現在の現場状況です。
ALC貼り前状況
ALC貼り付け中
ALCとは
Autoclaved Lightweight Concrete = 高温高圧養生処理して作られた
「軽量気泡コンクリート」と呼ばれる建築材料です
見た目は成形した大谷石や軽石に近く、触った感じはざらついた京壁の様、
持ってみると同じ大きさのコンクリートよりはかなり軽い板状の白い
外壁材ってとこでした。
内部に鉄筋も入っています。
表面にはちいさな空気の泡跡のような穴がぎっしきと開いています。
断面は同じ泡穴だらけで防錆処理が施された鉄筋やラス網が入ってます。
比重0.6。 バケツに水を汲み、ALCの端材を入れてみると確かに
浮きコンクリートとは違います。
~見た目はコンクリートですが、比重の低さ・調湿 性・
加工性の良さでむしろ「材木に近い」建築資材、~
ALCの特徴
前項でも少し触れましたがここでは「ALC」の特徴を住み手の視点から取り
上げてみたいと思います。
1.燃えない・有毒ガス・煙をださない。
国の各種認定詳細はそれぞれのメーカー様サイトで
ご覧ください。火災保険料も一般住宅の半額以下に
なります。なんといっても今いつ来てもおかしくない
大地震、地震そのものによる被害もさることながら、
追って発生する火事による被害の怖さは計り知れません。
やはり、もらい火に強い家は魅力です。
2.怖いアスベストはゼロ
「静かな時限爆弾」とまでいわれるアスベスト被害、
ゼロアスは子の為、孫の為、しいては地域環境保全
にも貢献、ですね。
3.シックハウス対策もクリア
ALCはホルムアルデヒドをはじめとした有害化学物質
を一切含んでいません。気染による急性中毒・慢性中
毒・皮膚接触などを引き起こすこのての有害化学物
質は外壁材だけよければという訳にはまいりませんが、
シックハウス症候群が取り上げられて以来現在では
建築資材全般に渡り無害化・廃除製品が量産市販さ
れてますので入っていないにこしたことはありません。
4.外壁そのものに高い断熱性能がある
ALCの断熱性能はコンクリートの約10倍。建物は建材
資材の寄せ集めの上に成り立つ箱物ですので単体で
の比較優劣がそのまま、住人の体感温度の差に繋が
るわけではありません。しかしながら、外壁材そのも
のが断熱性能を有する(外断熱)メリットは健康・耐久・
省エネ・結露抑制など数多くあります。
5.地震にも強い
ALCは標準取付構法も挿入筋構法・スライド構法など
から現在ではDR(ドライロッキング)工法へと改良さ
れさらなる免・耐震性向上に業界全体で取り組んでい
るみたいです。 詳しくはメーカー技術説明サイトを参
照してください。
6.遮音性能も評価できる
一般的に比重の低いものは防音性も落ちると言われ
ています。その中でALCは単体(37mmALC)で防音サ
ッシ以上の性能があります。環境騒音を防ぐ為にはサ
ッシのみでなく建物全体で防音対策したいものです。
内装床ボード貼り
天井断熱材敷き込み
内装の天井に関しては音の関係もあり、ロックウールを使用しています。
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