書込みが遅くなりましたが、7/10(水)~11(木)木曽駒ケ岳と三ノ沢岳の山行記録です。
最近やたら時間がとれずブログへの書き込みも滞りがちです。すみません。
7/10(水)、朝4時半に集合し総勢18名で出発。
今回は人数が多くなった為、小型バスを貸切。なかなか無い山行形態です。
出発直後に東北道で本宮~郡山が通行止めというハプニングがあったが30分程のロスで駒ヶ根まで到着。
まあまあスムーズで一安心。ここからバスとロープウェイを乗り継ぎ千畳敷まで上がります。
心配していたロープウェイ待ちもほとんど無く2600の高度まで稼げ非常に楽ちん。
寝不足もあり一気に高度を上がったのでとりあえず昼食休憩したのち準備運動し出発。
千畳敷カール
クロユリ
カール内はやっと雪が融けた状態。情報では八丁坂に雪がついていて軽アイゼンが必要との事だったが、見た感じはアイゼン無くても大丈夫そう。
なんと昨日一昨日とかなり暑くて一気に融けたのだそうで、まあ、良かったです。
カールとハクサンイチゲ
今一つはっきりしない天気だがガスがかかったり切れたりという感じ。遠望はきかない。
下界はいい天気なんですけどねえ。
花を見ながら進行。八丁坂を登るとすぐ宝剣山荘がありここから駒ケ岳をピストンして今日の行程を終えた。
本当は宝剣もピストンしようと思っていたのだが、けっこう駒ケ岳のピストンに時間がかかったのと視界も今一つなので、明日の朝でいいか・・という感じだったのだが・・。
いつもテントなだけに小屋は快適で暖かい。夕食前の宴会でツマミが豊富でお腹がいっぱいになってしまった。
夜からは非常に濃いガスになり風も強い。きっと明日朝には雲海になってピーカンだと思っていたのだが、夜中にトイレに起きて外をうかがうも何となく朝までには回復しなさそうな雰囲気・・。朝起きるも全く視界の無い濃いガスの中。風もけっこう強い。うーんちょっと考えたが雨具着用で行く気のある人がいれば宝剣ピストンしてくる事にする。
宝剣岳登り
メガネにワイパーがほしい感じで宝剣ピストンしてきたのは僅か3名。まあエライといえばエライ。付き合う私も微妙な立場で、何かあったら相当責められるとは思うんですけど。登山はチャレンジだと思っているのでその気がある人はサポートしたいし一緒に行動すべきだとは思うのですね。
微妙な天気の中、一旦千畳敷に下り三ノ沢岳を目指す事にする。
剣ケ池 写真スポットなのだが・・
千畳敷まで下ると視界があるかもと僅かな期待もあったが全くガスが濃い。
しかし雨具が必要なほどでも無く回復傾向な雰囲気もあるので予定通り三ノ沢岳を目指す事にする。
極楽平へ登る途中で雪渓があり視界の無い中少々ルート探しに手間取ったがそれほど問題なく登る事ができた。
コマウスユキソウ
極楽平に上がるとけっこう花が咲いていてチョウノスケソウなんてのもありました。
そうこうしている間にだんだんとガスが晴れてきた。
ガスが晴れた
空木方向
中ア主稜線
ガスったり晴れたりを繰り返すがだんだんと視界が開け遠望もきくようになってきた。
三ノ沢岳のピラミダルな姿がなかなかかっこよい。
三ノ沢岳
三ノ沢岳ピストン中には完全に好天になりいきなり暑い。
道中はキバナシャクナゲがたくさん咲いている。
キバナシャクナゲ
三ノ沢岳山頂
時間が厳しく、タイムトライアルのような状態で三ノ沢岳をピストンし、下山時間の制約もあるのでやたらと急いで千畳敷に戻る。
休憩もさせず申し訳ございませんでした。なかなか人数がいると予定通りに行かない事もあるのです。
で、比較的スムーズにバスセンターまで戻りこれまた急ぎで温泉と昼食を済ませ、再び貸切バスで福島へ戻ったのでした。
バスの運転手さん、遠方にもかかわらずありがとうございました。参加の皆様もお疲れ様でございました。
私はとりあえず事故無く行って来れて良かったです。
teku_teku登山部はやはり少人数で小回りのきく形でチャレンジする登山をしていきたいと思うのです。その方が一緒に行ったメンバーもレベルアップできますし充実感も高いと思うからです。
しかしながら今回のような人数の多い山行でないと参加できない方がいるのもまた事実でして悩ましいところではあるのですが・・。
※teku_teku登山部連絡です。
とりあえずteku_teku登山部8月の予定は、
・8/11(日)~13(火) 2泊3日 北アまたは南ア 場所検討中 テント泊山行
・8/28(水)~29(木) 1泊2日 北アまたは南ア 場所検討中 テント泊山行
場所はメンバーの力量で決めたいと思っていますが、どちらもテント泊での山行です。
teku_teku登山部は夏は避難小屋泊山行やテント泊山行を目標として山行計画を立てていまして、これは自分の力で山へ行くという事を考えているからです。上記は車が増えなければ残席僅かですので参加希望の部員は早めに参加表明して下さい。国内旅行保険料を出した時点で参加表明としています。
尚、部員は年度毎に必要事項を記載した登録票と山岳保険のコピーを必ず提出願います。さすがにリスクの高い登山になると山岳保険は必須です。よろしくどうぞ。