あるいて健康 奈良県歩け歩け協会 例会情報

ウォーキング愛好グループ「奈良県歩け歩け協会」の例会に参加し、コースマップを中心に訪問地の写真で綴ります。

馬見東縁の田園地帯を行く

2016年05月16日 | 日記
ウォーキングの愛好者グループ「奈良県歩け歩け協会」で、「馬見東縁の田園地帯を行く」をテーマにした例会が、6月5日(日)に予定されています。
近鉄池部駅に9時40分に集合して 「河合町役場庭園 - 箸尾御坊 - 櫛玉比女命神社 - 与楽寺(梵字池) - 百済寺 - 南郷環濠集落」を辿り、近鉄大和高田駅へ至る約12Kmのウォークです。




例会の当日は天候他の事情により、コースが変更される場合もあります。
ウォーキングは野外を歩き自然と親しむ機会です。雨も自然ですから、原則として雨天でも例会は実施されます。


例会当日の朝7時に目的地に気象警報が発令された場合は、例会は中止されますのでご注意下さい。


コースマップ






河合町役場庭園













河合町役場庭(豆山荘)は大正12年に森本千吉氏により広大な邸宅と共に整備された庭園で、馬見丘陵の大自然が取り入れられています。


箸尾御坊











箸尾御坊教行寺は蓮如上人(1414~1499)の開基で、摂津国島上群富田荘に堂字を建立したのに始まります。広瀬に移ってからも幾たびか転地荒廃を経ています。現本堂は江戸時代末期の大型真宗本堂として典型的な建物です。
須弥壇上の厨子入り本尊阿弥陀如来像は、鎌倉時代末期まで遡る優品です。



櫛玉比女命神社





この神社の創建は白鳳時代とも言われ、延喜式には大和国広瀬郡五座の一つに数えられた古社です。前方後円墳の後円部に鎮座するという古墳信仰に基づく古代祭祀の遺跡として注目されます。
祭神の櫛玉比女命は、大日本史で饒速日命(にぎはやひこのみこと)の后である御炊屋姫とされています。



与楽寺











三間四方の堂内に本尊の弘法大師座像が祀られています。後頭部内側の墨書銘から応安六年(1373)に僧乗円の本願により大仏師僧行盛が製作したことがわかっています。脇に置かれていた十一面観音菩薩像の胎内からは八世紀頃の観音立像が発見されました。宝冠や頭上面の配置から遣唐使などが請来した可能性があるとされています。


与楽寺の梵字池









伝承によると弘法大師が与楽寺を訪れたのは唐から帰った頃(九世紀初期)で、その時この寺の荒廃ぶりを嘆き、ここに梵字をかたどった池を掘って寺を再興したとされています。


百済寺







日本書紀の舒明天皇十一年(639)十二月の条に、是の月百済川のほとりに九重塔を建つとあり、聖徳太子が平群郡熊凝(くまごり)に建てられた熊凝精舎をこの地に移し百済大寺と名づけたと伝えられています。現存している三重塔は鎌倉中期の建築と考えられ、国の重要文化財に指定されています。


南郷環濠集落





室町時代につくられた環濠集落で、環濠内には豪族南郷氏の城が築かれていました。当時、大和国には強力な支配者がなく夜盗・強盗の略奪が横行していたため、村人は自衛手段として村の周りに環濠を構築しました。
現在は環濠集落の一部を公園として整備し、ガス灯スタイルの街灯を設けるなど遊歩道になっています。






最後までご覧いただきありがとうございました。




昭和61年に設立された歴史と実績のあるウォーキング愛好者のグループ「奈良県歩け歩け協会」は、歩いて健康の維持や人と人の触れ合いの場を提供することを目的に活動しています。

「奈良県歩け歩け協会」では新規会員を募集しています。例会に体験参加(無料)や入会を希望される方は、例会当日に集合場所に直接お越し頂くか<yakuoji@gmail.com>までメールして下さい。







五条で自然と歴史に触れてみよう

2016年05月08日 | 日記
ウォーキングの愛好者グループ「奈良県歩け歩け協会」で、「五条で自然と歴史に触れてみよう」をテーマにした例会が、5月15日(日)に予定されています。
JR五条駅に9時10分に集合して 「櫻井寺 - 歴史公園 - 生蓮寺 - 転法輪寺 - 上野公園 - 新町通り - 五新鉄道跡」を辿り、JR五条駅へ至る約10Kmのウォークです。




例会の当日は天候他の事情により、コースが変更される場合もあります。
ウォーキングは野外を歩き自然と親しむ機会です。雨も自然ですから、原則として雨天でも例会は実施されます。


例会当日の朝7時に目的地に気象警報が発令された場合は、例会は中止されますのでご注意下さい。



コースマップ



櫻井寺





櫻井寺は、天歴年間(947~957)桜井康成の創建と伝えられる古刹で、天誅組がここを本陣として五条仮政府と号しました。


歴史公園







江戸末期には五条代官所の長屋門だった建物で、天誅組の足どりやゆかりの地などの資料が展示された資料館となっています。


生蓮寺



生蓮寺は、晴れ乞い雨乞い・子安安産のお寺です。また、ぼけよけ地蔵尊第九番霊場でもあります。


転法輪寺









弘法大師を高野山へ導いた神を祀り、高野山発祥の霊場として役1200年の歴史を刻んでいます。


五新鉄道跡



明治以来の念願であった五条と新宮の間を結ぶ五新鉄道は、昭和12年から着工されたものの、完成せぬまま昭和57年に工事が中止され、幻の路線となりました。




最後までご覧いただきありがとうございました。




昭和61年に設立された歴史と実績のあるウォーキング愛好者のグループ「奈良県歩け歩け協会」は、歩いて健康の維持や人と人の触れ合いの場を提供することを目的に活動しています。

「奈良県歩け歩け協会」では新規会員を募集しています。例会に体験参加(無料)や入会を希望される方は、例会当日に集合場所に直接お越し頂くか<yakuoji@gmail.com>までメールして下さい。











葛城の道を歩く

2016年05月01日 | 日記
ウォーキングの愛好者グループ「奈良県歩け歩け協会」で、「葛城の道を歩く」をテーマにした例会が、5月5(木)に予定されています。
近鉄御所駅に9時30分に集合して 「鴨都波神社 - 鴨山口神社 - 六地蔵 - 九品寺・千体石仏 - 葛城一言主神社 - 日本武尊白鳥陵 - 吉祥草寺 」を辿り、近鉄御所駅へ至る約15Kmのウォークです。




例会の当日は天候他の事情により、コースが変更される場合もあります。
ウォーキングは野外を歩き自然と親しむ機会です。雨も自然ですから、原則として雨天でも例会は実施されます。


例会当日の朝7時に目的地に気象警報が発令された場合は、例会は中止されますのでご注意下さい。



コースマップ



鴨都波神社





葛城は古代豪族鴨族の発祥地です。鴨の宮・葛城賀茂社・下津賀茂社とも呼ばれ、第十代崇神天皇の(前97-3)の時代に大飢饉が発生し大賀茂祗命に勅して鴨の地に奉斎され治まったと伝えられ、この功績により鴨氏の位を賜りました。出雲国の国譲りに際し、大国主命に神意を伺わせ、その託宣神として、皇室の守護神とされています。


鴨山口神社





山口神社は古くから朝廷に皇居の用材を献上する山を祭った神社で延喜式神名帳には山口神社は十四社あるが、その中で鴨山口神社が本社とされています。


六地蔵

六体の地蔵が刻まれた巨石で、室町時代に作られたもので、地元の人々の厚い信仰の対象となっています。


九品寺・千体石仏









九品寺は、聖武天皇の勅により行基が開基した寺の一つで、室町時代の兵火を免れて今に残ります。
千体石仏は、南北朝時代に楠木正成と共に南朝に味方し、北朝と戦った家族や地元の人々が身代わりに奉納したと伝えられ、そのため身代わり石仏とも呼ばれます。



一言主神社









この神社は願い事を一言だけ聞いてくれる神として広く信仰されています。古事記には、雄略天皇に名を問われ「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神、葛城の一言大神ぞ」と答えた記され、また日本霊異記には役行者に葛城山と吉野金峰山を結ぶ岩橋づくりを命じられながら、顔が醜かったので夜しか働かず、完成しなかったという逸話が残されています。


日本武尊白鳥陵



記紀には戦野に死んで魂の休まらなかった日本武尊は、白鳥となって三度羽根を休めたといい、その三ヶ所全てが白鳥陵とされています。この陵も少し舞い降りただけで、すぐに葛城山を越えて飛び去ったとの事です。


吉祥草寺





修験道の開祖役小角(役行者)誕生の地とされ、この寺は役小角の創建と伝えられ応永年間(1394~1427)の建立とされていますが、江戸時代に改築されています。
日本霊異記には、30歳で葛城山にわけ入って修業を始め呪力の向上に努めたといいます。






最後までご覧いただきありがとうございました。




昭和61年に設立された歴史と実績のあるウォーキング愛好者のグループ「奈良県歩け歩け協会」は、歩いて健康の維持や人と人の触れ合いの場を提供することを目的に活動しています。

「奈良県歩け歩け協会」では新規会員を募集しています。例会に体験参加(無料)や入会を希望される方は、例会当日に集合場所に直接お越し頂くか<yakuoji@gmail.com>までメールして下さい。







葛城の道を歩く

2016年05月01日 | 日記
ウォーキングの愛好者グループ「奈良県歩け歩け協会」で、「葛城の道を歩く」をテーマにした例会が、5月5(木)に予定されています。
近鉄御所駅に9時30分に集合して 「鴨都波神社 - 鴨山口神社 - 六地蔵 - 九品寺・千体石仏 - 葛城一言主神社 - - 日本武尊白鳥陵 - 吉祥草寺 」を辿り、近鉄御所駅へ至る約15Kmのウォークです。




例会の当日は天候他の事情により、コースが変更される場合もあります。
ウォーキングは野外を歩き自然と親しむ機会です。雨も自然ですから、原則として雨天でも例会は実施されます。


例会当日の朝7時に目的地に気象警報が発令された場合は、例会は中止されますのでご注意下さい。



コースマップ



鴨都波神社





葛城は古代豪族鴨族の発祥地です。鴨の宮・葛城賀茂社・下津賀茂社とも呼ばれ、第十代崇神天皇の(前97-3)の時代に大飢饉が発生し大賀茂祗命に勅して鴨の地に奉斎され治まったと伝えられ、この功績により鴨氏の位を賜りました。出雲国の国譲りに際し、大国主命に神意を伺わせ、その託宣神として、皇室の守護神とされています。


鴨山口神社





山口神社は古くから朝廷に皇居の用材を献上する山を祭った神社で延喜式神名帳には山口神社は十四社あるが、その中で鴨山口神社が本社とされています。


六地蔵

六体の地蔵が刻まれた巨石で、室町時代に作られたもので、地元の人々の厚い信仰の対象となっています。


九品寺・千体石仏









九品寺は、聖武天皇の勅により行基が開基した寺の一つで、室町時代の兵火を免れて今に残ります。
千体石仏は、南北朝時代に楠木正成と共に南朝に味方し、北朝と戦った家族や地元の人々が身代わりに奉納したと伝えられ、そのため身代わり石仏とも呼ばれます。



一言主神社









この神社は願い事を一言だけ聞いてくれる神として広く信仰されています。古事記には、雄略天皇に名を問われ「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神、葛城の一言大神ぞ」と答えた記され、また日本霊異記には役行者に葛城山と吉野金峰山を結ぶ岩橋づくりを命じられながら、顔が醜かったので夜しか働かず、完成しなかったという逸話が残されています。


日本武尊白鳥陵



記紀には戦野に死んで魂の休まらなかった日本武尊は、白鳥となって三度羽根を休めたといい、その三ヶ所全てが白鳥陵とされています。この陵も少し舞い降りただけで、すぐに葛城山を越えて飛び去ったとの事です。


吉祥草寺





修験道の開祖役小角(役行者)誕生の地とされ、この寺は役小角の創建と伝えられ応永年間(1394~1427)の建立とされていますが、江戸時代に改築されています。
日本霊異記には、30歳で葛城山にわけ入って修業を始め呪力の向上に努めたといいます。






最後までご覧いただきありがとうございました。




昭和61年に設立された歴史と実績のあるウォーキング愛好者のグループ「奈良県歩け歩け協会」は、歩いて健康の維持や人と人の触れ合いの場を提供することを目的に活動しています。

「奈良県歩け歩け協会」では新規会員を募集しています。例会に体験参加(無料)や入会を希望される方は、例会当日に集合場所に直接お越し頂くか<yakuoji@gmail.com>までメールして下さい。