山歩きに行ってきました。
兵庫・鳥取県境の氷ノ山です。兵庫県の最高峰で、山頂の標高は1510mです。
「こおりのやま」ではなくて、「ひょうのせん」と読みます。
「山」を「せん」と呼ぶのは、出雲の文化の名残だそうです。
大山(だいせん)・蒜山(ひるぜん)も、そうですね。
そして、この氷ノ山は、古代、出雲と大和の文化の境目だったのです。
↑ 東尾根登山道の登山口
↑ 不鮮明ですが、途中の沢にあった小さな滝
↑ 山頂に近い尾根の様子。背丈以上の高さの笹が茂る
↑ 登山道の重要な目印「神大ヒュッテ」
↑ 山頂の避難小屋
↑ 山頂の標識
↑ 山頂から北側の展望
↑ 山頂の南側の一面の笹
氷ノ山国際スキー場のゲレンデを横切る林道の脇に、東尾根登山口がありました。
道標が整備されていて、0.5kmごとに標識があり、歩く励みになりました。
登山口には、「氷ノ山山頂まで3.9km」と書かれていました。
歩き始めは気温18度と、とても涼しかったですが、最初の30分ほど、やや急な階段が続き、
大汗をかきました。これを過ぎれば、東尾根に出て、割とゆったりと歩くことができました。
山頂に近い尾根に、神戸大学の山小屋「神大ヒュッテ」がありましたが、このすぐ先で、
大きなトラブル発生しました。山頂まであと15分ほどの場所です。
左足の靴の靴底が、ペラペラとはがれてきました。無事に山頂まで到達しましたが、
下る途中で、この靴底は、完全にはがれてしまった。ただ、靴底が2枚の作りだったので、
滑り止めがはがれただけで、なんとか無事に下山できました。
山頂は、360度の展望ができますが、全面の雲海でした。笹が生い茂っていたので、きっと
冬場は風がとても強い場所なのでしょう。
持参した水分は3.5リットルでしたが、飲んだのは2リットルだけでした。真夏の日中歩き
なら、たくさん汗をかくので、持参した量でもギリギリだったと思います。
所要時間は、登り2:15・下り1:40で、往復約4時間でした。靴底のトラブルがなければ、
もう少し早く、下ることができたでしょう。
コースタイム
5:20 東尾根登山口(気温18度)
7:35 氷ノ山山頂着
7:50 下山開始
9:30 東尾根登山口(気温23度)
(追記)
帰り道に、大きく寄り道をして、明石市の明石焼の名店「本家きむらや」さんに行きました。
今までに5回ほどおじゃましております。ここでは、明石焼は、「玉子焼き」と呼ばれています。
1人前20個と、やや多いのですが、おいしいので軽々とおなかに入ってしまいます♪☆