慌ただしい週末

先週末は馬関係者の結婚式に社長も私も呼ばれて大忙しでした。
その週末、佐賀競馬で認定アゲインステージに登場したアインスキーは５着。
掲示板は確保したものの、もう一息の内容でした。
今日は浦和でスカーレピーコックが出走します。昇級戦ですので、ここはどれくらいになるか、内容に注目して観たいと思います。
また、エスプリシーズ産駒のドラゴンシーズも今日出走ですね。
頑張って父の名前を高めて欲しいと思います。

ファーストクロップサイアーズランキング

９月２９日現在でのファーストクロップサイアーズランキングが出て来ました。
総合では
１．キングカメハメハ
２．プリサイスエンド
３．ネオユニヴァース
４．イーグルカフェ
５．スターリングローズ
６．メジロベイリー
７．シルバーチャーム
…
１０．サニングデール
１４．エスプリシーズ
という感じでした。
地方では
１．イーグルカフェ
２．プリサイスエンド
３．スターリングローズ
４．シルバーチャーム
５．キングカメハメハ
６．ビワシンセイキ
７．エスプリシーズ
という感じです。

地方での１位、イーグルカフェはやはり頭数の多さだと思います。出走回数が１１４回、２位のプリサイスエンドは出走回数４０回で同数の１０勝を挙げています。
エスプリシーズはＡＥＩが２．０４という数字（３位）、勝ち馬率は７５％ということで、この数字はほとんどが中央入厩するキングカメハメハ産駒（３頭）の１００％に次いで第２位という立派な成績です。
こう見ているとプリサイスエンドは非常に走っていますね。キングカメハメハ、ネオユニヴァースという両巨頭に挟まれてこれだけ結果を残しているのは立派です。地方でも中央でも走っていますね。
こうやって数字に表れて来るとやはりエスプリシーズに来年は頭数を付けたいと思います。
サンデー系牝馬にはエスプリシーズを付けようと思っています。さてこれからどうなるものか、エスプリオールが重賞に出てくれたらもっと面白くなるだろうになぁ…期待しておきましょう。

古牝馬で１００戦目

本日名古屋競馬でイズミノエースが出走しました。
結果は３番人気で６着。
残念ですが、この馬の脚質上仕方の無いことかと思います。
実はこの出走がこの馬の通算１００戦目。
７勝２着１６回３着１８回４着２１回５着９回、着外２９回。
実に掲示板率は７１％と堅実に走っています。
良血ではありませんが、丈夫で走ってくれていて何よりです。

う～む・・・

先日、安く出してしまった繁殖に関して、『あの馬ならもっと高い値段で欲しかった』という他の牧場さんの話があったことを今日聞きました。
馬との出逢いや縁というのは女性と似ていると思います。
あの時、手に入らなかった…あの馬の仔が走っている…
あの時払ってしまった牝馬の仔が走り出した…
なるべくそういうことが無いようには頑張っていきたいところですが…。
そういう巡り合せはいろいろあるでしょう。
けれど現有メンバーでも先々は保証できない世界です。
それでも頑張って良い馬を作ることを第一に努力したいと思います。

輸送

馬に携わっていると非常にバカにできないなと思うのが馬の輸送費です。
日本中の競馬場から北海道や青森に運んで来ることになるのですが、場合によっては九州から北海道まで日本縦断と言ってもおかしくないくらいの移動をするわけで、しかも生き物なわけですから結構な料金だと思います。
まぁ馬自体高額ですしね
しかも原油の高騰の影響もあり、輸送業界も大変だと思います。
一応現場では馬を輸送して戻る『戻り』の輸送車を探したり、頭数を集めて単価を安くしてもらうなどの努力はしていますが…こういった費用も意外とかかるもんです。
なんてことを函館から青森に戻るフェリーの中で考えていました。

現在、函館

現在、函館のビジネスホテルで書いています…。
とは言っても仕事で来ているわけではないのですが…。
時間的に観られませんでしたが、スプリンターズＳはクロフネ産駒のスリープレスナイトが完勝したようですね。
クロフネの仔は芝・ダート関係無く走りますね。
付けるのはなかなか厳しいですが、どうにかして繁殖牝馬でもクロフネの仔を持って来れたら…と夢見ています（笑）
カームかマーベラス付けたら面白いと思っているのですが＾＾；

牧草

今日は天気が良かったので、牧草の乾燥あげをしていました。
昔、繁殖が２０頭以上いた頃には放牧地として使っていた場所は、今、完全に採草地となっています。以前懇意にさせていただいてる種馬場の場長とお話した時に、北海道でも行なっている土壌の分析や改良を青森も導入すべきだという話になりました。やはり牧草は良い馬を作る必要不可欠な条件だと思っています。
そこらへんもいろいろ研究したいと思っています。

鎌倉記念

昨日の鎌倉記念は勝った馬が大差勝ちと強かったですね。
でもエスプリオールもＴＲを８馬身差の圧勝でしたから、観てみたかったというのが本音のところです。
一頭でも重賞勝ちしてくれれば、種付け頭数増えて、エスプリシーズによりチャンスができるかと思うのですが…やっぱり種牡馬は数付けてナンボですから。

２００８年度県内生産名簿

２００８年度の県内生産馬の名簿が出来てきました。
ふだん牧場にいる馬でも、ブラックタイプなどのセリ名簿形式を通して見ると違う感じがします。ウチの当歳は５頭。元気にスクスク育って欲しいものです。
今日川崎競馬の重賞、鎌倉記念にエスプリシーズ産駒のエスプリギャルが出走します。トライアルを８馬身差で圧勝したエスプリオール号の名前が無いのが寂しいですが、好走してもらい、逆に層の厚さを見せてくれることを期待します。