静岡県富士宮市外神東町の紙袋メーカー「富士パック」が、以前からあった富士山型の紙袋を使いやすく改良した。
開発にあたった風能啓人専務(41)が「デザインと使いやすさを両立し、誰もが持ち歩きたくなる紙袋に仕上げた」と胸を張る自信作だ。
富士山型の紙袋は、あちこちの袋メーカーが、以前から富士山周辺の土産物店などに流通させていた。だがその多くは、台形なので袋としては口が狭く、物の出し入れが不便だった。
富士パックが開発した紙袋は、折りたたみ部分を蛇腹構造にしてある。この工夫で、富士山の形を保ちつつ、袋の口を大きくすることに成功。風能さんは「紙袋メーカーとしてデザインにこだわりつつ、丈夫で繰り返し使える製品作りには妥協しなかった」と話す。
紙袋は、口の幅が20センチ、底辺33センチ、深さ27センチの「大」(税抜き180円)をはじめ、「小」(145円)と「ボトル用」(160円)の3種類。富士パックが1日から直売している。同社は2020年の東京五輪を見据え、外国人観光客の日本土産を入れる紙袋に広く使ってもらえるよう、成田、羽田両空港などの土産店に売り込んでいく。問い合わせは0544・59・1133へ。
開発にあたった風能啓人専務(41)が「デザインと使いやすさを両立し、誰もが持ち歩きたくなる紙袋に仕上げた」と胸を張る自信作だ。
富士山型の紙袋は、あちこちの袋メーカーが、以前から富士山周辺の土産物店などに流通させていた。だがその多くは、台形なので袋としては口が狭く、物の出し入れが不便だった。
富士パックが開発した紙袋は、折りたたみ部分を蛇腹構造にしてある。この工夫で、富士山の形を保ちつつ、袋の口を大きくすることに成功。風能さんは「紙袋メーカーとしてデザインにこだわりつつ、丈夫で繰り返し使える製品作りには妥協しなかった」と話す。
紙袋は、口の幅が20センチ、底辺33センチ、深さ27センチの「大」(税抜き180円)をはじめ、「小」(145円)と「ボトル用」(160円)の3種類。富士パックが1日から直売している。同社は2020年の東京五輪を見据え、外国人観光客の日本土産を入れる紙袋に広く使ってもらえるよう、成田、羽田両空港などの土産店に売り込んでいく。問い合わせは0544・59・1133へ。