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3/26(土)の姥ケ岳

2016-03-27 15:20:45 | teku_teku登山部
teku_teku登山部に顔を出しているK氏から山行報告ありましたので転記します。

3/26(土):月山姥ヶ岳南西斜面滑降





8時10分志津最終駐車地点到着
先着者の無造作な駐車のため5分程スコップで雪掃き、夏タイヤのエルグを無事駐車。
8時40分志津最終駐車地点を出発するがすぐO1ビィンディングのセンターボール状ピン?が外れていて時間を食う。
昨日からの降雪があり、駐車地点からシール登行、10分後ネイチャーセンターへのショートカットの分岐点と思い左に迷わず進むが、つまらない所で、ラッセルや沢沿いのトラバースしたり、結局ネイチャーセンター側右岸に渡る。
この後は、さすがに一直線にトレースを進む、所々左岸から尾根に取り付くトレースを確認するが、前回上ったコースなので本日は石跳沢を詰めて姥の西面か湯殿の南東尾根を滑りたかったのでさらに直進する。雪は軽く快適な登りを愉しむ。
10時05分1150mで一服、この辺から軽めラッセルに汗が噴き出しインナーを脱ぎ、11時1240mでまた休憩、ここから結構吹かれる。周りの樹林は疎らに真っ白な世界に変わってきた。右側に姥から派生している尾根と滑りを誘う沢状の斜面が幾つも現れるが遊ぶ余裕は無く行ける所まで沢を詰めて上がる。12時をリミットにしているが、徐々に周りはホワイトアウト、今日は天気予報は月山山頂曇天模様、これは晴れないなぁと思いつつ、左手雪庇確認、右手にトラバースしたが、これが間違いだった。段々傾斜がきつくなりGPSみると右手前方h200mで姥ヶ岳山頂
あ!沢の本筋から手前の尾根に上がってしまった。結局12時10分1460mを本日の山頂とし、固い斜面に積もった20〜30cmの新雪がなんとも気持ち悪いので滑走準備。12時35分KさんAさんと、滑り過ぎて視界から消えないように打合せ、互いに撮影しながらドロップ。思い切ってテレマーク、雪は軽い、斜度も丁度良い、雄叫びが口を突く、一発目100m、ガスというより雲の中でのファーストアタック、昨日からの降雪に感謝、見上げるとターン弧の上に青空が出てきた、クソ〜滑りの後にくっきりと視界が晴れた、こんなもんです。皆慎重な滑りで軽パックのニ発目、沢床からは雪面にウネリが入るが低重心テレマークポジションで大回りターン!いけました!
三発目で撮影会終了、13時10分風の当たらない湯殿南東斜面下でランチタイム。向かいの湯殿南東尾根から沢に滑り込む一団を眺め、姥と湯殿斜面をダブルでと、思案しても所詮無理。人の滑りで紛らす。
1100mを下回るとさすがに重湿雪となるが、スコットパルシャーは走ってくれました、14時ネイチャー到着、朝日連峰方面、来週の石見堂とやらはどれかと写真を撮る。私達を追越した若者は3回の登り返しをしたという。こっちはダブルもないのに、体力があるのは実に素晴らしい。
14時20分駐車地点到着、あ〜〜今日も良かったぁ〜、また来ようっと。

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3/20(日)の湯殿山

2016-03-21 19:50:52 | teku_teku登山部
3/20(日)、湯殿山に行ってきました。
3/17(木)に行ったばかりで下見のつもりだったのですが、下見の方が良かったかも・・。

朝7時と比較的ゆっくりteku_tekuに集合し移動。志津から9時頃板を担いで歩き出す。
国道分岐まで少々歩きシール歩行開始。


林の中を通ってネイチャーセンターへ。さらに石跳沢沿いを歩く。


先日と同じ個所で沢を越す。そろそろここは越せなくなるかも。


緩い冬型なのだがここは雪。ガリガリの上に少々積もっている。視界が悪く風も時折強く吹く。
上に抜けるとヤバそうなので早めに休憩をとりシェルを着込みヘルメット/ゴーグルを付ける。


順調に歩き樹林帯を抜けると環境が厳しい。ガリガリに僅かな新雪の付いている所をつたい急斜面を登高し尾根に取付く。


尾根に乗って写真を撮っていると一気に視界が無くなってきた。しかもかなりガリガリで強風なので山頂の10~15分くらい手前で撤退。


シールを剥がす余裕がなく貼ったまま下がるがこれが間違いでスリップする私。けっこう流された。その後緩斜面を見つけシールを剥がして雪のたまった沢地形を滑るとけっこう楽しい。今日は登り返す気なし。


あっという間に下って安全圏。少しは雪が積もって良かったかも。

で、早々に下山し2時には温泉に入ってました。まあ、こんな日もあります。





3/17(木)の湯殿山

2016-03-18 20:06:31 | teku_teku登山部
3/17(木)、湯殿山に行ってきました。

雪の少ない今シーズン、なかなか行くとこ考えてしまいます。
南会津も吾妻も飯森もスキーツアーとしてはもはや賞味期限が切れた感じ・・。日帰り範囲としては月山や鳥海に向かうしかないというところです。
しかし山間部の道路はまだ入れないので気合を入れないと行きたい斜面まで行けず下見で終わってしまいます。まだ3月なのですからねえ。
で、鳥海の下見か迷ったのですがお気楽に湯殿に行ってきました。天気も良かったんで。

朝6時半には出掛けようと思っていたのだが何とはなしに7時頃になってしまった。
現地に来るという人もいるのでやや急いで向かい月山ICから志津へ。待たせてスミマセン、とあわてて準備し9時頃歩き出す。


最初20分板を担いで除雪された道路を歩きネイチャーセンター分岐でシール歩行開始。


ネイチャーセンター通過。


湯殿と姥。


石跳をブリッジで越す。


けっこうブナの実が落ちている。今年も花粉ベタベタが来るのだろうか・・。


ブナの気持ちの良い林を抜けると展望が開けてくる。気温が高く汗だく。


オープンバーンを登る。今日はすこぶる天気が良い。朝日連峰も良く見える。


急斜面を登り尾根に取付く。雪はもうザラメ、5月のようだ。


湯殿山と月山。月山の神社は丸見えだ。


風も穏やかな湯殿山山頂に11時40分くらいに着。山は環境によってかなり厳しさが変わりますねえ。3月にこんな湯殿山に二度と会えないかもしれません。


大斜面の滑降。何となく斜面にのまれてアルペンターンで下ってしまってちょっと後悔。雪も良かったんでテレで突っ込めば良かったかも。
一滑りしてもう一度尾根まで少しシールで登り返し今度は沢筋を滑る。


快適な沢筋。中段になると雪が重くなってくるが、天気もいいんで仕方ないですね。


ブナの疎林を下がる。既に雪は滑らない。たまにストップ雪。


往路と同じく沢をブリッジで越しネイチャーセンターへ推進、さらに国道分岐まで下り少々歩いて1時40分頃車に戻り終了。

時間もあるので大井沢の温泉に向かったがナント定休日。調べて行けば良かった・・。で、結局西川の道の駅で温泉に入り福島へ戻りました。
きっと今週日曜日も湯殿でしょう。今度は凍っているかも・・。










神々の山嶺

2016-03-15 20:24:45 | 日記
久しぶりに映画を見てきました。

「エヴェレスト・神々の山嶺」


先日公開されていた「エヴェレスト3D」も見たかったのですが、あっというまに上映が終わっていて見れませんでした。映画に行けるのはレイトショーしかないんですけど「エヴェレスト3D」は昼間の上映しかなかったんで余計ダメでした。

「エヴェレスト・神々の山嶺」はレイトショーでも上映あり。安いからレイトショーというのもあるんですけど昼間行く時間がないのです。
昨日の雨の月曜日、レイトショーはガラガラでした。月曜はハッピーマンデーで昼間も安いんでわざわざ夜行く人もまばらなんでしょうね。おかげでゆったり見れました。

内容はというとドラマとしてはけっこう面白い。原作が話題作なんで当然でしょうか。映像は非常にきれいでした。
何となく時代描写が難しい感じでどの時代を想定しているのか・・。使用しているカメラなんかはフィルム時代のキャノンF1あたりだったように思うんで30年くらい前なのかな・・と思うのですが、登山ウェアやギアは古さは出しているものの現代の物で私は違和感ありました。自然を題材にした小説の映像化ってなかなか難しいんでしょうね。

でも映画なんて最近さっぱり見に行っていなかったんでなかなか新鮮でした。たまに映画行けるような心の余裕がほしいものです。

3/12(土)の湯殿山

2016-03-13 15:13:38 | teku_teku登山部
teku_teku登山部に顔を出しているK氏から山行報告ありましたので転記します。

3/12(土)湯殿山
パーティ:チーム福島、チーム大玉、他
レポート:K氏




8時30分
ネイチャーセンター後方で石跳沢を左岸に渡り上り易い尾根を登る事1h地図上でカワクルミ沼を目指す。右左と巻いたりトラバースしたり、全体的には真北方向の湯殿山山頂方面に近づく。
途中ヤドリギがブナの幹から枝を出しオレンジの実をつけ喜男さんが頬張る、ネバネバがしつこく不味そうだが味は甘くおいしいという。

1000m辺りから、ブナ林が拡がりやがて疎林になり湯殿山頂に列なる美味しそうな斜面を登る。

1280で一服して汗を拭く。
まだ300ある、時折陽射しが眩しい、今日も焼けます、東前方に姥が見える。
その西斜面は雪が少ないのがすぐ分かる、石跳沢に上部と接する辺りは木立か笹藪か、雪が薄っすら付いているだけだ。月山姥が岳の美味しい斜面もなんだか哀しそうだ。もっとこんもりと真綿の雪を冠っていてよさそうなのに。3月だぜ〜まだ。

1300を超えた頃右手前方の沢沿いを上手テレマーカーが綺麗な円弧を描き滑降。石跳の底迄滑り込み、彼らは再度上がってそうだ。12時湯殿山山頂到着、早速滑り準備、丁度ガスが濃くなり、期待した滑りは南西尾根に100m滑り込みミステーク!南東尾根に戻る。山スキーではよくあることだ。ガスの中の滑りは慎重に!約100m東にトラバース、登った尾根に戻る。

南東大斜面が足下に広がっている、これから各自思いおもいにシュプールを描く。
ガスも切れブナ林の上部に出る、斜度もいい、もうひと滑り、各々雄叫びを上げ重雪に変化している斜面を愉しんでいる。13時ランチタイム、30分後出発、既に美味しいとこは完結し、沼と東側の沢を間をくぐり抜け、約170度真南の方向にネイチャーセンターを確認。
コースは右左と巻いたりしながら滑り下りネイチャーセンター脇から六十里越街道112号線迄トレース通りに滑り終了。雪はまあまあだったと満足気に後始末、車迄20分歩行14時30分到着。本日はライトツアーだったので温泉なし、18時前に明るい帰着。

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