今まで観て来た名勝負のうちから、今後に語り継いで行きたいと思う試合を書いて行きたいと思います。まず最初は、１９８１年１月１５日後楽園ホールで行なわれたＡＷＡ世界ヘビー＆ＰＷＦ認定ヘビーのダブルタイトルマッチ〈ＡＷＡ王者〉バーン・ガニアＶＳ〈ＰＷＦ王者〉ジャイアント馬場の試合です。この試合は、この年のベストバウトに選ばれた試合です。ジャイアント馬場３０００試合連続出場突破記念試合として行なわれた一戦は、白熱した好勝負になった。ジャイアント馬場のジャンピングネックブリーカーがずばりと決まり、１本目を取ったが２本目はガニアのスリーパーで取られ、勝負の３本目。お互いの力を真っ向から出した勝負は、場外リングアウトになり引き分け裁定になった。今のファンなら怒るかも知れないが、素晴らしい内容なのでこれはこれでＯＫだと思う。ガニアのスリーパーは今観ても戦慄が走るスリーパーだ。
