石切・八起の口福ブログ

石切さんのちょい西で
  拵え設えやってます
   旬膳八起でございます

       

春の香り・・・お届けしまひょ

2013-03-27 10:48:52 | 食・レシピ

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皆はん、これ・・・御存じですよねぇ~

そうでんがな、山椒の若芽「木の芽」Dsc_0532

いっぺん水で綺麗に洗ろときまひょ

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その間にすり鉢を用意してと・・・

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さっきの木の芽を乾いた布巾で

良う拭いて水気を取ってすり鉢に

入れて当たりまひょか、「あっすんまへん」

当たる言うんは摺り潰す事でんねん

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ゴリゴリ、ゴリゴリ綺麗に潰したら

色が変わらん内に玉味噌と白みそを

入れて素早く合わせまひょ

(玉味噌・・・白みそに卵黄、砂糖、酒

みりんで調味した味噌の事でんねん)

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さわやかな緑色になってきましたがな

それに加えて木の芽の清々しい香り

「あぁ~春でんなぁ」

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今からが旬の「竹の子」に鰹を

良う利かして焚きまひょ

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いっぺん寝かして味を含ませまひょ

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ほんまやったら、ここいらで

「筍の木の芽和え」の完成写真を

ジャジャーンとインサートしたい

とこでんねんけど・・・写真がおまへん

てっ事で急遽「竹の子ごはん」の

イメージでご勘弁を

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口いっぱいに広がる春の香り

これからの季節楽しんでおくれやす

写真でお見せ出来まへんでした

「竹の子の木の芽和え」も近日

八起の口福の逸品に顔を並べるはず

皆はんご自分の目、口で味おうて

みてくれはったら、わて「うれしおます」

春を拵えてお待ちしてまっせぇ


2013 ・呑もかい・喰おかい・楽しも会!

2013-03-13 11:34:05 | 食・レシピ

今年はどちらさんの蔵元も

新酒の出来が良い年でいつもより

苦心惨憺した結果、この8銘柄に

決めましてん。

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いつも見慣れた銘柄から

今回だけのレアもんまで

楽しなりそうでんなぁ~

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まずは、今回の主役

滋賀近江の「萩乃露・今朝しぼり」

酒屋はんが早朝より搾りたてを

瓶詰して届けてくれる春一番の

新酒の香り

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続いて、先日お邪魔さしてもろた

淡路の「都美人・薄にごり」

山内杜氏の技に舌を巻く事

間違いおまへん

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春と言うたら思い出しま

越後新潟の「越州・桜日和」

やさしい味わいが口いっぱいに

広がりまんなぁ~

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奈良からは、キヌヒカリで

醸した春に打って付けの

さわやかな酸が味わいの

「風の森・キヌヒカリ45」

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これまた奈良から、ハイカラな

ラベルが目を引く銘酒を一本

「梅乃宿・アンフィルタードSAKE」

うっすらと濁った澱がらみの香り

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今回、八起初お目見えの

滋賀近江「笑四季・Sensation」 

今まで味わった事がおまへん

さわやかな酸とほんのり後味の

うま味と甘味、春が口に広がりま

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ここは王道、八起でも昨年の

秋からおます静岡「開運」

無濾過純米のうま味がドーン

裏切りまへんなぁ~やっぱり

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おおとりを勤めますは、

この色合い濁ってますがな

三重の「八兵衛・にごり酒」

春でしか味わえまへん

この濃厚やのにさわやかな酸

にごり酒独特の舌触りとのど越し

元坂はんのこだわりの技でんなぁ

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主役たちが揃ろたとこで、

お客はんの手元に敷く

ランチョンマットを拵えまひょ

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日本酒に合いますやろか

引き立てておくれやっしゃ

今宵の肴・・・品書きも書き上げて

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お客はんが見えるまでに

すんまへん先によばれとこ

今宵の8銘柄の味見と確認?

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さぁ~店先に立て看板

「八起・酒味友遊(しゅみゆうゆう)」

いつでも、おいでやす準備万端

整いましたでぇ~

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今年も八起の春はここから

始めさしてもらいまひょ

「呑もかい・喰おかい・楽しも会」

3月7日~12日まで味わいに

見えてくれはった皆はん

春の「口福」ひと足お先に

楽しんでもろて、ほんま

おおきに、ありがとうございました。


イベントの仕込み!(新酒ウィーク2013)

2013-03-06 20:38:32 | 食・レシピ

今年もいよいよやってきました

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3月7日に近江から「今朝しぼり」が

届きまんねんって言うても知らん

お人には、分かりしまへんなぁ~

毎年、滋賀の銘蔵「萩乃露」はんから

酒屋はんが夜通し詰めた新酒を

せっせと運んでくれまんねん

今年はそれをメインにドドーンと

8銘柄のラインナップの六日間。

そないに言うても、そこは料理屋

アテが無いとなんぼえぇお酒でも

さみしおますなぁ~

って事で酒の肴を仕込みまひょ

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春の代表「菜の花」を綺麗に

洗ろて湯がきまひょ

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それをかにの身と合わせて

「お浸し」に拵えまひょ

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春の山菜の「うるい」も綺麗に

洗ろて五分(ごぶ)に切りまひょ

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椎茸と一緒に焚いて・・・

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胡麻和えに拵えまっせ

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和食には不似合なこちら・・・

「マスカルポーネ」、平たく言うたら

クリームチーズでんなぁ~

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わての店は開店当時から「白和え」に

「マスカルポーネ」を忍ばせてまんねん

クリーミーになるのは当然のところ

味わいも酷がグッと出まんねん

ご家庭でいっぺん拵えてみておくれやす

いつもの「白和え」が一段とグレードが

上がる事受けあいでっせぇ

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大阪言うたらこの季節、「春菊」

何でも日本第2位の生産量

使わん手はおまへん、先ほどの

「白和え」に「ぶなしめじ」と和えまひょ

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ようやく、富山湾内もんの春の風物

「ほたるいか」、目・口・甲羅骨を

抜いて今回は特製のタレに漬けまひょ

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良う皆はん「沖漬け」って

言わはるんでっけど・・・

舟の上で漬け込むから「沖漬け」

丘の上ましてや、わての店で

漬けてますよってに「店漬け」

ですやろか?素直や無うて

「どちらさんも、すんまへん」

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つづいては、「あわびの生姜煮」

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そんでもって「飯蛸のあっさり煮」

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春さかなの鰆は、一塩ふって

「みそづけ」にしときまひょ

そんな、こんなで仕込みも一段落

「さぁ~新酒ウィーク張り切って

   旨いもんこしらえまっせぇ~」

ほな、皆はん八起でお待ち申し上げます

       お客様各位   八起のおやじ        


春ですねぇ~!

2013-03-03 23:52:41 | 食・レシピ

ようやく弥生「春ですねぇ~

海の幸・山の幸「春の口福」が顔を

ちらほら覗かせて参りましたでぇ~

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魚へんに春と書いて・・・

「鰆・さわら」もようやく顔を出し

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九州から春告げ魚の「しろうお」も

バルーンに入って御到着

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富山の「生ほたるいか」は、味噌も

ちぃっと少ないでっけど出揃いました

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春言うたら、やっぱり「菜の花」

サッと湯がいてお浸しにしまひょ

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近畿の水甕・琵琶湖から「わかさぎ」と

5月の解禁漁に向けて、各河川に

放流されまんねん「あゆの稚魚」

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春の季語にもなりま「細魚・さより」も

ほっそり綺麗でんなぁ

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島根、宍道湖からは七珍の

「しらうお」も届いてまっせぇ

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福岡の合馬「竹の子」も追い鰹を

効かせて焚きまひょ

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ちまたでは、あなごの稚魚なんて

言われてまっけど、どうなんでっしゃろ?

これも春の代表選手「のれそれ」

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目・口・甲羅骨を掃除して・・・

「ほたるいか」の釜揚げも粒が揃て

きましたなぁ
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山口・萩から活けの「やり烏賊」も

元気よう泳いで届いてまんねん

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まあ~なんやかやで弥生3日の

上巳の節句の「ひなまつり」に

豆雛すしも拵えてお祝いしまひょ

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7日からは、八起の春恒例

「呑もかい・喰おかい・楽しも会」

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初日には、近江の「萩乃露」から

「春でんなぁ~」

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が到着予定、他にも7銘柄の新酒を

取り揃えてまんねん、皆はん首を長おうに

お待たせいたしました「新酒ウィーク」

3月7日(木)~12日(火)まで

どうぞ楽しんでおくれやす

心よりお待ちしてまっせぇ~

八起から春のお知らせでした