らくだやはおきらくだ

箕面の駄菓子屋「樂駄屋」日記

キッズ・カフェ 2回目も無事終了

2007-12-24 11:56:23 | キッズ・カフェ
キャンドルナイトはあいにくの雨でしたが、日曜のキッズ・カフェ当日はあたたかないいお天気でした。

今回のキッズ・カフェは前日からパンの仕込み。



キャンドルナイトでNICOのキッチンが使えないため、らいとぴあの調理実習室を借りて、パンとブラウニーをつくりました。鼓吹の忘年会と日程が重なってしまったため、参加は4人。40人分の小麦粉2.2kgを7人でこねるとして、一人約300g。それくらいなら大丈夫と踏んでいましたが、4人なら一人500g強。これは大人でも大変な量です。



それでも、日頃の根性発揮! 「このやろう!」とか罵詈雑言を吐きながら、なんとかこね上がりました。子どもたちには言っていませんが、これずいぶんしんどい作業だったと思います。

日頃の短気が嘘のよう。ハヅが気長にチョコを湯煎してかきまぜたブラウニーもおいしそうに焼き上がりました。




当日は、クラブ活動で参加できないマユを除いて全員が元気に集合。
今回のリーダーは年長のアヤ。学校のワーク体験でNICOも経験済みなので自信満々です…が。



2回目ともなると男の子たちの表情にも余裕が…?



地味に鍋をかき回し続けるカズ。



鍋の中身はクリームシチューでした。焦げ付かないようにかきまぜていたんですね。



前回カップルで来てくれた幼稚園年長さんが、お友達を連れてグループで来てくれました。



どんどんお客さんが入ってきて、デッキのこたつ席も埋まりました。ふたりに見えますが、ヒロキの影に隠れているのはリン。恥ずかしがるガラやないやろ。



キッチンも忙しくなってきました。



いつものメンバーも揃いました。にしても、両端はほんまにおどけた姉妹です。誰に似たんやろ。とくにユエはすることがチエの小さいときと一緒。チエの昔の写真、白目率80%です。誰に似たんやろ。



店内がほぼ満席になったところで、あれー、外になにかいる? みんなの視線の先にあるものは…。



「メリークリスマス!」と大声で叫びながら入ってきたのは、本日のサプライズ、サンタクロースです。



小さいお客さんは、ちょっとおっかなびっくりでサンタからプレゼントをもらいました。



ところでこのサンタ、手袋をしてます。手袋なしではすぐに正体がバレてしまうからなのですが、手を見ただけで特定できる個人って…? なんと、手にびっしり毛が生えている人…。その正体は、お婆さんに化けて赤ずきんちゃんをベッドで待つオオカミ…ではなく、某NPO代表のあの人です。



この日の最年少は写真右下の「ももは」ちゃん。門真から来てくれました。前回はお姉ちゃんと二人きりだったので泣いてしまいましたが、今回はたくさんのいとこたちと一緒なのでずっとごきげん。スタッフにも大人気でした。



今回もアンケートを書いてもらいましたが、おおむね好評。値段設定についての感想の中に「100000000000000000000円でもいいで~す!」と書いてくれていたお客さんがいたので、子どもたちは大喜び。誉められて、しんどかったことも忘れてしまったようです。ありがたい!

2回目ということで少々ダレ気味なシーンもありましたが、子どもたちはそれぞれよくがんばったと思います。特に今回リーダーを務めたアヤは、しっかり目配りをきかせるなど急成長を感じさせてくれました。自信をもったのか「うちなあ、中学卒業したらNICOで働くわ。チエちゃんええやろ?」と店長に迫っていました。

恒常的に続けていくなら、スタッフの交替、大人のサポート、利益の上げ方など課題もいろいろあるでしょうが、今の私の気持ちとしてはなんとかシステムをつくっていきたいです。まあ、キッズ・カフェが本当に地域に必要なものかどうか、地域の人たちと議論する必要もありそうですが…。教育支援プロジェクトと謳っている人たち、よろしくおねがいしますよ~!!

らくだ塾&キッズ・カフェ

2007-12-19 13:49:24 | キッズ・カフェ
告知が遅くなりましたが、土曜日のキャンドルナイトと日曜のキッズ・カフェの準備のため、今週金曜日の「らくだ塾」はお休みさせてもらいます。早くからわかっていたのに、ほんますませ~ん。

キッズ・カフェはまだ前売り券が少し残っています。「直前でええわ」と思っている方、売り切れごめんですので、お早めにご予約下さいね。

かずゆき兄、よろしくお願いしときますよ。

なんとなくかっこいいものできました

2007-12-15 19:52:29 | クラフト
あっと言う間に一週間。またまた「らくだ塾」の日になってしまいました。

今回は「空き缶で作るキャンドルスタンド」の予定でしたが、小さい子が参加するということで、空き缶は危険だと判断。急遽内容を変更して「ロウ細工のランタン」と「そのへんにあるもので作るリース」にしました。

平常営業の店内で、ごちゃごちゃチマチマ作業しています。お菓子を買いに来たんやけど「何をつくってるの?」と興味深げに作業を眺める子もいて、終始わいわいがやがや。落ち着いた雰囲気のアトリエとは言い難いのですが、これもまた楽しいものです。作業風景を撮ったつもりが、いきなり晋玄…。



作業台、せまっ!!





それでも、そこら辺の材料(NICOのハーブ畑からパクってきた、いえいえ「もらってきた」ハーブや赤くなってしまったシシトウ、使い倒して香りの抜けたポプリケースを解体して抜き出した葉っぱ、立ち枯れた雑草の茎とか)で、すてきなリースができました。ローズマリーの枝も挿したので、爽やかな香りが漂うリースです。

もうひとつのお製作は蝋細工。仏壇ろうそくのロウを溶かしてキャンドル用のランタンを作りました。まんまんちゃん、すんまへん。ロウ独特の質感で、ろうそくの明かりがとても柔らかくなるのです。クレヨンを削って色づけしたロウを内側にちょこっと流して…。いかがですか? 小さい子が作ったにしては上出来でしょう?



これは外側に葉っぱを張り付けたサエの作品。冷やし固める時間が長すぎて、壁が厚くなりすぎました。壁が厚いと丈夫ですけど、いまいち風情に欠けます。ぎりぎり薄いのが好き。



明るいところで見るとこんなかんじ。きれいでしょう? 薄い薄いフロストガラスみたいです。



ちょっとアップも。



私とサエが作ったものは、にこにこ堂のスマパンコーナーに展示してあります。作ってみたいかたはお気軽に作り方を聞きに来てくださいね。めっちゃ、簡単です。

金曜日には、ブレーン・ヒューマニティーという学生ボランティアが中心になって運営してはるNPOの事業局の方が、樂駄屋見学に来てくれはりました。阪神淡路大震災のころから、ボランティアで子どもたちへの学習指導や、不登校・ひきこもりなどの子どもたちへの遊びや学習の支援活動をしてはるとか。いやいや、若いのにほんまえらいなあ。頭が下がります。

地元・西宮で駄菓子屋を始めるための参考にということで、いろいろ樂駄屋の話をさせてもらいましたが、逆にこちらが教えられる事も多かったです。お菓子のメーカーや大型店舗と提携して、駄菓子のマーケティング・リサーチなどとバーターで、活動援助を受けたいとか…。その手があったかと感心しました。きちんとした事業としてプランを立てる…ということが身についてはるんです。いいですね。これからのNPOはそうでないとだめでしょう。まあ、いずれにせよ、私には無理っぽい?(ショーマ風、ごまかし語尾)

とても感じのいい若者お二人で、楽しい時間をすごさせてもらいました。調子に乗っていらんことばっかりおしゃべりしてたようにも思いますが…。康本さん、山口さん、がんばって駄菓子屋を実現させてくださいね。また気が向いたら芝樂にも遊びに来てください。



今日のおまけ話は、ユエ(来年から小学生)のつぶやきから

「きのう、すんごく嫌な夢みたよ。『バク動物園』てとこに行ったら、動物がバクしかいないんだよ。それでバクが夢食べてるとこを見てしまって、すごく嫌な気持ちになった。そのあとユエは道
に寝てたし」

夢を食べるという動物「バク」の夢を見て、その夢の中でバクが夢を食べている…?非常にシュールな話で、気に入りましたね~。ユエの頭の中には、そういうおもしろネタがいっぱい詰まってそうです。ピュアで結構へんてこりんなユエの脳味噌万歳!!

「らくだ塾」開講!

2007-12-08 18:13:18 | 駄菓子屋


おでんの香りが充満した樂駄屋店内で、第1回目のらくだ塾を開きました。

本日のお題(?)は紙粘土で作る「恐い・悪い顔のサンタ&スノーマン」。下の写真は三絵先生の作品です。サンタの帽子は脱げるようになっていて、帽子をとると頭つるっつる! いやな顔ですが笑えます。



本日の中心メンバーは幼稚園児のこの方々。始まる前からテンション上がりっぱなしで、製作に入ってからは沸騰寸前。大声で歌ったりしながら、すごく楽しそうです。




外が薄暗くなってきました。幼稚園組はそろそろ作業に飽きてきたかな? しかし外から見ると、ほんまに昭和な風景ですな。



「リンも作ったら?」と三絵に言われても、ひたすら「ヨーちゃん、ほんまに図工得意やからね」と兄を褒めちぎることでごまかしていたリン。絵を描くのは好きなのにな~。



まあリンが誉めるのも当然で、ヨーちゃんは手先がとても器用です。ドラえもんのサンタをちょちょいのちょい。




他の子たちの作品もできあがりました。テーマ通り、十分恐い顔です。



いつもならカードやお菓子のゴミで散らかっているテーブルも今日はこの通り。アトリエっぽいでしょう。幼稚園児は絵の具に興奮してかなり机上が乱れたようです。



顔も乱れてたわ。




「キッズ・カフェ」「らくだ塾」そして「おでん」

2007-12-01 14:13:25 | キッズ・カフェ
ずいぶん寒くなってきましたね。コンテナの底冷えが辛い季節の到来です。

例によって告知が遅くなりましたが、第2回キッズ・カフェのおしらせです。前回来てくださった方々にはDMでご案内しましたが、日時は12月23日の日曜日。時間は正午から午後2時の間です。クリスマスの直前ということで、お料理は「クリスマス・ランチ・プレート」です。当日はクリスマスらしいサプライズも用意していますので、ぜひご来店下さい。幼稚園年長組さんのグループから、早々とご予約をいただきました。ありがとうございます。他にもお問い合わせやお申し込みをぱらぱらといただいていますので、今回も前売り券はソールド・アウトの可能性大です。ご予約はお早めにお願いします。前売り券は樂駄屋、NICO、地域協の事務所で販売しています。お忙しい方や遠方の方などは電話かメールでお申し込みいただくと、チケットを確保しておきます。当日、樂駄屋で精算ということになりますので、よろしくお願いします。文字が小さいので画像を大きくしてポスターを掲載しておきます。



もう一つのご案内は「らくだ塾」の開講です。樂駄屋の店内で毎週金曜日の午後に、クラフトやアートで一緒に遊ぶ会を始めます。前からやりたかったことなのですが、なにせ店が狭いので講座を開きようにも人が入れない。なんとかスペースを確保できないかと思っていましたが、まあ駄菓子の営業もしながら、遊びとしてやってみるなら少人数でもいいかなと、こぢんまりのスタートです。テーブルも狭いので、制作のコンセプトは「ちまちま作る」ということにしました。毎回、ちょっとおもしろいもの、かわいいもの、なかなかセンスがええやないかというもの…などなど、頭をひねって企画しますので、ぜひいっしょに楽しみましょう。大人も子どもも参加できます。もちろん親子でのご参加も大歓迎です。この塾の目標は「にこにこ堂で売れるほどクオリティの高いものを作る」ことです。うわー、大丈夫かな~。第1回目は12月7日(金)。ナビゲーターはSTUDIO BOXチーフ見習いデザイナーの三絵画伯です。紙粘土で「恐い悪い顔のサンタとスノーマン」を作ります。一番悪い顔のサンタを作った人が優勝です(なんのコンテスト?) こちらは当日ぶらりと遊びに来てくださってもいいのですが、大人なら4人しか座れませんので、お電話で予約いただいた方が確実です。参加費は材料代100円のみ。道具も材料も全部こちらで用意させていただきます。下のポスターはNICOに掲示したものですので、申込先がNICOになっていますが、もちろん樂駄屋でも予約を受け付けています。




樂駄屋の「おでん」が復活しました。去年は大赤字の恐怖と忙しさに負けておでんは省略(!)という冬でしたが、今年はやります! 子どもたちからのリクエスト、めっちゃ多いんですわ、おでん。しみじみ冬の夕方を味わいたいとき、ちょっとほっこりしたいとき、樂駄屋のおでんは格別やからね~、と自画自賛。今日からやってますので、いっぺん食べに来たってくださいね。50円均一です。(値上げしたやろって?ふふふ、ちょこっとこっそり値段を上げました。以前の値段30円ではあまりにも辛い!!牛スジなんぞ原価50円以上やったもんね…。そのかわりネタは大きくなりましたぞ!) 朝から家で仕込んで、結構大変な手間なのですが、子どもたちの喜ぶ顔が見たいのでがんばります。でも一番喜ぶのは子どもたちぢゃなくて、ヤスカルかも。夕飯当番のとき、手抜きしたいがために樂駄屋のおでんを買い占めに来るんやから。わたしゃ、おっさんの喜ぶ顔見るためにがんばっているのではござんせん。 おでんに、玉せん、ブタ麺…なかなか充実のラインアップになってきましたで~。これであとは魚肉ソーセージと缶詰め、ビールと焼酎置いたら駄菓子バーできますね。駄菓子バーというより駄菓子酒場かな。週一でやろうかな。でも誰も来~ひんかったら寂しいし寒いな。誰か来てくれますか?