【注目！】春の訪れを告げる「ふきのとう」は、実は「春の毒物」だった！？

2024年1月21日（日）は、七十二候「欵冬華（ふきのはなさく）」でした。
つまり、ふきのとうが出始める頃です。

ふきのとうは、冬の寒さを乗り越えて、春の訪れを告げる「春の使者」として親しまれています。
しかし、実はふきのとうは、実は「春の毒物」だった！？

ふきのとうには、"チオシアン酸"という成分が含まれています。
チオシアン酸は、人体に摂取されると、中毒を引き起こす可能性があります。

具体的には、吐き気や嘔吐、頭痛、めまい、下痢などの症状が現れることがあります。
また、重度の中毒になると、意識障害や呼吸困難などの症状が現れる場合もあります。


ふきのとうを安全に食べるために、以下のことに注意しましょう。

１、ふきのとうを採取する際は、根元からしっかり採取しましょう。根元に残ったチオシアン酸は、葉や花に移行する可能性があります。
２、ふきのとうを食べる際は、十分に加熱しましょう。加熱することで、チオシアン酸は分解されます。
３、ふきのとうを大量に食べないようにしましょう。

ふきのとうは、栄養価も高く、おいしい山菜です。
しかし、上記の注意点を守って、安全に食べましょう。