goo blog サービス終了のお知らせ 

おじさんのひとりごと ・・・

つれづれなるままに ・・・

20年ぶり5回目の富士登山 ・・・

2013-07-12 07:01:32 | 登山&ウォーキング
毎年この時期になると富士山のことが思い浮かぶのですがいろいろ考えていると億劫になりそのままになってしまいます。 今年は20年前と25年前に子供と登ったときのことをおかみさんに話していると登山の時に使ったスパッツ(おかみさん手作り)のことを思い出しおかみさん ”まだそのスパッツあるよ” という話から弾みがついて行く決心をしました。 計画をするにあたり個人で行くには煩わしいことをいろいろとしなければなりません。 ハイ ツアーで行くことも何度か考えましたがやっぱし今回も個人で行くことにしました。 段取りの煩わしさはあるけど自由がある(笑い) 費用は個人で行けばツアーの倍以上はかかりますが ・・・。
今回は富士宮口から登りお鉢を半周して須走へ下りるコースにしました。25年前に子供と登ったときは元祖七合目の小屋に泊まったのですがちょうどシーズン中だったこともあり寝るときにぎゅうぎゅう詰め直立不動に近い姿勢で横は知らない人と顔合わせになるので上を向いてるしかない状態での仮眠。 この時以来、富士登山は五合目、もしくは登山口に近いホテルで旨いものを食べて? 風呂にゆっくりつかり、充分に睡眠をとり早朝に登山口まで行き登山開始、夕方には下りてくる。 このパターンが一番おじさんにピッタシだった。 でも体力的に日帰り登山、今回は無理かも、それとまだシーズンが始まったばかりで平日だから大丈夫だろうと甘く見て子供と嫌な思いをした元祖七合目に又宿泊をしました。これが大きな間違いで超満員の宿泊客、前回よりひどいかも。 夕方6時に食事のあとは直立不動の姿勢で仮眠、外は寒いけど中は人息で湿度が高く不快、こんな状態でもいびきが聞こえる。おじさんこんな状態で眠れる人がうらやましい。 トイレに行って帰ってくるとおじさんの寝るスペースは無い。小声ですいませ~んと声をかけなんとか入り込むが直立不動の姿勢は変わらない。 こんな感じでお隣さんも同じ目に遭っているのだからと仲良く ? 辛抱し合っていましたがとうとう我慢の限界、0時30分、これじゃ寝ているよりも歩いている方が楽だ!! ってなことでお隣さんともども仲良く ? チエックアウト ・・・ でもここからも楽じゃなかった(笑い) この登山道は夜通し24時間登山者がいるので安心。 ・・・ ですがまず寒い、これは想定内のこととは言えその上空気が薄いので息苦しい、月が出ていないので電灯はつけていても暗い。 この登山道は石が多く歩きずらい。 やっと頂上に着いたものの暗いは寒いはジッとしておれないので予定通りお鉢を半周して吉田口須走口頂上へ移動。 ただここから空を見ると星がたくさん出ていて手に届きそうなほど近い。これにはおじさん感激!!  ここで夜が明け始め雲の中からの御来光、そして須走口下山道から下山を始めました。 この須走口登山道は空いていて富士登山を考えている人にはお勧めのコースです。 毎年30万人の富士登山者がいる中で吉田口が19万人、富士宮口が8万人、須走口が35000人と非常に少ない。 今、登山中に山小屋のトイレを使用するには300円いります。 でもこの須走口登山道では登山道の脇で用を足すことが出来ます。 女性でもOKですよ。 女性の場合は傘を広げてすれば大丈夫。 傘が無くても勇気がある人は大丈夫です。 というくらい人が少ない。 これはここだけの話で富士山で用を足せばダメです。 罰せられます。(笑い) 今回の登山も一人でのんびりとなん~にも考えることなくあの雄大な景色を堪能しながら無事に帰って来れたことに感謝。 合掌!!





青い色の登山道、富士宮から登り半時計回りにお鉢を回り赤い色の須走口登山道を下りてきました