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7月の予定

2014-06-27 17:55:36 | teku_teku店
皆様お疲れ様です。

来週の水曜日、7/2(水)ですが、来期展示会(東京出張)の為、teku_teku店をお休みさせていただきます。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。

なるべく定休日の木曜にこのような出張予定を入れるようにしているのですが、木曜に開催されないところもありましてやむを得ず水曜になってしまう場合があります。すみません。
自分としてはどうせ店を休むのであれば山に充てたいとは思うのですが、まあ店をやっていての山ですから致し方ございません。

春夏物は6~9月に、秋冬物は1~2月に各メーカーの展示会というのがありまして、次期のサンプルを見て発注します。
それが春夏物は3~4月、秋冬物は9~10月に入荷してくるという流れです。
ですので主要な商品はチェックしておく必要がありまして、この展示会シーズンは東京出張が多くなります。
東京に行くのに新幹線代をかけるのであればザックくらいすぐ買えるのになあ、と思うのですがねえ。


それから、teku_teku登山部7月の山行予定です。

まず、ちょっと急なのですが7/3(木)か6(日)のどちらかに日帰りを入れようかと思います。
7月の予定を組んでたら、私が日帰りを入れられそうなのがそのあたりしかなかったのです。
急なのですが、行けそうな方がおられましたらご連絡下さい。
行先はメンバーが揃えば巻機か越駒あたりと思うのですが、揃わなければ近場か天気の良さそうな方面でしょうか。
いずれにしても計画書とメンバーリストはつくらなければならないのと保険も掛けなければならないので、3が可能な方がいましたら早めに連絡下さい。平日なんでなかなかいないとは思うのですが。

あと、7/23(水)~24(木)で針の木に行きたいと思います。
梅雨末期で超悪天の場合は行先の変更検討します。基本テント泊で軽アイゼンは必要です。
とりあえず予定のあいそうな方はご連絡下さい。
平日なので少人数だとは思うのですが、多くなるようであれば車を出せる方を求めます。

とりあえず7月はこんなところです。
8月の予定は検討中です。少しでも若いうちに厳しい山域に行っておきたいと思っているのですが。

南ア・鳳凰三山へ行ってきました。②

2014-06-22 18:38:27 | teku_teku登山部
南ア・鳳凰三山へ行ってきました。2日目。

1日目の最後の花の写真はカモメランだそうです。
教えていただきありがとうございました。なかなか見られない貴重な花のようです。

今日は三山を巡って中道を下り福島まで戻る行程。
朝4時過ぎに起きたところ雨は上がってきれいな月が見れた。天候は良さそうだ。
テントでお湯を沸かしささいな朝飯を食いながらラジオで天気予報を聞く。
曇りから夕方は雷雨の予報。とりあえず現状の天気は良い。雨具を着ずに下山したいところ。
濡れたテントを撤収し地蔵岳へ登る。





針葉樹林帯を抜けると柔らかい砂地の急登になる。歩幅を小さくしないと滑って効率が悪い。
非常に良い天気になり富士山も遠望できた。




さらに高度を上げ地蔵岳へ到着。






山頂基部にはたくさんのお地蔵さんがあり正面に甲斐駒が望める。







地蔵岳から観音岳、薬師岳と巡る。北岳方向は雪が残っていて美しい。
皆大きなメインザックで歩く。高度もあり足場が悪い箇所もあってけっこうパワーが必要だが好天に助けられる。
薬師岳に着く頃にはすっかりガスッてしまい展望が無くなってしまった。止まっているとけっこう寒い。
ちなみに大きな赤いザックを背負っている小柄な女性がteku_teku登山部の部長です。
昨年までのO社の軽量ザックから今シーズンM社のしっかりしたザック65Lにしたところ肩の負担がだいぶ楽になったとの事。
私もついカタログデータで軽量なザックを選んでしまっていますがかなり肩にきます。以前のしっかりしたザックでは大丈夫だったのに。
昨年は靴を新調したのでそろそろしっかりした80Lくらいのザックが欲しい気分。



その後はひたすら中道を下り、いいかげん嫌になった頃林道に下山した。

今日の累計標高差はGPSデータによると登り605m、下り1960mだった。
この体の出来ていない時期にテント泊のメインザックで約2000mの一本下りで不覚にも筋肉痛になってしまった。
やはり6月頃は飯豊や朝日の避難小屋泊で花でも見ながら足慣らしをして北アや南アのテント泊につなげるのが東北人の定番メニューのように思えるが、鳳凰三山って夏は暑そうだしテン場も小屋も混みそうなんでやっぱりオフ期に狙う山かなと考えたのでした。
とりあえず、梅雨の晴れ間に出会えてラッキーでした。バタバタとした日常の中で筋肉痛になるくらいがかえってストレス解消になるようにも思えますし、疲れた後には仕事の合間を縫って山へ行く気力も出てくるように思えます。

以下見られた花です。





雪の少ないエリアなんで花は豊富ではありません。やはり展望の山のように思えます。
圏央道が今年度開通すればもう少しスムーズに中央道の南ア方面に行けるようになるので折を見て足を延ばしたいエリアです。

7月に針の木、8月は赤牛か南ア南部、9月には高天原と薬師あたりに行きたいと思うのですが、実際行けるかどうかまだ何とも言えません。
先の予定はぼちぼちと考えていきたいと思います。日帰りは行けそうな時にサクッと行きたいと思います。

南ア・鳳凰三山へ行ってきました。①

2014-06-21 17:53:21 | teku_teku登山部
南ア・鳳凰三山へ行ってきました。1日目。

ここのところ何かとバタバタしていて落ち着いて山の準備もできずそこら辺のものをザックに放り込む。
さらに小屋が営業期間外なのでビールやワインは必携。タマネギやベーコンなどという重量食材も詰め込みズッキーニも入れてスープでも作ろうという定番メニューだ。もちろんテント泊装備。自身の運度不足を棚に上げけっこうな重量になってしまう。

いつもの如く深夜2時半に松川Pへ集合。東北・外環・関越・圏央・中央と経由し韮崎へ。
コンビニで昼食を買い込み登山口の青木鉱泉へ向かう。従来の小武川林道より清哲から入る林道の方が舗装されていて道が良いらしいのでそちらを選択。青木鉱泉で人と荷物を降ろし下山してくる林道へ車を回す。今回は7名になり車は2台になった。

青木鉱泉よりドンドコ沢ルートで登山開始。今日は鳳凰小屋のテン場までの行程。
青木鉱泉1100mから鳳凰小屋2420mで単純標高差は1320m。沢筋のルートなのでそれほど大きな登り返しは無い。後からGPSデータを確認したところ累計の標高差は登り1450mで下りは290mほどだった。

スキー登山を終えてからまともに登山靴を履いておらずペースは上がらない。OS-1がおいしく飲める。
しかしながら運転を代わってもらったので若干の睡眠はとれていてだいぶ楽だ。
ダラダラと林道型を歩き地すべり工事現場を過ぎ沢筋のルートを進む。




沢筋をトラバースぎみに高度を上げるので若干足場の悪いところもあるが涼しく登りやすい。
今日は雨具を覚悟していたが、今のところ雨粒は落ちてこないようだ。




このルートは枝沢を越したり滝を見たりと変化があってなかなか面白い。
高曇りの空から時折雨粒が落ちてくるようになってきた。



この大きな滝は五色滝。雨粒が大きくなり雨具を着た方が良い状態になったが暑いのが嫌でザックカバーだけでテン場まで歩く。
鳳凰小屋は6月はまだ週末営業で平日は閉まっている。フラットで水はけの良いテン場で水は豊富。雨は降り続いて寒い。
とりあえずテントを張って着替え、皆が持ち寄った豪華食材と飲料で宴会し就寝。雨は夜中まで降り続いていた。

今回、ファイントラックから水濡れに強いと評判のNEWシュラフ「ポリゴンネスト4×3」をテスト借用し使ってみた。
メチャ軽で好感が持てたが思ったより寒い感じ。この季節の寒い日で標高の高いテン場で雨なんか降ってるともう1クラス暖かい「ポリゴンネスト6×4」の方が良さそうです。夏のテント泊とか春秋でも避難小屋泊なら「4×3」でOKでしょう。但し後から確認したら最低気温は3℃くらいまで下がっていたようで、「4×3」のカタログデータの使用可能下限温度が7℃なので寒いに決まってます。
ダウンシュラフでも夏用だと寒かったでしょう、きっと。使用可能下限温度とは「寒さを感じながらも寝られる温度」だそうで、まあたしかに寒くて何度か目が覚めたと本人は思っているのですがイビキかいて寝ていたという証言もある事から軽量化したいときは有効かもしれません。とりあえず使用可能下限温度以下でも寝られました。温度が下がりそうな時はカバー併用すれば使用範囲が広がって使い勝手が良いかもしれません。

以下は見られた花です。







一番最後の写真はトキソウかサワランあたりかと思うのですが分かる方がおられましたら教えて下さい。
2日目に続きます。





6/12(木)の捜索

2014-06-13 20:37:52 | 日記
定休日の木曜日。
来週予定の南ア鳳凰三山がテント泊なんでちょっと足慣らしに荷物でも背負ってどこか歩いて来ようかと考えていたのですが、あいにくの雨予報。
さて、少しでも天気が良いのはどちらの方面かなーと考えていたら、捜索になりました。

思ったより雨が強く風もなかなか強い。場所は土湯峠。
地竹採りの方が戻らないとの事で、思いっきり地竹のヤブ突入。全身ズブ濡れ。けっこう寒い。
いやー、雨のヤブって気合入れないと心が折れそうです。崖地もあるし。
ヤブ捜索用にスネあてを購入した方が良いかと思案中です。やっぱり半長靴(はんちょうか)がベストなんですかね。

先日の吾妻の遭難騒ぎといいここのところ続いています。
残雪期とヤブはルート失いやすいですのでご注意を。