予約多数でやっと順番が回ってきた2冊。
この「日本語が滅びるとき」を読むと、日本語を読むことが出来る
という能力は世界の知にアクセスするのに近代では大変役に立ってき
ていたんだなあ、それというのも近代の日本人が頑張ってイギリスや
フランスドイツなど当時進んでいた国々の言葉を日本語に翻訳してく
れていたからなんだなあという感慨を深くし、近代の日本人に頭が下
がりました。
慶應義塾大学の創設者である福沢諭吉のまず長崎でオランダ語を昼
夜問わず、時には教室の柱に座ったまま体を預けて寝たりしながら必
死に学び、そのオランダ語を試そうと江戸へ出てみて、実際必要なの
は英語だと分かると今度は英語を必死で身に着けるというエピソード
にも感心しましたが、その大変な事は想像を絶しますが、情熱や集中
力少しうらやましくもあります。
近代がある意味日本語にとっては幸せな時代であったこと、そうい
う視点で日本近代文学を見たことが無かったので、あたりまえにあっ
た夏目漱石をまた読みたい、まだ読んでいなかった二葉亭四迷の「浮
雲」、幸田文の「きもの」を読もうと思いました。
この「日本語が滅びるとき」を読むと、日本語を読むことが出来る
という能力は世界の知にアクセスするのに近代では大変役に立ってき
ていたんだなあ、それというのも近代の日本人が頑張ってイギリスや
フランスドイツなど当時進んでいた国々の言葉を日本語に翻訳してく
れていたからなんだなあという感慨を深くし、近代の日本人に頭が下
がりました。
慶應義塾大学の創設者である福沢諭吉のまず長崎でオランダ語を昼
夜問わず、時には教室の柱に座ったまま体を預けて寝たりしながら必
死に学び、そのオランダ語を試そうと江戸へ出てみて、実際必要なの
は英語だと分かると今度は英語を必死で身に着けるというエピソード
にも感心しましたが、その大変な事は想像を絶しますが、情熱や集中
力少しうらやましくもあります。
近代がある意味日本語にとっては幸せな時代であったこと、そうい
う視点で日本近代文学を見たことが無かったので、あたりまえにあっ
た夏目漱石をまた読みたい、まだ読んでいなかった二葉亭四迷の「浮
雲」、幸田文の「きもの」を読もうと思いました。
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