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CINEMA LOVE

ジャンル問わず、年間に500本以上は見る程の大の映画好きなomiによる映画日記だよ!♡

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

1998-10-19 11:25:52 | ドラマ
グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ [DVD]
監督:ガス・ヴァン・サント
ワーナー・ホーム・ビデオ

ガス・ヴァン・サントの細やかで柔らかい感性の演出と脚本がうまく合致していて、役者もよく、自分の人生をまっすぐに見つめ、ぶつかりあいながらお互いを癒しあってゆくマッド・ディモンとロビン・ウィリアムスの姿は見終わったあと、さわやかに心に残った。


『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』( - たびだち、Good Will Hunting)は、1997年公開のアメリカ映画。監督はガス・ヴァン・サント、製作会社はミラマックス。
天才的な頭脳を持ちながら幼い頃に負ったトラウマから逃れられずにいる一人の青年と、最愛の妻に先立たれ失意に喘ぐ心理学者との心の交流を描いたヒューマンドラマ。
1997年12月初旬のワールドプレミア後から当時は無名の俳優であったマット・デイモンが執筆した脚本と完成度の高さに注目が集まり、最終的にアカデミー賞やゴールデングローブ賞において脚本賞を受賞するなど高い評価を受けた。

マサチューセッツ工科大学の数学教授ランボーは学生たちに数学の難問を出す。世界屈指の名門校の学生ですら悪戦苦闘する中、それを簡単に解いたものが現れた。その人物は学生ではなく同大学に勤務するただのアルバイト清掃員ウィルであった。
ランボーはウィルの非凡な才能に眼をつけ彼の才能を開花させようとするが、ウィルはケンカをしては鑑別所入りを繰り返す素行の悪い青年だった。ランボーはウィルを更生させるため様々な心理学者(セラピスト)にウィルを診てもらうが、皆ウィルにいいようにあしらわれサジを投げ出す始末。
最後の手段として、ランボーは学生時代の友人でコミュニティカレッジ(バンカーヒル・コミュニティ・カレッジ)で心理学を教えているショーンを紹介する。ウィルは最初はショーンをからかっていたものの、ショーンも自分と同じように心に深い傷を負っていることを知り次第に打ち解けていく。

八日目

1998-03-25 15:28:21 | ドラマ
八日目 [DVD]
監督ジャコ・ヴァン・ドルマル
角川書店

この映画でカンヌ映画祭の男優賞をダブル受賞した、実際にダウン症の俳優パスカル・デュケンヌとフランスの演技派ダニエル・オートゥイユが織り成す心にしみ入る作品。
仕事人間のアリーは妻子に愛想をつかされ家出されてしまう。
孤独感にさいなまれる彼は、施設を抜け出してきた青年ジョルジュに偶然出会い、心を通わせるようになる。
自分自身を見つめさせられる数少ない映画の一つだと思う、センチメンタルに酔うことなくユーモアを効かせた見せ方が逆に涙を誘い、観終わったあと、この映画に出会えて良かったと思わされてしまうそんな映画。

I think it's one of the few movies that made ​​me stare at yourself, how to show a twist of humor without having to get drunk to sentimental will invite tears On the contrary, it would have been Omowasa after I have finished watching, that it was good have met to this movie such a movie.


『八日目』(ようかめ、原題: Le huitième jour)は、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督が1996年に製作したフランスの映画。

エリートサラリーマンのアリーがダウン症の青年ジョルジュとの交流により、友情や家族の大切さを知るファンタジー要素を含んだドラマ。監督は「トト・ザ・ヒーロー」でカンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞したジャコ・ヴァン・ドルマル。ダウン症の青年ジョルジュは実際にダウン症患者であるパスカル・デュケンヌが演じ、ダニエル・オートゥイユとともに1996年の第49回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

ダウン症の施設にいるジョルジュ(パスカル・デュケンヌ)はもう何年も前から面会日に家族が来ない。彼は大好きなママ(イザベル・サドヤン)に会うため犬を連れて施設を抜け出す。新しい大銀行の社員教育担当重役のアリー(ダニエル・オートゥイユ)は会社では羽振りがいい。だが、妻ジュリー(ミュウ=ミュウ)は、二人の娘を連れて実家に帰ってしまった。アリーは二人の娘が遊びに来る日を忘れて、駅に迎えに行き損ねた。苛立ちながら雨のなかを帰宅途中、車が犬をはねた。犬を連れていたジョルジュを仕方なしに家に連れて帰るアリー。翌朝。ジョルジュはチョコレート・アレルギーの発作を起こして倒れている。アリーはジョルジュの面倒を見る羽目に。ジョルジュの言うママの家を探して旅に出るが、行く先々でトラブル続き。やっとママの家を見つけたが、彼女は亡くなっていた。そこの住人から聞いた住所をたよりにジョルジュの姉を訪ねるが、彼女は夫と家族がいてとても弟は引き取れない。アリーは海辺に妻の実家を訪ねるが、彼女は拒絶し、娘たちも会いたがらない。絶望するアリーを慰めるジョルジュ。アリーは彼を施設に戻すしかなかった。銀行の設立式は娘アリスの誕生日の当日。アリーにはかつての自信はない。そこへジョルジュが、施設の仲間たちとともにベンツのディーラーから“借りた”ミニバスで乗り込む。アリーは彼らと祝賀用の花火を持って会社を飛び出す。海辺の閉鎖された遊園地で遊ぶ彼ら。ジョルジュとアリーはアリスの誕生日のプレゼントに多量の花火で夜空を彩る。そこへ警察が来て、みんなは補導された。ジョルジュとアリーは町のベンチで抱き合って一夜を明かす。朝起きるとジョルジュの姿がない。ジョルジュは街に戻り、アリーの銀行の屋上に登って、買ったチョコレートを頬張ると、宙に身を投げた。しばらく後。街角にたたずむルンペン姿のアリー……緑にあふれる精神病の療養施設。純真な子供に帰った父を訪ねるアリーの娘たちの姿があった。

コーリャ 愛のプラハ

1998-02-27 15:07:13 | ドラマ
コーリャ 愛のプラハ [DVD]
監督:ヤン・スヴェラーク
パイオニアLDC

女好きで一度も結婚したことのない男が金のため偽装結婚をするのだけど、女は子供をおいて他国に亡命してしまう。
言葉も通じない子供コーリャを預かることになった男は、はじめは嫌がっていたもののだんだんコーリャに心を開き、自分の人生について考え始める。
アカデミー外国語映画賞をとった作品。
心あたたまるって感じ。
ラストがありがちなテレビドラマのようだったけど・・・。


コーリャ 愛のプラハ(Kolya)は1996年制作のチェコの映画。
1996年のアカデミー外国語映画賞、第9回東京国際映画祭グランプリを受賞。

プラハに暮らす中年チェリストのロウカは独身主義者で女たらし、以前はオーケストラで演奏する有名な演奏家だったが、今では葬式で演奏するなどして生計を立てていた。ある日、友人から、ロシア人女性と偽装結婚する話を持ちかけられ、お金のために承諾する。しかしその女性が5歳の男の子コーリャを残して西ドイツに亡命してしまう。お互いに言葉も通じず、また秘密警察に目をつけられたロウカは、嫌々ながらコーリャの面倒を見るようになる。

奇跡の海

1998-01-14 14:54:40 | ドラマ
奇跡の海 [DVD]
監督:ラース・フォン・トリアー
アミューズ・ビデオ

スコットランドの海に囲まれた小さな村でベスとヤンは結婚した。
ヤンを一途に愛するベスは、彼が油田に働きに行った後ヤンに会えないことに耐えられなくなり神に祈る。
「ヤンをわたしのもとに戻してください。」
祈りは通じた。
が事故で全身麻痺という皮肉な形でヤンはベスのもとに戻ってくる。
性的不能になったヤンはベスによその男とセックスすること、そして一部始終報告することを強制する。
それを自分のセックスだと思えば生きていけるからと・・・。
それを「愛の証」だと信じたベスはヤンのために奇跡の海へと旅立っていく。
わたしの好きな「キングダム」(はやく続きを出して欲しいんだけど)のランス・フォン・トリアー監督がとり、カンヌ審査員グランプリを受賞した作品なので期待が大きかったのだが、この監督特有の映像の色彩と話の内容が合っておらず、ラストもあっけなく、ストーリー全体の感動する部分がうまく描かれていないような気がした。
素晴らしいストーリーなのにね。
なんて言いながら6箇所は泣いてしまったのだ。
愛しすぎると苦しいよね。
「ベティー・ブルー」と同じく、全身愛することだけになってしまうってことができない自分を知ってるからこそ憧れは大きい。


『奇跡の海』(きせきのうみ、原題:Breaking the Waves, デンマーク語のワーキングタイトル: Amor omnie)は、ラース・フォン・トリアー監督、エミリー・ワトソン主演、ステラン・スカルスガルド助演で、1996年に制作されたデンマーク映画。


手持ちカメラ撮影などの手法にはフォン・トリアーらが前年発表した『映画の純潔の誓い』・「ドグマ95」の影響が見られるが、ドグマ95にはこの映画は参加していない。大部分はスカイ島などのスコットランド現地ロケであるが、室内シーンではデンマークのスタジオを利用した部分が相当あるなど、ドグマのルールには基づいていない部分が見られる。また神への献身と愛というテーマでは、デンマークの先人カール・テオドール・ドライヤーやスウェーデンのイングマール・ベルイマンらの影響が濃く見られる。
『奇跡の海』は1996年カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを獲得、1996年ヨーロッパ映画賞で3部門を受賞した。また新人エミリー・ワトソンの鬼気迫る演技には高い評価が寄せられ、1996年ヨーロッパ映画賞年間女優賞、同年全米映画批評家協会賞、同年ニューヨーク映画批評家協会賞、1997年英国映画テレビ芸術アカデミー賞(英国アカデミー賞)女優賞などを受賞したほか、1996年アカデミー主演女優賞にもノミネートされた。

映画は章仕立てになっており、各章の冒頭では印象的な色彩の風景をバックに1960年代-1970年代のロックの曲が流される。
舞台は1970年代のスコットランド・高地地方の海沿いの荒野。長老教会の影響が色濃い寒村に住む主人公のベス(エミリー・ワトソン)は、やや単純で無垢で、信仰篤い女性である。彼女は教会で自分で神に問いかけ自分で答え、それを神との対話と信じている。彼女は排他的な村人達の心配をよそに、沖合いの北海油田の海上掘削基地(石油プラットフォーム)で働くよそ者のヤン(ステラン・スカルスガルド)と結婚し愛し合う。だがヤンは油田作業で不在の日々が続き、ヤンなしでは生きてゆけないベスは教会でヤンが早く陸へ帰るように祈った。
祈りが通じたのか、ヤンは突然陸に帰ってくる。しかし彼はプラットフォームでの大事故に巻き込まれ陸地の病院に搬送されたのだった。彼は一命を取り留めたものの、下半身不随になった。ベスは自分の祈りのせいで彼に災いが降りかかったのだと自分を責める。そんなベスに病室のヤンは、セックスのできない自分の代わりに誰かセックスをする相手を見つけてほしい、そしてぜひその様子を詳しく聞かせてほしいという。そうすることで彼は間接的にベスと愛し合うことができるというのである。
教会で一人祈る彼女に、神は愛の証拠を見せろという。ベスは彼のために男達とおずおず関係を持ち始めヤンにその話をする。ヤンが危篤になるとベスは見知らぬ男と関係し、そのたびヤンは助かった。ベスは、明らかに神の力が働いていると信じるが、次第に行動があからさまになり服装も派手になってきた。母も村人も教会の長老も、娼婦となったベスを見放し、忌み嫌った。
一進一退を繰り返していたヤンの容態が悪化し、いよいよ闘病に終わりが近づいた。ベスはより強い神の加護を得ようと、荒くれ者(ウド・キア)たちが乗り込んでいる、どの娼婦も行きたがらない沖合いの漁船へと向かう決心をする。しかし、漁船から戻ったベスは船員たちによる性的暴行で重体になっていた。彼女は病院に運び込まれ、混濁した意識の中「悪い子でごめんなさい」と母に謝り続ける。いまだ意識不明のままのヤンを見て失意のまま息を引き取る。
数日後、奇跡的に容態が回復し、立てるまでに体の機能が回復したヤンが海上にいた。彼は仲間たちと、教会で葬儀を受けさせてもらえなかったベスを水葬する。そのとき確かに、曇天の上から高らかな鐘の音が響き渡った。

ザ・エージェント

1997-12-23 10:04:52 | ドラマ
ザ・エージェント (1枚組) [DVD]
監督:キャメロン・クロウ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

一流のスポーツ・エージェントのジェリーは、企業理念に背く提言書を発表して解雇、恋人も失ってしまう。
どん底に落とされた彼を支えるのは落ち目のフットボール選手ロッドと会計係ドロシー。
苦境の中でジェリーはドロシーへの愛、ロッドとの友情を築いていく。
どんな仕事にも権力や汚い嘘がつきまとう世の中を、誠実に純粋に人との信頼を築いて自分の信念を貫こうとするジェリーはめちゃくちゃかっこよかった。
トム・クルーズの爽やかな笑顔と人間味あふれるストーリーで、異常な爽快感に襲われて、思いっきりいい気分になってしまった。


『ザ・エージェント』(Jerry Maguire)は、1996年に製作されたアメリカ映画。

有能なスポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアは、高価な年俸のみを追求する会社の方針に疑問を持ち、提案書を提出するがあっさりとクビになってしまう。彼に好意を抱き、彼の提案書にも共感をする同僚だったドロシーと共に会社を立ち上げ、仕事の成功のために努力していくが、その中で「本当に重要なものは何か」を知ることになっていく。

バンボラ BAMBOLA

1997-12-14 09:45:10 | ドラマ
バンボラ [DVD]
監督:ビガス・ルナ
コロムビアミュージックエンタテインメント

ビガス・ルナファンとしては久々の新作だったので、「ゴールデン・ボールズ」の感動を再び味わえるかと思ってたんだけど、話は単純だし、映像もとくに綺麗という訳でもなく、がっくし。
とくに音が最悪。どれがアフレコなのかすぐわかってしまう。
まるで低予算ドラマのようで、ストーリーを説明するまでもなく、いただけないものだった。 
何故なのだぁー!

1996年 スペイン・フランス・イタリア映画(イタリア語)
監督:ビガス・ルナ 脚本:ビガス・ルナ 脚本:チェザーレ・フルゴーニ 撮影:ファビオ・コンヴェルシ 音楽:ルシオ・ダラ 出演:ヴァレリア・マリーニ 出演:ステファノ・ディオニジ

イタリアの田舎町。食堂を営んでいた母親が亡くなり、バンボラと弟フラヴィオは友人ウーゴの協力を得て食堂を継ぐことになった。ウーゴはバンボラにゾッコンだけど、バンボラにはその気はない。お休みの日に、3人で水上遊園地に行くが、バンボラを口説こうとしている男セッティミオを見て、嫉妬したウーゴはセッティミオに掴みかかり、もみ合いになった末、死んでしまう。不慮の事故ではあったが、セッティミオは殺人の罪で拘置所に入ることになる。自分のせいで犯罪者になってしまったセッティミオに面会に訪れたバンボラは、拘置所に入っているフーリオという柄の悪い男に一目惚れをされてしまう。フーリオはセッティミオを敵対視し、嫌がらせをするようになり、最初はバンボラもそれをやめさせようとするが、次第に凶暴で強引なフーリオに惹かれていく。バンボラは危険であるとは知りながら、心を奪われ、フーリオを拒みきれない。一方で、フラヴィオはセッティミオに惚れてしまう。釈放されたフーリオは、バンボラたちが住む家に住み着く。とても嫉妬深く、彼のバンボラに対する愛情表現は異常なものだった。フラヴィオはバンボラとフーリオを別れさせようとするが・・・。

小さな贈りもの

1997-09-21 17:38:14 | ドラマ
小さな贈りもの [DVD]
監督:ハワード・フランクリン
ケイエスエス

自分の父親の英雄的な死を講演にして稼ぐビル・マーレー演じる男のもとに、本当の父親は遺産を残して急死したとの連絡が入る。
会ったこともない父親の遺産をもらいにいくと実は借金と巨ゾウが待っていた。
ビル・マーレーお得意の、イヤな奴がある奇跡に出会っていい人になるってパターンの作品。
ゾウを売って父の借金を返すためにゾウと旅をするんだけど、その途中に頭のキレたおバカドライバーが出てくる。
そのよくある間抜けなドロボウみたいな役を「コンタクト」のマシュー・マコノヒーが演っていて、これがスッゴク似合ってない。
クレジットで確認するまで疑って観てたもの。
お腹かかえて笑っちゃうシーンもあり、ホロっとするとこもあり、わたし基本的に動物もの・子供ものは好きなのでいい感じだった。


講演家の中年男と象の交流を描くハートウォーミング・ストーリー。監督は「F/X2 イリュージョンの逆転」のハワード・フランクリン。製作は「タンク・ガール」のリチャード・B・ルイス、ジョン・ワトソン、ペン・デンシャム。製作総指揮は「ナディーン 消えたセクシーショット」のヴォルフガング・グラッテス、「真夏の出来事」のガイ・イースト、「T-REX」のスー・バーデン・パウエル、ペン・デンシャムとギャリー・ウィリアムズの原案を基に、ロイ・ブラント・ジュニアが脚本を執筆。撮影はエリオット・デイヴィス。音楽は「ゲッティング・イーブン」のマイルス・グッドマン。美術はマルシア・ハインズ。編集はシドニー・レヴィン。衣裳はジェーン・ロビンソン。主演は「エド・ウッド」のビル・マーレイ。共演は「好きと言えなくて」のジャニーヌ・ギャラファロ、「評決のとき」のマシュー・マコノヒーほか。

ジャック・コークラン(ビル・マーレー)は、自分が幼い頃、父親が溺れかけた子供を助けるために溺死してしまったという体験をもとに、人々を叱咤激励して回る講演家。ところがそれは実は母親に聞かされていたウソで、父は最近死んだばかり。職業は冴えないピエロだった。ジャックは父の借金と、形見の巨象ヴェラを引き受けるはめになる。ジャックは借金を返済するため、ヴェラを売り払うことに決めた。始めは動物保護の活動家モー・ニューマン(ジャニーヌ・ガラファロ)に3万ドルで売る予定だったが、4万ドル以上払うという動物芸能プロダクションのテリー(リンダ・フィオレンティーノ)の方に売却先を変更し、LAを目指す。しかし道中、奇妙なトラック運転手ティップ(マシュー・マコノヒー)を協力してやっつけたり、ヒッチハイクで苦労したり、インディアンの村で人助けをしたりするうちに、ジャックはヴェラに友情を覚え始め、せっかくLAについたものの、トラックを盗み、モーのいるスリランカ行きの飛行機が出る飛行場までヴェラを運んでしまう。ヴェラは無事スリランカの熱帯雨林へと旅立ち、ジャックは別れを惜しむのだった。

スリーパーズ

1997-09-19 17:31:50 | ドラマ
スリーパーズ [DVD]
監督:バリー・レヴィンソン
日本ヘラルド映画(PCH)

いたずらが過ぎて傷害事件を起こしてしまい少年院に入ることになった親友4人組。
そこ少年院では看守によるレイプと暴力の日々が待っていた。
少年院を出てから10数年後、ギャングになっていた2人が偶然出会った看守の1人を撃ち殺す。
そこから男たち4人の復讐劇が始まる。
2時間半という長さは3部構成になっていて、ジェイソン・パトリックが語り手となって進んでいく。
ブラッド・レンフロとブラッド・ピット以外は少年時代と大人になってからがあまりに似ていなくて、いまいち感情移入出来なかった。
それはさておき、男同士の本物の友情がクールに描かれていてomiは好き。


『スリーパーズ』(Sleepers)は、1996年に公開されたアメリカ合衆国の映画作品及び同名の原作小説。

あるいたずらが原因で過失傷害を問われ、少年院に送られたロレンツォ、マイケル、トミー、ジョンの4人の少年。そこで待っていたものは看守たちからの性的虐待だった。圧倒的な暴力を前になすすべもなく、少年たちは心に深い傷を負う。
とある日の院内のフットボールの試合中、リーダー格でギャングの息子であるリゾを引き込み、日頃の虐待の恨みを暴力で晴らすが、その後リゾは「殴る場所がなくなるまで」殴られて死んだ。
やがて成人した4人のうち、トミーとジョンがレストランでかつての看守に出会い、射殺してしまう。検事補になり、今事件を担当することになったマイケル、新聞記者となったロレンツォは2人を無罪に、そして少年院であった虐待を公にすることを誓い、奮闘する。
裁判に証人として出廷した元看守の1人から虐待があったことを認めさせ、もう1人はリゾを院内で撲殺したことをギャングの兄に密告され、射殺される。
レストランにいた客が2人を見たと証言した不利な状況で、ロレンツォは4人をよく知るボビー神父に聖職者は嘘をつかないと知った上で偽の証言をしてほしいと懇願する。少年院であった出来事を幼馴染のキャロルや神父に打ち明け、翌日、神父は出廷し、事件当夜は被告の2人とバスケットボールの観戦をしに行っていたと偽の証言をする。
看守への復讐が着々と進み、残るは無罪判決のみ。判決は無罪。その後、4人とキャロルは祝杯をあげる。これが5人が集まった最後の夜となった。
数年後、ジョンとトミーは30歳を迎える前に何者かに殺害された。

クリスマス・ツリー

1997-09-18 17:28:44 | ドラマ
クリスマス・ツリー [DVD]
監督:テレンス・ヤング
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

或人のすすめで初めて観た。
放射能を浴びたせいで白血病になり半年の命と宣告された10歳の少年を、最後まで限りない愛情で、その半年を精いっぱい生き抜かせようとする父親の姿は、涙なくしては観られないって感じ。
この手の映画だと「メリーゴーランド」も好き。


ミシェル・バタイユのベストセラー小説『クリスマス・ツリー』の映画化。脚色は「うたかたの恋」のテレンス・ヤングと、「パリは燃えているか」のジャン・オーランシュ、それにジャーナリスト出身のピエール・デュメイエの執筆。監督はテレンス・ヤング。撮影は「うたかたの恋」のアンリ・アルカン、音楽は「大進撃」のジョルジュ・オーリック、編集はジョニー・ドワイヤーが担当した。出演は、今年十一歳のブルック・フラーが主演するほか「コマンド戦略」のウィリアム・ホールデン、「25時」のヴィルナ・リージ、「モンテカルロ・ラリー」のアンドレ・ブールビルなど米英仏のスターが共演している。製作はロベール・ドルフマン。

十歳になるパスカル(B・フラー)は、夏休みを父ローラン(W・ホールデン)とコルシカ島で過ごした。母はいなくても、パスカルには、父の恋人カトリーヌ(V・リージ)も、仲良しのおじさんベルダン(A・ブールビル)もいたし、寂しいことはなかったが、父と二人のコルシカでのキャンプはまた格別だった。が、或る日、二人が釣りを楽しんでいた時、近くに核爆弾をつんだ飛行機が墜落した。その日から、パスカルは体の不調を訴えるようになった。パスカルは、放射能のため白血病に侵されていたのだった。医師は、ローランにパスカルの命はあと半年と宣告した。ローランは、あと半年をパスカルの思い通りに過ごさせてやろうと決心し、パスカルの欲しがるものはすべてあてがった。オモチャ、トラクター、そして狼までも。ローランと真相を知ったカトリーヌ、ベルダンは協力し、狼を欲しがったパスカルに、動物園から盗みだした狼を、あてがったのだった。夏が過ぎ、枯葉が散って、クリスマス・イブが、やってきた。美しいツリーが部屋にかざられ、プレゼントが山のように積まれた。静かなイブの夜が過ぎていくかに思われた。がパスカルへの最後の贈物を買うため外出したローランとカトリーヌが戻った時、ツリーの下でパスカルは永遠の眠りについていたのだった。

トーチソング・トリロジー

1997-09-17 16:03:34 | ドラマ
トーチソング・トリロジー [DVD]
監督:ポール・ボガート
IMAGICA TV

もう何度観たかわからないけど、観る度に感じるところが違う名作。
「充分ではなかった・・・」って手話が印象的で、今ではわたしも出来るようになってしまった。
ラストシーンがちょっと説教臭いんだけど、でもそこに本当の叫びがあっていつも胸がつまってしまう。


ゲイであるアーノルドをめぐる深い悲しみと苦しみ、愛と葛藤の人間模様を描いた作品。バイ・セクシャルの恋人エドの裏切り、互いに運命の人と信じ愛したアラン、その突然の死。ゲイを理解できない母親との対立。その対立を乗り越え、アーノルドは自分というものを見つめ直していく…。ハーヴェイ・ファイアスティン脚本・原作・主演。