今回は、岐阜県の養老山へ登山に行ってきました。山頂の標高は859mです。
最高地点のほかにも、たくさんのピークがあります。
東海環状道・養老インター付近から望む、養老山地の一部です
登山を始める前に、まずは駐車場から歩いて5分ほど下り、「養老の滝」を見る。
居酒屋チェーン「養老乃瀧」は、ここから名前を借りているのでしょう。
養老の滝(落差32m、幅4m)日本の滝百選・名水百選に選定されています
養老の滝に一番近い駐車場。150台くらい駐車可能。赤い車は自車。その他1台しかいません。
小雨が降っているが、ほぼ無風。おそらく山上(稜線)に出るまでには、雨は止むと判断しました
9:25 折り畳み傘を差しながら、登山を開始しました。風が強ければ、登山中止したと思います。
9:30 養老山登山口
9:35 分岐点。左に進むと、養老山山頂方面への直登コース。右手の林道コースへ進む。
今回は、山に向かって右回りの周回登山です。観光協会の登山マップは、右回りを推奨しています
コース:養老の滝の上の駐車場~アセビ平~(稜線)~養老山山頂~三方山~滝上駐車場
稜線のアセビ平まで、ほぼずっと未舗装林道が続きます。
傾斜がほぼ一定で、あまり疲れを感じることなく上り進むことができました。
途中、樹間からピークが見えた。笙ヶ岳だと思います。
登り始めて30分ほどの10時頃、雨は止み、折りたたみ傘をしまって、ストックに持ち替えた
旧牧場 = アセビ平、です。あと1.2kmということは、15分ほどか。
10:30 アセビ平まであと10分ほどの地点。樹木の背丈がだいぶ低くなりました。
10:40 アセビ平(旧牧場) 標高788m
稜線に到達しました。林道をひたすら歩き、70分でした。
旧牧場といっても、そんなに広くはなく、「いつ頃まで、何を放牧していたのかな?」と思った。
アセビ平の分岐標識 笹原峠・もみじ峠、ともに経路に認識していなかったので、地図を見返す。
登山マップには「笹原峠」ではなく、「笹が原」と書かれており、左手(南方)に進む。
倒木が5か所ほどありました。通行には問題なかったです。
アセビ平~笹原峠の間に、短い木段のアップダウンが、数ヶ所ありました。
11:15 笹原峠に到着。ここで、登山口からの直登ルートと合流します。
ここからさらに南進して、小倉山・養老山山頂を目指します。
11:20 小倉山山頂直下です
小倉山山頂(標高841m)は、展望ポイントですが、あいにくの天気で、長居せず通過する。
11:40 養老山山頂に到着。ここは展望はないです。
養老山山頂の標識と一等三角点です。標高859.3m
アセビ
途中の樹間の展望
11:15 笹原峠に戻る。下山開始。
11:20 三方山(標高730m) こちらも展望ポイント。濃尾平野が一望、とのことですが・・・
麓がやっと見渡せる程度で、岐阜市街地・名古屋市中心部は、ぼんやりとかすんで見えました。
下り半分の地点で、「転落注意」の看板を見る。
この先は、ハシゴや鎖がかかるほどの落差はないが、幅の狭い急な下り坂が続く。
おしゃべりに夢中になったり、ふざけあったりすると本当に危険だと思います。
12:50 ほぼ下りきりました。沢を横切る道が作られています。増水時は通れない、とのこと
デ・レーケ堰堤 横切った沢のすぐ上流にある、滝のような堰堤
オランダ人のヨハネス・デ・レーケ技師は、明治時代に木曽三川分流工事を監修した、とのこと
12:55 林道コースと直登コースの分岐点に戻りました。
13:00 養老の滝の駐車場に到着
養老山頂登山道のパンフレット 滝駐車場受付の入山届の記帳台でも配布されています。
http://www.kanko-yoro.jp/docs/2015091100605/
今回のコースは、標準歩行時間は約4時間で、実際の歩行時間は3時間30分でした。
こちらの登山は、昨年から計画していましたが、家庭事情・体調の都合で出かけるのが
難しいかな、と思っていました。何とか今回、無事完登できてよかったです。
※ 養老山は、年間約1万人の登山者が訪れると言われる人気の山です。
養老の滝の駐車場は、収容台数に限りがあるので、多客時には早い時間に満車になる
と思います。紅葉シーズンなど混雑時には、早出早着することをお勧めします。