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草上静思

屋敷奈津代です。日々さまざまな思いを重ねながら、美しい景色の土地で暮らしています。

松江カラコロ広場 * 中村成子先生

2009-07-16 08:57:18 | 日記
昨日は、雑誌「さんいんキラリ」で取材させていただいている、中村成子先生の梅のお話を聞きに、松江のカラコロ工房に行ってきました。

着物を着て行ったので、松江駅の観光案内所で「松江きもの歩き手帖」をもらってから、歩いてカラコロ広場まで向かいます。いい感じの古本屋を覗いたり、新大橋の上から大橋川を眺めたりして楽しみました。松江街歩きのカテゴリーも、作ろうかしら。

松江きもの歩き手帖を持っていると、ソフトクリームが割引になったり(passageさん)、粗品のうちわを頂いたり(和楽さん)、カラコロ工房の中だけでも、かなり嬉しい特典がありました!

なんと、地下金庫室(!)が、講演会場です。カラコロ工房の建物は、元は日本銀行だったとのことです。
講演会場は地下金庫室講演会場は地下金庫室 posted by (C)yashikinatsuyo

コーディネーターの高橋一清氏が、中村先生の著書『梅しごと』の中から、気になるトピックを中村先生に質問しながら、2時間の講演が進んでいきました。
中村成子先生(コーディネーターは高橋一清氏)中村成子先生(コーディネーターは高橋一清氏) posted by (C)yashikinatsuyo

本には載せきれなかったというレシピのコツを会場だけで披露したり、梅干しや梅エキス、10年物の梅干しの表面に浮いた塩などを、会場の40名弱の人たちにも試食させてくださったり、と、梅のことを深く知ることができた講演でした。

お話の中で「さんいんキラリ夏号」の名前を出してくださいました。夏号では、私も隠岐の海士町でつくっている梅干し「蘇婆訶(そわか)梅」の記事を書かせていただいています。
「BRUTUS」9月1日号にも、中村先生の活動が掲載されるそうです。

これからも、食に関する勢力的な研究、期待しております。

鬼婆梅、生田春月風胡瓜の梅酢漬け、袖師窯の壺

2009-07-12 15:03:03 | 日記
昨日、鬼婆餃子さんで梅を漬けた話をしたら、奥様が漬けた梅を分けて頂きました。塩の結晶が表面に浮かんだ2年もの、塩分20%の赤干しです。
果肉を、胡瓜の赤梅酢漬け(赤梅酢は自宅の)に散らしてみました。
鬼婆梅と胡瓜の春月風
鬼婆梅と胡瓜の春月風 posted by (C)yashikinatsuyo

生田春月の『草上静思』の中の随筆、「山峡にて」で、春月が胡瓜を梅酢につけて貰い、"まるできりぎりすのやうに、朝も昼も晩も、胡瓜ばかり食べる"という描写があります。
米子出身の春月は、「きりぎりす」を地元ではチョンギースと呼んで育ったので、もし、こちらの媒体に書いてたら、チョンギースと表現したかもしれないですね。
チョンが鳴き声、ギースはバッタの古語。私が子供の頃もチョンギースでした。
昔のことばが残ってます。

鬼婆梅は、松江の袖師窯のツボに入れ、母へ。

ブログ開設一週間☆

2009-07-12 08:26:21 | 日記
テレビで24時間テレビのマラソンランナー、珍獣ハンター・イモトアヤコさんを紹介する番組をやっていました。

ナレーターが、島根と鳥取を間違えてるし!

イモトアヤコさんは、母校の鳥取県の米子西高の制服に似せたセーラー服を着て、世界を飛び回ってるのです。めちゃめちゃパワフル。
3倍の距離のマラソン、がんばってください!

さて。今朝からブログの管理画面に週間のアクセス記録が表示され始めました。
一週間で430人の方に、1217回閲覧して頂きました。開設初日は記事を書いていないので、6日間で平均すると、一日71人の方々によって、202回ずつ読んでいただいていることになります。
ありがとうございます。

ブログをはじめてから、鳥取や島根のニュースを関心を持って見るようになりました。
地元の新聞や地元制作のテレビ番組も、いつもより注意して見るようになりました。

これからも旧型iPhone 片手に歩いて、地元のことを面白がります!



新宿西口エプソン看板の撤去に思う

2009-07-11 21:16:25 | 日記
新宿大ガード横のエプソンの看板がなくなっちゃったね。via @jedi_oki
米子市夜見町 30年前は酒か何かの看板だった米子市夜見町 30年前は酒か何かの看板だった posted by (C)yashikinatsuyo

昨日の日記の「小鳥ピヨピヨ」のいちるさんのエントリを読んで、呼吸するようにブログを書く、とか、生活の中にブログを組み込む、を実践する一環として、Twitterにアカウントを作ってみました。
アカウント名はna2yoです。
Twitterとは、ミニブログとか呼ばれていて、最大140文字の制限の中で、ピーチクパーチクと"さえずる(twit)"アメリカ西海岸発祥のWebサービスです。

そして、大変ショックな誰かのさえずり(twit)を目にしました。
新宿大ガード横のエプソンの看板がなくなっちゃったね。 - Photo: http://bkite.com/09tlI about 6 hours ago


あらら、鉄骨だけに。
新宿西口には稲田屋があるので、東京の米子出身者と食事をするときに、よく出向きます。山手線からも見えた大きな看板、照明が消えただけでもかなり街の印象が変わるのに、撤去されてしまうと喪失感もひとしおでしょうね。

私が幼稚園に入る前に住んでいた家の近くに、今でもまだ、鉄骨だけになった看板が立っていて、見るたびに懐かしさがこみ上げます。字が読めなかったので、記憶はおぼろげですが、筆文字の書体で、色は黄色が使われていたような気がします。雰囲気からいうと日本酒の看板かなあ。

新宿西口のエプソンの看板があった場所は、おそらく、すぐに別の看板が設置されて、新しいランドマークになることでしょう。そして、Twitterみたいなサービスを使って、通りすがりの人たちが変わりゆく姿を共有してくれることでしょう。

米子と境港の看板を残して置くのも、ここを離れた未来の誰かの喪失感を埋めるために、ぜひやっておきたいことですね。

ブログをはじめました

2009-07-06 07:51:15 | 日記
先週の土曜日の朝、テレビを見ていたら、奈良県で地元の情報をブログで発信している鉄田さんという方を追いかけるドキュメンタリー番組を放送していました。

ブログを通して、奈良が好きな人が集まって、奈良を楽しんでいたのがとても印象的でした。

私も生まれ育った鳥取県境港市と普段暮らしている隣の米子市の情報を発信して、一緒に楽しむ人が増えると嬉しいと思い、さっそくブログをはじめてみました。

ブログの名前、草上静思(そうじょうせいし)は、米子市出身の詩人、生田春月の随筆集の題名にあやかっています。

■「日々ほぼ好日」 - 「発見!人間力」 町作りは心づくりから
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/1cf7f23706a0e818485d146e7a7806a4