タピオカの主な効能
温性
脾胃を養う
タピオカはキャッサバの加工品
タピオカの原料はキャッサバ(芋)です。
キャッサバは脾と胃の機能を養い、消化吸収力を高める性質があります。
基本的には胃腸虚弱タイプの人に向いています。
実際にはタピオカにココナッツミルクや果物などを合わせることが多いですね。胃腸虚弱の場合、お腹が冷えている人が多いと思います。同時に摂る果物などの寒熱や効能も合わせて「全体として」見ると良いでしょう。
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鰆(さわら)の主な効能
温性
気血を補う
鰆は気と血を増やす
サワラは気と血を増やす性質があり、気血不足の人におすすめです。
専門的には気虚証や血虚証の方がこれにあたります。
例えば疲れやすく顔色がすぐれない、息切れ、めまい、寒がり、しびれ、月経異常、精神不安などの症状は気血不足で起こりやすく、こんな時にサワラは適しています。
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水菜の主な効能
微寒
1. 熱をとりのぞく
2. 体内の湿気をとる
湿熱をとりのぞく
水菜は「熱」と「湿」をとる性質があります。
体に湿や熱をためこむと、暑がり、べたっとした汗が出る、ジクジクした赤い湿疹や吹き出物でできやすいすい、排泄物の臭いが強いなど特有の症状があらわれます。
専門的には「湿熱証」と言いますが、水菜は熱と湿がたまっている人におすすめです。
講座でもよくお話ししますが、現代人は「湿熱タイプ」の方が多い気がします。お酒や脂っこい食べ物、甘いものが好きな方は湿熱を溜めやすいので、あくまで食生活全体で考えると良いと思います。
白木耳と水菜のスープ(胡桃の庭の薬膳)
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じゅんさいの主な効能
寒性
1. 熱をとる
2. むくみをとる
湿熱タイプに
じゅんさいは寒性で体の熱をとる性質を持ちます。
特に胃腸に熱がたまっているタイプの人におすすめです。
またじゅんさいは余分な水湿を排泄してむくみをとる性質もあります。
総合的にみると脾胃や肝の湿熱をとりのぞくため「湿熱タイプ」の人に向いています。
一般の方には「湿熱」の概念は分かりにくいかもしれませんね。体のどの部分に湿熱邪があるかで症状は変わりますが、
例えば脾胃に湿熱があると口が粘る、食欲不振、嘔吐、頭や手足が重だるいなどの症状が表れます。
肝胆に湿熱を持つと胸脇部の脹痛、お腹が脹る、口が苦い、尿が濃い、黄疸などの症状があらわれます。
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花梨の主な効能
平性
1. 咳を止める
2. 痰を解消する
花梨は咳をしずめる
花梨は肺に作用して咳をしずめる性質があります。
花梨に含まれる「渋味」には出すぎるものを渋らせる作用があり、咳を止めることに繋がります。
花梨は痰を解消する
花梨は痰を消す作用もあり、特に痰が多い咳の改善に適応します。
「花梨の蜂蜜づけ」や「花梨酒」を作ってみるのも楽しいですね。保存しておけば、咳や痰の改善に役立つと思います。
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