山口瑠美BLOG

歌い手山口瑠美のブログ。

気分転換で素敵な日

2012-12-05 00:10:59 | 徒然


いけないいけない・・・私とした事が、
笑顔の少ない数日を過ごしていました


なかなか捗らなかった「るみ新聞」も残すところあと少し
最後の追い込みと言ったところです
今月末までに今年度最後の「るみ新聞」を発送しますので、
皆様どうぞ楽しみに待っていて下さいね


さて今日は楽しみにしていた「坂東玉三郎さん」の舞台「日本橋」に連れて行って頂きました

泉鏡花の作品だそうです。

学生時代「三尺角」という作品を読んだ(読まなければならなかった・・(笑))時、
陰鬱で私にはとっても難しいなと思った記憶があるので、
今回はパンフレットをしっかり読んで下勉強をしていきました。
(そういえば、「高野聖」を海老蔵さんにワクワクして見に行った時も、
とっても難しかったなぁ・・という印象でした。)


その甲斐あってか、陰鬱とした雰囲気の中に色々な物を感じる事ができたし、
何よりやっぱり玉三郎さんの声や立ち姿の美しい事・・・
3時間強の舞台、じっくり楽しませて頂きました



「魂の清らかな物」って何なのでしょうね。
パンフレットの中に数回でてくるこの言葉。


目に見えない物の清らかさって、
人は何で推し量るのでしょうね。

私自身は、自分でも分っている通り
非常に神経質(良く言うと繊細)な性分なので、
人さまを感じる瞬間は、
ほんのわずかな目線の動きだったり、
身辺を揺らした空気の流れの心地よさだったり・・・。
声のトーンの小さな変化だったり。


そういう事は人それぞれですね。



ただ、清らかな物、優しい物が好きなので、
自分も、清らかな魂でいたいなと思うのです。


言葉の意味を掴めないまま恐縮な宣言ですが、
そう思うのですね。



自分が選ぶ「美しい物・清らかな物」のチョイスに
確信を持っているということは、
親に感謝ということです。


そんな事を言うと、
「美しいばかりじゃなくて、醜いもの汚い物も知れ!」と
ある作家先生に叱られた事があります。


大丈夫です。


泉鏡花の作品が、
天国の美しさと地獄の血なまぐささを感じさせるのと同じく、
なぜ美しいかを知ると言う事は、
美しくない物への嫌悪感を知っているからです。


それなりに・・それなりにね。




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さて、明日は体のメンテナンスを一気に済ませて、
週末から始まる旅と、「るみ新聞」を仕上げたいと思います。


実は前回の日記の事がありましたので、
驚きの事務仕事が降って湧いておりまして(笑)
あっちこっち走り回っています。


大丈夫!年明けには落ち着きます












新曲情報


10/19(水)テイチクより「名もなき花」c/w「 私のままで」が発売
各レコードショップ店頭/ テイチクオンラインショップ/ 各通販サイト

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