石切・八起の口福ブログ

石切さんのちょい西で
  拵え設えやってます
   旬膳八起でございます

       

さぁ、いよいよG・W。

2012-04-29 00:03:08 | 食・レシピ

「さぁ、いよいよG・Wでんなぁ

世間さんは、大型9連休なんて

言うとこもあるみたいでっけど

わての店に、暦は関係おまへん

いっつも通り商いさせてもらいまっせ。

まぁ、前置きはそれ位にしておいて

先だっての「竹の子ご飯」のその後。

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山城産の「竹の子」を常の通り

ぬかで灰汁抜きして、

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いっぺん、美味しい出汁で

焚いときまひょ。

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それを適当な大きさに包丁して、

具材はこれで完了。

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研いでおいたお米に、濃口で

味付けした、だし汁を注ぎ入れ

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先ほどの、刻んだ竹の子を

お釜に放り込んだら、「スイッチオン

(お揚げさんや、かしわの皮やらを

入れると「こりゃまた」コクが出まっせ

お家に無いような時は、サラダ油を

4~5滴入れても「かめしまへん」

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蒸らしまで入れて、約40分程で

焚きあがりぃ~。

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後は、お茶碗に「こんもり」

木の芽も添えて盛り付けたら、

お客はん、おまっとさんでした

「どうぞ、お召し上がりやす」


今日こそ、あれを拵えまひょ。

2012-04-23 00:07:02 | 食・レシピ

さぁてぇ~皆さん 今日こそ、

あれを拵えまひょか。

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そう、裏の畑の木の芽を使こて・・・。

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指先で、そお~と摘んだら

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冷水に漬けときまひょ。

こないにする事で、木の芽が

シャキッとしまんねん。

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それを、今度は乾いた布巾で

良う拭きまひょ。

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ジャジャジャ~ン、当たり鉢と

当たり棒で、木の芽を潰していきま。

(ご家庭では、すり鉢と、

 すりこぎって 言いまんねんなぁ)

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ゴリゴリ、ごりごり・・・・・。

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軸も葉っぱも、きれいに摺り潰したら

木の芽の色が変わらん内に、

ここで素早く玉みそと白みそを3:1で

当たり鉢に投入。

*玉みそ(白みそを玉子の卵黄と

お砂糖、酒、みりんで鍋煎りしたもん)

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グルグル、ぐるぐる・・・。

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「はい」出来上がり。

竹の子の焚いたんを細こう切って

和えたら「木の芽あえ」になりまっせぇ~。

世の奥さん方、拵えて見ておくれやす。

春の香りと、春の歯ごたえ贅沢にも

いっぺんに、楽しめまっせぇ。

本日は長々と御観覧、

  「えらい、おおきに」

ほな、この辺で御免やっしゃ。


頼まれもんでんねん。

2012-04-20 03:25:24 | 食・レシピ

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裏の畑の木の芽のくだりが

まだ、「つづく」のままでっけど

最近、八起は「深夜割烹」で

真夜中まで、にぎやかにさして

もろてます・・・ほんま、おおきに。

そやよってに、なかなかブログが

書かれしまへん。

そんな、こんなしてる間に次なる

お客はんのオーダーが。

「竹の子ご飯」が御所望の様で

それも・・・「山城産」の。

1年通じて1回ぐらいしか使わへん

竹の子とは、こりゃまた

「えらい、頼まれもんでんねん」

が・・・。

世の中、神も仏もあるもんでんなぁ~。

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市場の八百屋に、事もあろう事か

「山城産の竹の子」発見。

ほんま、わてうれしおます。

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ご覧あれ、立派な竹の子でっしゃろ。

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常の通り、糠と鷹の爪で

灰汁抜きしまひょ。

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落とし蓋(ふた)も忘れずに

コトコト、コトコト40~50分。

一昼夜、そのまんまにした竹の子を

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美味しい出汁で焚いときまひょ。

明日は、これをご飯に拵えるだけ

お客はん、どうぞお楽しみに~。

ひとつ言い忘れてましたが、

竹の子ご飯にも、

「やっぱり、木の芽」が附きもんです。

「えっ、これでお終い」

わかってまんがな、ちぃやぁんと

木の芽使こて「あれ」拵えまんがな。

今度こそ、皆はん乞うご期待。

ほな、お疲れさん失礼いたします。


新緑ぅ~。

2012-04-17 02:11:02 | 食・レシピ

随分前にも、言いましたが わての

店の裏に大家さんのお母はんが

拵えてる畑がおまんねん。

何年前でっしゃろか?ここに苗木を

植えたんです。

ちっちゃな、ちっちゃな山椒の木を・・・。

それが、すくすく育って春先には目にも

鮮やかな、「新緑ぅ~」を届けてくれま。

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どないです、春の新緑の香り。

これを使こて・・・あれを作りまひょ。

さぁ~て何を拵えるかは、次回の

お楽しみに取っときまひょ。

ヒントは、食べ合わせのええ塩梅の

「アレ」でっせぇ~。

ほな、次回に続くぅ~。