田辺聖子さんの本を読んでドキッとした。
淀君、秀頼、絶対絶命のとこ抜粋するね。
淀君には 城を枕に討ち死にする という発想は無い。
彼女の考えるところは、寄せ手の心境を変化させるような奇跡が起こって
突如、救出の手を差し伸べるられるというような、まことに女臭い希望的観測である。もとより根拠も自信もないものだった。 そのため、いつまでも開運を信じる
心を捨て切れぬのはあたり前である。
と、まだ続くけど、淀君の愚かさ、ぶざまさを女の壮烈な美として書かれてる。
田辺さん天才。
で、ここ読んで思ったのが今日の株の強烈な下げ。 (特にマザーズ)
やんふうにはもう、ソンギリしか道は残されていないのに、隠れて震えている淀君と同じ心境。
大阪城は焼亡し焼け残りの干飯蔵の中にこもってまだ母子して生き延びる道をさがして僥倖を頼んでいる。
田辺さんやっぱり天才。 見て聞いてきたんか?と錯覚するわ。
やんふうが淀君、持ち株を秀頼に当てはめると今まさにこの心境。
やんふうもこのサゲは明日になれば戻る、神様お願いします。
と、根拠のない期待。でも、あっさり裏切られ、というか裏切られるって誰によ?
そして奇跡が起こることなく、生きのびることなく、震え泣くしかないんだわ。
いっそ、配当金も優待品もないマザーズの方がマシかも。
変に優待品来たらもうそれだけで家の中に貧乏神引き寄せているようで嫌だわ。
ソンギリ上等だったのにコロナショック以降性格が変わってしまった。
淀殿も幼い頃からの色々のせいで女の本能剥き出しのまま死んでしまった。
やんふうもこのまま死んでしまうの?(投資でよ)