ヤマセミの撮影場所の渓流に到着後すぐに現れたヤマセミを遠くから撮っていました、1羽のヤマセミが小さな木の枝に留まり
上流の方を向いたまま動きません、するともう1羽ヤマセミが同じ枝に留まりました。
番が撮れると思い喜んで撮っていました、しかし遠くて肉眼でもファインダーからでも何をしているか分かりませんでした。
自宅に帰り画像整理をしてみると、求愛給餌の行動のようでした、そうとは知らづ一番肝心なオスからメスに魚を渡す場面が撮れて無かったのです。
不完全な求愛給餌の様子をアップします、画像も良くないですがご辛抱下さい。
オスのヤマセミが魚を咥えたまま上流の方を向いています、メスを呼んでいる様です。
やって来ました、オスが留まっている枝の奥に留まり、大きな魚に目が釘付け状態です。
メスはじわじわとオスに近づき、その魚オラにくれオラ食いてェだと言っている様です。
オスはメスが魚に目がくらんで近づいてきたと思い、はやる気持ちを抑えてすまし顔です。
あっ、いつの間にか大きな魚はメスの口の中に
苦しそうに魚を丸呑みしています
無事に魚を呑み込んだメスは、オスをじっと見つめています。オスは冠羽を目一杯広げて男らしさを見せている様です。
オスはオラに付いてこいと言い残し飛び去って行きました、メスはオラも行くだと後を追って行きました。
めでたしめでたし、これで今年の6月か7月に幼鳥と一緒の場面が撮れるかもしれません、これからが楽しみになります。
2羽のヤマセミが居なくなった後、私は渓流の近くに移動しました。するとほんの数秒ですが目の前の木の枝にオスが来ました。
日本昔話ふうに解説しようと思いましたがお恥ずかしい限りです、やめればよかったと反省しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上です。