「インターン生は、働いているという自覚持って、、
最下層に生まれ、親からの保護もほとんどなく育ったフィリピンの子たちに
働く意識を養うような模範的な存在であって欲しい」
そういうことをいいながら、突然ツップ。
代表の八千代さん自身、親の作った4億の借金を必死に返しながら
貯めていた1千万円で(どうやって???すごいな)、このレストランを作ったものの、
1周年を終え、メンバーも育ち、さあこれからというときに問題勃発。
`子どもができた。辞めます’
フィリピン人スタッフの、自身の人生を大きく影響してくるだけに
なぜ、止めることができなかったのか、、これからどうしたらいいのか
思いがあふれているようだ。
たいていのソーシャルエンタープライズでは、
経営システムがある程度しっかりできた上で、
現場スタッフとして、支援対象者を受け入れ育てていくのに
ユニカセでは、八千代さん一人ボランティア労働で
あとは支援対象者が自らマネジメントを求められる。
インターンは、パートタイムとして週2-3回+数ヶ月の手伝い。
なかなか難しい。
話を聞けば聞くほど、足りないものばかりを感じてしまう。
◆4億の借金を返し、NGOとしてマニラの下層の人のケアをし
今まで関わったプロジェクトは、基本完遂しているという
その自身への信頼
◆向上心と努力のできる子達を、ストリートに戻してはいけない
◆このレストランをつぶして
”マニラでソーシャルエンタープライズの企業は難あり”
との歴史をつくる訳にはいかない
ユニカセという働く場を存続し、彼らに給与を払うことが目的。
彼らに自立する力をつけることが目的。
実際、ソルトって団体はそういうことがある程度できていて
それをお手本に八千代さん流の考えの下運用しているようだ。
奥の部屋に、レストラン経営の仕方って本が何冊もあった。
八千代さんとして、戦っているんだと感じる。
ただ、あまりに手一杯すぎる気がする。
補助金とか申請してないらしい。あくまでビジネスなんだとか
マネジメントの分だけでも手伝って欲しいけど
日本人を雇う予定はないらしい。給与を払う予定がないらしい。
出資の1千万以外、お金はなく、この10月から客足が減るので
3月までいかに持ちこたえるのかが勝負
主な顧客は日本人。NGO時代の人脈でスタディツアーって
マニラを視察して回る研修みたいなので来てる団体が
ユニカセもコースに入れている。
んで、こんな中で
「仕事の指示はしないから、何がしたいか言って。それに取り組んで欲しい」
集客と、きたお客さんを待たせない仕組みづくりの両方が必要らしい。
いったい何ができるだろう???
結局、皿洗い、、、なんてことではつまらないけど、さて、どうしたものか
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