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屋根裏としょかん

静かに世界が見える場所

~いい本はみんなでこっそり読むのだよ~

嗚呼、大人の恋愛小説・・新堂冬樹「誰よりもつよく抱きしめて」

2006-05-16 00:13:19 | ちょっとキケンな本
★「誰よりもつよく抱きしめて」(新堂冬樹/光文社)

純平が女だったら、こんな旦那いらないかも(笑い)
少しお話作り過ぎていませんか・・・
でも「誰よりもつよく抱きしめて」いいですね~こんな事
誰よりもじゃなく、誰でもいいから言ってくれないかな~(笑い)
こんな出だしだと、あんまりいい話じゃないのかしら?とか思わないでくださいね
とっても素敵で良い話なんです(笑い)

セックスレスと言うと、もう冷えきった夫婦を想像しがちですが
このふたり8年も経つのに子供のいないせいか、まるで恋人の様にに仲がいい
仲がいいから・・・
実は、水島良城(絵本作家)は「強迫的潔癖精神症」それにしても潔癖症とセックスレス
あまりにもつきすぎ・・・そこに絡むゲイの青年、榎克麻これもつきすぎ(笑い)
そんな克麻に妻の月菜は惹かれていく・・・
どこにでもありそうで「ない」(笑い)大人の恋愛小説

でもこの夫婦のお互い「ごめん・・・」と言う言葉が純平の胸に重く残ります
こう言う話は読む人が、心に感じて読めばいいと思うので(笑い)
ネタバラはこの辺にしときます(笑い)
でもラストはそれなりに感じて、とっても素敵に終わります。

新堂冬樹ってハードでアウトローな作家と思っていましたが、意外でした
そんなところが「本」っておもしろい

怪人純平

凍りのくじら予告編(笑い)

2006-03-05 00:44:48 | ちょっとキケンな本
凍った海の中に・・・沈んで・・・行く・・・くじら
なんと各章すべて『ドラえもん」の秘密道具
どこでもドアはどこでもいけるのか
藤子・F・不二雄が残した言葉・・・
「ぼくにとっての「SF」はサイエンス・フイクションではなく
「少し不思議な物語」のSF(すこし・ふしぎ)なのです」
では俺はどんなSFか?
Sukoshi Fushiana (すこし・ふしあな)
Sukoshi Fuzoroi(すこし・ふぞろい)
Sukoshi Fushiawase(すこし・ふしあわせ)
Sukoshi Fukenkou(すこし・ふけんこう)
SF SF SF SF SF と続く・・・
女子高生が主役の青春ミステリー
深層心理描写・・・濃い濃い
はんとに序盤は嫌な女子高生。これからどのように(笑い)
休み明けには読み切れてないと思います(笑い)
挫折したまま凍るかも、凍るかも

怪人純平