19年 西田無学の弟子である久保角太郎が「霊の友の会」を結成
30年 久保角太郎と小谷喜美が、霊友会を結成
38年 井戸清行が霊友会から独立し、思親会(伊勢原市)を結成
庭野鹿蔵と長沼政霊友会から独立し、立正佼成会(杉並区)を結成
44年 久保角太郎が死去 小谷喜美が実権を掌握
49年 占領軍の捜索を受け、本部から金塊とコカインが摘発 麻薬所持で小谷喜美が検挙
50年 関口嘉一が霊友会から独立し、佛所護念会(港区 伊勢参拝・神道との混交)を結成
宮本ミツが霊友会から独立し、妙智会(渋谷区)を結成
51年 山口義一が霊友会から独立、正義会(館山市)を結成
齋藤豊吉が霊友会から独立し、法師会(一関市)を結成
石倉保助が霊友会から独立し、大慧会(堺市)を結成
佐原忠次郎が霊友会から独立し、妙道会(天王寺区)を結成
53年 赤い羽根募金横領事件、闇ドル事件 贈賄容疑などで小谷喜美が検挙
64年 伊豆に「聖地弥勒山」 新教典「弥勒経」を創作
71年 小谷喜美死去 久保角太郎の子息である久保継成が会長に就任 若者をターゲットとした布教方針に転換
93年 側近幹部が、久保継成会長の女性スキャンダルを暴露 久保継成会長が辞任 濱口八重が後継会長に就任
濱口・大形派と久保派とに分裂
03年 久保派内において、代表役員である松本廣らが分派
04年 久保派が霊友会から脱会して独立 在家仏教「こころの会」(港区)を結成
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明治期に西田無学が提唱した法華経による先祖供養の行法を発端とする。
現在の霊友会には、大形派(港区)と松本派(港区)が存在する。
大形派は、霊友会という名称をめぐる裁判で勝訴したため、団体名称は霊友会である。
松本派は、日本国内において団体名称をITRI日本センターとしている。
政治的には自民党との繋がりが濃く、政治団体IICを通じて石原慎太郎を推薦・支持