナツコは、誰もが認める密貿易の女王として異彩を放っていた。
・・・・・・・・

■与那国

現在、日本の領有権が侵されそうな沖縄~台湾の海域。
与那国島も、日本にとって重要なポイントです。

今は少ない島民と自衛隊の島のようですが、終戦直後は数万人の人でにぎわっていたんですね。
それも本土や台湾からわんさか人が押し寄せ、密貿易で一攫千金を狙った人たちで。

この本は、実話です。
痛快です。
沖縄以外との交易は禁じられていた沖縄で、人々が生きていく為に米軍の物資を盗んで売り飛ばしたり、日本本土や台湾との「密貿易」が盛んだったんです。
この時代にたくましく生きたナツコの物語。

冒険小説を読んでいるようでした。

当時の沖縄の様子もよくわかりました~


興味深い一冊です!


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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (イヴォンヌ)
2016-10-30 17:33:52
戦争直後を生きるたくましい女性の物語ですね。
なかなかおもしろそうですね~♪
返信する
Unknown (阪南市テクノ森田)
2016-10-30 17:41:52
終戦直後、危険な事がたくさんあったのでしょうね
アメリカ兵に苦しめられた女性も多かったはずです
返信する
Unknown (chiro)
2016-10-30 21:16:36
この話、知りません。
おもしろそうですね。
それにしても、沖縄は、江戸時代から、様々な国に翻弄されてきたんですね。
今も変わりませんね。
返信する
Unknown (にっしー)
2016-10-30 21:33:01
こんばんは。

今の時代、そして、今のタイミングで読むのには最適なような気がしますね。日本のお偉方と沖縄、中国と沖縄。大きな括りではなく、民間人ベースのつながりこそ、大切にしたいものです。
返信する
こんにちは (タッキー)
2016-10-31 17:55:17
密輸って聞くと、ものすごく悪い事のように感じてしまいます・・・
でも、そこに需要があるからこそ成り立つんでしょうから、それに生活に必要なモノが不足しているとなれば、法律的には悪い事なんでしょうけれど、実際には人の役に立っているという・・・

そうしなければ生きていけない時代だったんでしょうね・・・

本土と沖縄・・・「戦後」って言葉の重みに違いがあるんじゃないかと思う今日この頃です
返信する

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