石切・八起の口福ブログ

石切さんのちょい西で
  拵え設えやってます
   旬膳八起でございます

       

八起のおやじ・IN都美人。(前編)

2013-02-15 00:49:23 | 食・レシピ

まだまだ、寒さが骨身に凍みます

如月の八起の休日・・・早朝から

淡路島にふたりの酒屋はんと

AM5:40大阪を「いざ、出発!」

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まだ日も明けきらん内に、高速道路を

明石海峡大橋を渡って淡路ハイウェイ

オアシスに到着、暫しの休憩の後

今回の訪問先「都美人酒造」にふたたび

車を走らせまっせぇ~。

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どうにか約束の時間の前に無事に

蔵元に着く事が出来、早朝からの長距離

運転御苦労さんでしたF酒店はん。

さっそく蔵のほうへ伺いまっせぇ~

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杜氏の「山内はん」はこの奥で

作業中との話でっさかい、そちらの

方へ行かせてもらいまひょ。

蔵の中は、衛生面を考えて手・指洗いは

当然の事、手のひらのアルコール消毒

頭髪にも気を使ってキャップをかぶりまんねん

余談でっけど、蔵へ伺う時は柑橘系と

朝ごはんのお供「納豆」は厳禁なんや

そうで、皆はんも蔵へ行かはる時は

お気をつけてくださいまし。

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そうこうしてる間に杜氏の仕事場に

着きましたがな・・・ただ今酒米を蒸してる

真っ最中これから急冷して麹の元

「もやし」を振って麹室(こうじむろ)に

納める初めてのお手伝い、杜氏の経験が

ものを言う大事な仕事の一つとあって

わて、ちぃっとばっかり緊張気味でんねん。

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前の日に給水させておいた酒米を

スチームを使こて「おこわ」の様に

蒸し上げていきまんねん。

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すぐさま冷まして杜氏が「もやし」を振った

米を麻の布で包んで麹室(こうじむろ)の方へ

大急ぎ、「うぉ~い」の掛け声で室の中の蔵人に

「バトンタッチ」何度かこれを繰り返して

皆で何とかこなせて「ホッ」と一息・・・も、

束の間つぎの御用は「酒樽」の櫂入れ

宮水と麹元を合わせた酒の素に櫂を使こて

混ぜ合わせ三日ほどかけて摺り潰して

いくんやそうで蔵の人いわく最初の時が

一番きついんやとか・・・

ここは、若い酒屋のお二人にお任せしまひょ

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酒屋のFさん「たのんまっせぇ~」

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その間に、わてはこの日漉す「吟醸酒」の

酒樽を櫂入れする事に、なんでも満遍のう

漉し機に運べる様に常に混ぜとくんやそうで

こりゃまた気を抜かれへん仕事を仰せつかって

身も心もパンパン。

さぁ~この後まだまだ続く、八起のおやじの

ドタバタ酒蔵体験記どないになる事ですやら・・・

本日はここまで、次回後編のお楽しみに!


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